【アロマキャンドル】8つの正しい使い方で長く美しく楽しもう
2024/01/19
意外と知られていないアロマキャンドルの正しい使い方。
アロマキャンドルは、正しく使うことで安全に長く楽しむことができます。
本記事では、アロマキャンドルの種類や特徴、知っておきたい正しい使い方8つ、アロマキャンドルの楽しみ方4選を解説します。
記事の後半では、自分だけのオリジナルキャンドルを作ってみたいという方向けに、キャンドルの基本が一通り学べるプロの講座も紹介。
目次
こんなことがわかります
- アロマキャンドルの正しい使い方
- アロマキャンドルの楽しみ方
- プロから学べるおすすめの講座
こんな方におすすめ
- キャンドルを正しく安全に使いたい方
- アロマキャンドルを楽しみたい方
- アロマキャンドルを作ってみたい方
アロマキャンドルとは?
アロマキャンドルは、優しい灯りと心地良い香りを楽しむためのアイテムです。
ロウやワックスにキャンドル専用の香料やエッセンシャルオイル(精油)を混ぜて制作し、火を灯すと香りがふわっと部屋中に広がります。
置いておくだけでもほのかな香りを楽しめるため、使う場所を選ばないのも魅力の1つ。頑張った自分へのご褒美や、大切な人へのプレゼントとしても大変人気のキャンドルです。
earth candle「クリスタルグラスキャンドルの作り方」
アロマキャンドルの種類と特徴
アロマキャンドルにはさまざまな種類があり、素材や形状、香り、効果によって特徴が異なります。
自分の好みや目的に合わせて、お気に入りのキャンドルを選びましょう。
自分の好みや目的に合わせて、お気に入りのキャンドルを選びましょう。
Natural aroma life「アロマキャンドルを作る時に知っておきたい精油の知識と使い方①」
【素材】
アロマキャンドルの素材には、以下のようなものがあります。
・パラフィンワックス
一般的で安価。燃焼時に煙が少なく、香りの拡散が良い
・蜜蝋(みつろう)
自然な甘い香り。空気を浄化する効果があるとされる
・ソイ(大豆)ワックス
環境に優しく、燃焼時間が長い。自然由来で煙が少ない
【形状】
アロマキャンドルの形状は、用途や雰囲気に合わせて選べます。
・ピラー型
円柱形で自立しそのままでも使える
・ティーライト型
小さくて扱いやすく短時間の使用に適している
・ジャー型
ガラス容器に入っており、安全性が高い
・ボール型
球形のキャンドル
・テーパー型
ろうそく型のキャンドル
earth candle「アロマジェルボタニカルキャンドルの作り方」
・ピラー型
円柱形で自立しそのままでも使える
・ティーライト型
小さくて扱いやすく短時間の使用に適している
・ジャー型
ガラス容器に入っており、安全性が高い
・ボール型
球形のキャンドル
・テーパー型
ろうそく型のキャンドル
earth candle「アロマジェルボタニカルキャンドルの作り方」
【香り】
香りの種類によって、さまざまな効能があります。
- ペパーミントやローズマリー:清涼感・爽快感で集中できる
- レモンやグレープフルーツ:気分がスッキリする
- ローズやジャスミン:幸福感をもたらす
- ラベンダー:不安や緊張をゆるめてリラックス
- レモングラスやミント:消臭効果が高い など
アロマキャンドルの正しい使い方8つ
アロマキャンドルを安全に、そして長くきれいに楽しむために正しい使い方は重要です。
本章では、使う前に知っておきたいアロマキャンドルの正しい使い方を8つ紹介します。
【アロマキャンドルの正しい使い方】
1.容器やホルダーは耐熱性のものを
2.置き場所を考える
3.アロマキャンドルの芯の長さを調整する
4.1時間以上火をつける
5.換気をこまめにする
6.道具を使って火を消す
7.アロマキャンドルの捨て方
8.丁寧に保管して長持ちさせよう
大西博之「アロマ&ボタニカルキャンドルの作り方」
1.容器やホルダーは耐熱性のものを
アロマキャンドルの容器やホルダーは、必ず耐熱性のものを使用しましょう。
耐熱性素材のものでも、中には長い燃焼時間に耐えられず溶けてしまったり、薄くて設置場所を焦がしたりしてしまうことも。心配な場合には、キャンドル専用の受け皿やホルダーを用意すると安心です。
2.置き場所を考える
アロマキャンドルは、エアコンなどの風が当たらない平らな場所に置いてください。
エアコンなどの風が当たると、キャンドルの燃え方が不均一になったりロウの消費を早めてしまったりします。
また、万が一キャンドルが倒れても周囲に燃え移らないよう、コンセントやカーペット、カーテンなどの燃えやすい物から離して置きましょう。
香りをより広げたいときには、アロマキャンドルを風通しの良い場所に置くのがおすすめです。
また、万が一キャンドルが倒れても周囲に燃え移らないよう、コンセントやカーペット、カーテンなどの燃えやすい物から離して置きましょう。
香りをより広げたいときには、アロマキャンドルを風通しの良い場所に置くのがおすすめです。
3.アロマキャンドルの芯の長さを調整する
アロマキャンドルの芯の長さは、芯の根元から1〜2cm程度の長さに保つようにしましょう。
芯が長すぎると、火が上がりすぎて危険です。
反対に、芯が短すぎるとアロマキャンドルに点火をしてもすぐに消えてしまうことがあるため、芯の周りのロウを削り、芯を少し長くしてみましょう。
TOKYO CANDLE 大森ケンイチ「はじめてのキャンドル入門コース」
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4.1時間以上火をつける
アロマキャンドルは、短時間で火を消さないようにしましょう。
短い時間でつけたり消したりを繰り返すと『トンネル現象』といって、キャンドルの中央部分だけが溶けてくぼみ、元の状態に戻りづらくなくなってしまうためです。
1回の点火時間を1時間以上にすることで、トンネル現象を防ぐことができ、アロマキャンドルを最後まで楽しむことができます。
earth candle「押し花アロマキャンドルの作り方(文字入れレッスンなし)」
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5.換気をこまめにする
アロマキャンドル点火時は、必ず換気が必要です。
なぜなら、換気をせずにアロマキャンドルを使い続けると、酸欠状態になり一酸化炭素中毒になる危険性があるためです。
狭い部屋やお風呂などでは30分に1回、広いリビングなどでも2時間に1回は窓を開けたり換気扇を回したりなどして換気をしましょう。
6.道具を使って火を消す
アロマキャンドルの火を消すときは、火を息で吹き消したり水をかけたりせず、専用の道具(スナッファー)やピンセット、割り箸などを使いましょう。
道具を使って点火している芯を倒し、溶けたロウに芯を浸して火を消します。
こうすることで、ニオイや煙もなく火を消すことができます。
火を消した後は、芯をピンセットなどを使って立てておくと、次に使うときも点火しやすく快適です。
7.アロマキャンドルの捨て方
キャンドルがグラスや容器に入っているタイプのものは、使用後のグラス内にロウが残ってしまうことも。
捨てる際は、以下の手順でグラスをきれいにしてから処分しましょう。
【手順】
①アロマキャンドルの火を消す
②容器に熱湯を注ぎロウを溶かす
③ナイフやスプーンなどで残ったロウを取り除く
8.丁寧に保管して長持ちさせよう
アロマキャンドル使用後は、正しい方法で保管しましょう。保管時の注意点は以下の通りです。
【保管時に注意すること】
- 高温多湿の場所を避ける
- 直射日光が当たらないように
- 平らで安定した場所
- 密閉して保管(可能であれば)
カバーのない状態で保管すると、せっかくの香り成分が飛んでしまったり、ホコリをかぶり点火時に嫌なニオイを発したりすることがあります。
フタやケースがある場合は、密閉しておくことでより香りを長く楽しめます。
Cocovela aico「クリアラメドットキャンドルの作り方」
フタやケースがある場合は、密閉しておくことでより香りを長く楽しめます。
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アロマキャンドルの楽しみ方
アロマキャンドルには『お部屋で火を灯す』以外にもさまざまな楽しみ方があります。
【アロマキャンドルの楽しみ方】
1.プレゼントとして
2.インテリアとして
3.お風呂で
4.その他の楽しみ方
1.プレゼントとして
アロマキャンドルは、誕生日や記念日などのプレゼントとして人気があります。相手の好みや目的に合わせて、香りやデザインを選ぶのがおすすめです。
例えば、
リラックスしたい人に:ラベンダーやカモミールなどの香り
集中したい人に:ローズマリーやレモンなどの香り
安眠したい人に:ラベンダーやゼラニウムなどの香り
などを選ぶと良いでしょう。また、プレゼントのシーンによってデザインにもこだわると、より特別感のあるプレゼントになります。
2.インテリアとして
選んだ香りやデザインが部屋の雰囲気を変え、リラックスした空間を作り出してくれます。
シンプルなデザインのキャンドルホルダーに入れてお部屋に飾るだけでも、いつもとちがったおしゃれな雰囲気を演出することができます。
3.お風呂で
アロマキャンドルを浴室に置いて、お風呂をリラックスタイムにするのもおすすめです。
お湯を張る前にアロマキャンドルを焚いておくと、お風呂場全体にいい香りが広がってよりリラックスできます。
また、アロマオイルをアロマキャンドルにたらして、さらに香りを深めるのも良いでしょう。
また、アロマオイルをアロマキャンドルにたらして、さらに香りを深めるのも良いでしょう。
4.その他の楽しみ方
アロマキャンドルは、さまざまなシーンで楽しむことができます。
例えば、
- 読書や音楽を聴くとき
- ヨガや瞑想をするとき
- 家事や仕事の合間に
- 部屋の消臭として
- 寝る前のリラックスタイムに など
日常の中に取り入れることで、リラックスや癒しの効果が得られます。
アロマキャンドルを手作りしてみませんか?
アロマキャンドルは、リラックスタイムの癒しアイテムにしたり、大切な人にプレゼントしたりとさまざまな楽しみ方があります。
そんな魅力たっぷりのアロマキャンドルを、手作りしてみるのはいかがでしょうか。
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必要な材料はご自宅に一式お届けするので、準備の手間なくスタートできるのも魅力的。いつでもどこでも学べるので、忙しい方も自分のペースで学べます。
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アロマキャンドルでおうち時間を至福のリラックスタイムへ
自宅でのリラックスタイムや少し特別な夜の演出に、アロマキャンドルは最適なアイテムです。
初心者さんでも使い方のポイントを押さえれば、癒しの香りを長くきれいに楽しめます。
ぜひお気に入りのアロマキャンドルを見つけて、心和む時間を味わってみてください。
「こんなアロマキャンドルがあったらいいな」と思った方は、ご自身の理想にぴったりのアロマキャンドルを作って、日々の疲れを癒す心地よいリラクゼーションタイムを過ごしてみるのもおすすめです。
candle craft Mellow「Dripping aroma candleの作り方」