【アロマキャンドル】9つの正しい使い方で長く美しく楽しもう
2024/11/04
「アロマキャンドルの正しい使い方を知りたい!」
「どうやって使えば、長くきれいに楽しめるんだろう…。」
「アロマキャンドルを安全に使うポイントは?」
意外と知られていないアロマキャンドルの正しい使い方。
アロマキャンドルは、ポイントをおさえて正しく使うことで、安全に長く楽しむことができます。
本記事では、
- 知っておきたい正しい使い方9つ
- アロマキャンドルの種類や特徴
- アロマキャンドルの楽しみ方4選
を解説します。
記事の後半では、自分だけのオリジナルキャンドルを作ってみたいという方向けに、キャンドルの基本が一通り学べるプロの講座も紹介。
アロマキャンドルの灯りや香りに癒しを求めている方、オリジナルのアロマキャンドルを作ってみたいと考えている方の参考になれば幸いです。
目次
こんなことがわかります
- アロマキャンドルの正しい使い方
- アロマキャンドルの楽しみ方
- プロから学べるおすすめの講座
こんな方におすすめ
- キャンドルを正しく安全に使いたい方
- アロマキャンドルを楽しみたい方
- アロマキャンドルを作ってみたい方
アロマキャンドルとは?
アロマキャンドルは、優しい灯りと心地良い香りを楽しむためのアイテムです。
ロウやワックスにキャンドル専用の香料やエッセンシャルオイル(精油)を混ぜて制作し、火を灯すと香りがふわっと部屋中に広がります。
キャンドルには消臭効果があり、火を灯すことで空気中に漂うにおいを無くしてくれますが、アロマキャンドルは置いておくだけでもほのかな香りを楽しめるため、使う場所を選ばないのも魅力の1つ。
頑張った自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントとしても大変人気のあるキャンドルです。
earth candle「クリスタルグラスキャンドルの作り方」
アロマキャンドルの正しい使い方9つ
アロマキャンドルを安全に、そして長くきれいに楽しむためには正しい使い方を理解することが重要です。
なぜなら、キャンドルの使用方法や火のつけ方・消し方で、キャンドルの消費具合や香り方が変わってしまうからです。
そこで本章では、使う前に知っておきたいアロマキャンドルの正しい使い方を9つ紹介します。
【アロマキャンドルの正しい使い方】
- 容器やホルダーは耐熱性のものを
- 置き場所を考える
- キャンドルの包装やシールをはがす
- アロマキャンドルの芯の長さを調整する
- 1時間以上火をつける
- 換気をこまめにする
- 道具を使って火を消す
- アロマキャンドルの捨て方
- 丁寧に保管して長持ちさせよう
大西博之「アロマ&ボタニカルキャンドルの作り方」
使い方1:容器やホルダーは耐熱性のものを
アロマキャンドルの容器やホルダーは、必ず耐熱性のものを使用しましょう。
耐熱性素材のものでも、中には長い燃焼時間に耐えられず溶けてしまったり、薄くて設置場所を焦がしたりしてしまうことも。
心配な場合には、キャンドル専用の受け皿やホルダーを用意すると安心です。
使い方2:置き場所を考える
アロマキャンドルは、エアコンなどの風が当たらない平らな場所に置いてください。
エアコンなどの風が当たると、キャンドルの燃え方が不均一になったりロウの消費を早めてしまったりします。
また、万が一キャンドルが倒れても周囲に燃え移らないよう、コンセントやカーペット、カーテンなどの燃えやすい物から離して置きましょう。
香りをより広げたいときには、アロマキャンドルを風通しの良い場所に置くのがおすすめです。
使い方3:キャンドルの包装やシールをはがす
購入したアロマキャンドルには、包装のビニールやシールなどが付着している可能性があります。
ビニールをはがし忘れたまま点火してしまうと有害物質を発生してしまうことがあり、シールが付着したままだと引火の恐れもあります。
販売されているキャンドルを使用する場合は、包装材のはがし忘れがないかどうか、キャンドルの胴体から底部分までしっかりと確認しましょう。
使い方4:アロマキャンドルの芯の長さを調整する
アロマキャンドルの芯の長さは、芯の根元から1〜2cm程度の長さに保つようにしましょう。
芯が長すぎると、火が上がりすぎて危険です。
反対に、芯が短すぎるとアロマキャンドルに点火をしてもすぐに消えてしまうことがあるため、芯の周りのロウを削り、芯を少し長くしてみましょう。
芯の長さを整えたら、芯の根元に着火してください。先端ではなく根元に火をつけることでロウが速やかに溶けるため、芯のにおいやすすを気にすることなくアロマの香りを存分に楽しむことができます。
TOKYO CANDLE 大森ケンイチ「はじめてのキャンドル入門コース」
使い方5:1時間以上火をつける
アロマキャンドルは、短時間で火を消さないようにしましょう。
短い時間でつけたり消したりを繰り返すと『トンネル現象』といって、キャンドルの中央部分だけが溶けてくぼみ、元の状態に戻りづらくなってしまいます。
1回の点火時間を1時間以上にすることで、キャンドルの表面が均一に溶けてトンネル現象を防ぐことができるため、アロマキャンドルを最後まで楽しむことができます。
earth candle「押し花アロマキャンドルの作り方(文字入れレッスンなし)」
使い方6:換気をこまめにする
アロマキャンドル点火時は、必ず換気が必要です。
なぜなら、換気をせずにアロマキャンドルを使い続けると、酸欠状態になり一酸化炭素中毒になる危険性があるためです。
換気扇のある部屋では必ず回しながら使用し、換気扇のない部屋では狭い空間の場合は30分に1回、広いリビングなどでも2時間に1回は窓を開け、換気を忘れないようにしましょう。
使い方7:道具を使って火を消す
アロマキャンドルの火を消すときは、火を息で吹き消したり水をかけたりせず、専用の道具(スナッファー)やピンセット、割り箸などを使いましょう。
道具を使って点火している芯を倒し、溶けたロウに芯を浸して火を消します。スナッファーを使用する場合は、上からそっと芯にかぶせるだけで大丈夫です。
こうすることで、ニオイや煙もなく火を消し、アロマが香る空間を保つことができます。火を消した後は、芯をピンセットなどを使って立てておくと、次に使うときも点火しやすく快適です。
TOKYO CANDLE 大森ケンイチ「はじめてのキャンドル入門コース」
TOKYO CANDLE 大森ケンイチ「はじめてのキャンドル入門コース」
使い方8:アロマキャンドルの捨て方
キャンドルがグラスや容器に入っているタイプのものは、使用後のグラス内にロウが残ってしまうことも。
捨てる際は、以下の手順でグラスをきれいにしてから処分しましょう。
【手順】
①アロマキャンドルの火を消す
②容器に熱湯を注ぎロウを溶かす
③ナイフやスプーンなどで残ったロウを取り除く
使い方9:丁寧に保管して長持ちさせよう
アロマキャンドル使用後は、正しい方法で保管しましょう。保管時の注意点は以下の通りです。
【キャンドルの保管時に注意すること】
- 高温多湿の場所を避ける
- 直射日光が当たらないように
- 平らで安定した場所
- 密閉して保管(可能であれば)
カバーのない状態で保管すると、せっかくの香り成分が飛んでしまったり、ホコリをかぶり点火時に嫌なニオイを発したりすることがあります。
フタやケースがある場合は密閉して保管し、良い香りをより長く楽しみましょう。
Cocovela aico「クリアラメドットキャンドルの作り方」
アロマキャンドルの種類と特徴
アロマキャンドルにはさまざまな種類があり、素材や形状、香り、効果によって特徴が異なります。
自分の好みや目的に合わせて、お気に入りのキャンドルを選びましょう。
自分の好みや目的に合わせて、お気に入りのキャンドルを選びましょう。
Natural aroma life「アロマキャンドルを作る時に知っておきたい精油の知識と使い方①」
【素材】
アロマキャンドルの素材には、以下のようなものがあります。
・パラフィンワックス
一般的で安価。燃焼時に煙が少なく、香りの拡散が良い
・蜜蝋(みつろう)
・ソイ(大豆)ワックス
環境に優しく、燃焼時間が長い。自然由来で煙が少ない
【形状】
アロマキャンドルの形状は、用途や雰囲気に合わせて選べます。
【アロマキャンドルで人気のある形状】
【アロマキャンドルで人気のある形状】
- ピラー型:円柱形で自立しそのままでも使える
- ティーライト型:小さくて扱いやすく短時間の使用に適している
- ジャー型:ガラス容器に入っており、安全性が高い
- ボール型:球形のキャンドル
- テーパー型:ろうそく型のキャンドル など
earth candle「アロマジェルボタニカルキャンドルの作り方」
【香り】
香りの種類によって、さまざまな効能があります。
【アロマキャンドルで好まれる香り】
【アロマキャンドルで好まれる香り】
- ペパーミントやローズマリー:清涼感・爽快感で集中できる
- レモンやグレープフルーツ:気分がスッキリする
- ローズやジャスミン:幸福感をもたらす
- ラベンダー:不安や緊張をゆるめてリラックス
- レモングラスやミント:消臭効果が高い
- ・ジンジャー、ブラックペッパー:体を温める・血行促進 など
お部屋を癒しの空間にしたい場合はラベンダー、リフレッシュできる空間にしたい場合はグレープフルーツなど、香りからもたらされる雰囲気をイメージしながらセレクトしてみましょう。
「アロマキャンドルを作るための精油の知識②〜ブレンド編〜」
「アロマキャンドルを作るための精油の知識②〜ブレンド編〜」
アロマキャンドルの楽しみ方
アロマキャンドルには『お部屋で火を灯す』以外にもさまざまな楽しみ方が。
【アロマキャンドルの楽しみ方】
- プレゼントとして
- インテリアとして
- お風呂で
- 創作活動として
- その他の楽しみ方
Cocovela aico「ハーブソイアロマキャンドルの作り方」
1.プレゼントとして
アロマキャンドルは、誕生日や記念日などのプレゼントとして人気があります。相手の好みや目的に合わせて、香りやデザインを選ぶのがおすすめです。
例えば、
リラックスしたい人に:ラベンダーやカモミールなどの香り
リラックスしたい人に:ラベンダーやカモミールなどの香り
集中したい人に:ローズマリーやレモンなどの香り
安眠したい人に:ラベンダーやゼラニウムなどの香り
などを選ぶと良いでしょう。また、プレゼントのシーンによってデザインにもこだわると、より特別感のあるプレゼントになります。
2.部屋のインテリアとして
選んだ香りやデザインが部屋の雰囲気を変え、リラックスした空間を作り出してくれます。
シンプルなデザインのキャンドルホルダーに入れてお部屋に飾るだけでも、いつもとちがったおしゃれな雰囲気に。自分なりの楽しみ方を見つけて、心地良い空間にしましょう。
置いておくだけでも楽しめる『アロマワックスサシェ』も人気です。
【簡単なサシェの作り方】ほんのり優しい香りに癒されよう
【簡単なサシェの作り方】ほんのり優しい香りに癒されよう
earth candle「押し花アロマサシェの作り方」
3.お風呂で
アロマキャンドルを浴室に置いて、お風呂を気持ち安らぐリラックスタイムにするのもおすすめです。
お湯を張る前にアロマキャンドルを焚いておくと、お風呂場全体にいい香りが広がってよりリラックスできます。
また、アロマオイルをアロマキャンドルにたらして、さらに香りを深めるのも良いでしょう。お風呂は密室空間になるため、点火の際には窓を開けたり換気扇を回すことを忘れずに。
earth candle「クリスタルグラスキャンドルの作り方」
earth candle「クリスタルグラスキャンドルの作り方」
4.創作活動として
アロマキャンドルの楽しみ方の1つとして、『自分で作る』という方法もあります。
店頭やオンラインショップに並ぶアロマキャンドルを見て、「見た目は好みだけど、香りはこっちの方がいいな…」「デザインは自分で考えたい!」と思ったことがある方もいるのでは。
理想にぴったり合うアロマキャンドルに出会うには、『好き』を詰め込んで手作りしてみるのもおすすめです。
アロマキャンドルの簡単な作り方は、こちらの記事で紹介しています。
「本格的に作ってみたい!」という方には、オンライン講座も人気です。
5.その他の楽しみ方
アロマキャンドルは、さまざまなシーンで楽しむことができます。
例えば、
- 読書や音楽を聴くとき
- 食前やパーティーで
- 映画鑑賞のおともに
- ヨガや瞑想をするとき
- 家事や仕事の合間に
- 部屋の消臭として
- 寝る前のリラックスタイムに など
日々の生活の中に気軽にキャンドルを取り入れることで、あなたの大切な自由時間を充実した癒しタイムにすることができるでしょう。
Favori candle「灯すとメッセージが出てくるアロマキャンドルの作り方 」
Favori candle「灯すとメッセージが出てくるアロマキャンドルの作り方 」
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アロマキャンドルは、リラックスタイムの癒しアイテムにしたり、大切な人にプレゼントしたりとさまざまな楽しみ方があります。
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アロマキャンドルでおうち時間を至福のリラックスタイムへ
お部屋でのリラックスタイムや少し特別な夜の演出に、アロマキャンドルは最適なアイテムです。
初心者さんでも使い方のポイントを押さえれば、癒しの香りを長くきれいに楽しめます。
ぜひお気に入りのアロマキャンドルを見つけて、心和む贅沢な時間を味わってみてください。
ぜひお気に入りのアロマキャンドルを見つけて、心和む贅沢な時間を味わってみてください。
「こんなアロマキャンドルがあったらいいな」と思った方は、ご自身の理想にぴったりのアロマキャンドルを作って、日々の疲れを癒す心地よいリラクゼーションタイムを過ごしてみるのもおすすめです。
candle craft Mellow「Dripping aroma candleの作り方」