【100均で】透明感あふれるジェルキャンドルの作り方を紹介
2025/06/19
キャンドルにはアロマキャンドルやソイキャンドルなど種類が豊富ですが、なかでもジェルキャンドルはその透明感と輝きで多くの人から注目されています。
ゼリーのように透き通った美しさを持つのが特徴で、インテリアやプレゼントにも最適なハンドメイドアイテムです。
ゼリーのように透き通った美しさを持つのが特徴で、インテリアやプレゼントにも最適なハンドメイドアイテムです。
この記事では、さまざまな種類のキャンドルの中でも特に初心者の方が手作りしやすい「ジェルキャンドル」の作り方と楽しみ方をやさしく解説します。
100均の材料でも気軽に作れるので、この記事で必要な材料やアレンジ方法、手作りをワンランク上の仕上がりにする方法をチェックして、あなただけのオリジナルジェルキャンドルを作ってみてください。
目次
■ジェルキャンドルとは?魅力と特徴を徹底解説
この記事で詳しくわかること

・ジェルキャンドルの基本的な作り方
・今話題のジェルキャンドルのアレンジ方法
・ジェルキャンドル作りの材料や絶対に知っておきたい注意点
・今話題のジェルキャンドルのアレンジ方法
・ジェルキャンドル作りの材料や絶対に知っておきたい注意点
こんな方におすすめ

・キャンドル作りが初めての初心者
・安全にジェルキャンドルを手作りしたいと考えている方
・おしゃれなアレンジやワンランク上のジェルキャンドル作りを習得したい方
・安全にジェルキャンドルを手作りしたいと考えている方
・おしゃれなアレンジやワンランク上のジェルキャンドル作りを習得したい方
ジェルワックスを使用した透明感抜群のキャンドル

ジェルキャンドルとは、透明度の高い専用のジェルワックスを溶かして作るキャンドルです。一般的なワックスは液状で透明でも、冷えて固まると白く濁りますが、ジェルワックスは冷めても透明なままで固まります。
さらに、“ジェル”ならではのぷるぷるとした柔らかさも特徴です。透明なジェルの中に装飾を入れ込むことで、涼しげでおしゃれな雰囲気を演出できます。中に入れた素材がしっかり見えるので、個性的なキャンドルを作りたい方にも人気です。
アレンジ自在!ギフトにもぴったりのジェルキャンドル

ジェルワックスは透明度が非常に高く、中に封入したアイテムや色彩を活かしたアレンジが楽しめるのがポイントです。後ほど詳しくご紹介しますが、例えばドライフラワーや貝殻を封入すればボタニカルキャンドルやマリンキャンドルとしても楽しめます。
他にも、色付けしたり気泡をデザインに活かすなど、自由自在なアレンジが可能。思い出のアイテムを閉じ込めてオリジナル感を出せるので、誕生日や記念日のプレゼントとしても大人気です。
■プチプラ&簡単!ジェルキャンドルの作り方

透明感が美しいジェルキャンドルは一見ハードルが高そうですが、実は100円ショップの材料でも簡単に作成可能。ここでは、ジェルキャンドルの基本的な作り方と必要な道具・材料を詳しく紹介します。
ジェルキャンドル作りに必要な材料一覧

ジェルキャンドルに必要な材料を以下にまとめました。
【ジェルキャンドル作りに必要な材料】
【ジェルキャンドル作りに必要な材料】
・キャンドル用ジェルワックス
・耐熱性のガラス容器または瓶キャンドル芯
・お好みのオブジェ(燃えにくい素材がおすすめ)
・割りばし
・IHヒーター
・ホーロー鍋
・電子温度計
キャンドル用のジェルワックスは手芸用品店やネット通販のほか、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入できます。容量が少なめなので複数個用意しておくと良いでしょう。
ジェルワックスは沸騰しないように加熱し、必ず電子温度計で温度管理をしながら安全に溶かしてください。
・耐熱性のガラス容器または瓶キャンドル芯
・お好みのオブジェ(燃えにくい素材がおすすめ)
・割りばし
・IHヒーター
・ホーロー鍋
・電子温度計
キャンドル用のジェルワックスは手芸用品店やネット通販のほか、ダイソーやセリアなどの100円ショップでも購入できます。容量が少なめなので複数個用意しておくと良いでしょう。
ジェルワックスは沸騰しないように加熱し、必ず電子温度計で温度管理をしながら安全に溶かしてください。
初心者でも簡単!ジェルキャンドルの基本的な作り方
手順に沿って、ジェルキャンドルの基本的な作り方を解説します。
【ジェルキャンドルの基本的な作り方】
1:キャンドルベース(耐熱ガラス容器)に芯をセットする
2:キャンドル容器の中に素材をセットする
3:ジェルワックスをホーロー鍋で溶かす
4:ジェルワックスを注ぎ、芯をカットすると完成!
【ステップ1】容器の中心に芯をセットする

割りばしで挟んだキャンドル芯をガラス容器の中央に固定します。芯が曲がらないようにセットしましょう。
【ステップ2】封入する素材・オブジェを配置する

好みのオブジェや素材(カラーサンド、貝殻、ドライフラワーなど)をガラス容器の底に好みに合わせて配置します。ここで配置したデザインがそのまま仕上がりに反映されるため、納得いくまでレイアウトしてみてください。
【ステップ3】IHヒーターとホーロー鍋でジェルワックスを溶かす

ガス火は危険なので、必ずIHヒーターとホーロー鍋を使用します。温度は150~160度をキープし、沸騰させないように注意してください。激しくかき混ぜると気泡が入ってしまうため、なるべく静かに溶かしましょう。
【色や香りをつけたい場合】
・ジェルワックスを加熱したタイミングで、顔料やキャンドル用アロマオイルを少量ずつ加えます。
・色も香りも少量で十分なので、様子を見ながら少しずつ加えるのがコツです。
キャンドルの着色方法については、専門記事『失敗知らずのキャンドル着色やり方解説!使う材料やコツもご紹介』も参考にしてください。
【ステップ4】ジェルワックスを注いで芯をカットして仕上げる

準備したオブジェの上から静かにジェルワックスを流し入れます。勢いよく注ぐとデザインが崩れるため注意しましょう。
注いだ後は1時間程度冷ましてジェルが固まるまで待ち、最後に芯を適切な長さにカットしたら完成です!
注いだ後は1時間程度冷ましてジェルが固まるまで待ち、最後に芯を適切な長さにカットしたら完成です!
■今話題!おしゃれなジェルキャンドルのアレンジ3選

ジェルキャンドルは、中に封入する素材やデザインの工夫次第で無限のバリエーションを楽しめるのが魅力です。ここでは、SNSでも人気のアレンジ方法を厳選して3つご紹介します。
【ジェルキャンドルのアレンジ方法】
【ジェルキャンドルのアレンジ方法】
1.カラージェルキャンドル
2.ボタニカルジェルキャンドル
3.マリンジェルキャンドル
2.ボタニカルジェルキャンドル
3.マリンジェルキャンドル
【アレンジ1】顔料で彩るカラージェルキャンドル

ジェルワックスに顔料を加えると、透明感のある美しいシアーカラーのジェルキャンドルが作れます。初心者はまず1色で単色カラーに挑戦し、慣れてきたらグラデーションにチャレンジするのもおすすめです。
透明ジェルだからこそ発色もよく、見た目のインパクト大。ドーム型やクリスタルカット風など、キャンドルの形にもこだわればさらに個性的な仕上がりになります。
【アレンジ2】押し花・ドライフラワーで作るボタニカルキャンドル

押し花やドライフラワーを封入して作るボタニカルジェルキャンドルは、ナチュラルでトレンド感のある仕上がりが魅力。繊細な花の美しさをジェルで閉じ込めることで、まるでインテリアアートのようなキャンドルが完成します。
花材は軽いので、思い通りの位置にセットするにはコツがいります。芯の近くには置かないよう注意しましょう。
花材の配置は「失敗しないジェルキャンドル作り『入れてはいけないもの』とは?」も参考にしてください。
【アレンジ3】貝殻やカラーサンドで作るマリンジェルキャンドル

貝殻やカラーサンドを使ったマリンジェルキャンドルは、海辺の思い出や爽やかな夏のイメージにぴったりです。自分で拾った貝殻や砂を使えば、さらに思い出深いオリジナル作品に。
ジェルをかき混ぜると気泡が入りますが、あえて気泡を活かせばより立体感のあるアート作品に仕上がります。また、ブルー系のグラデーションで海を再現するなど、自由な表現を楽しめるのもジェルキャンドルならではです。
氷のような透明感が美しい“氷キャンドル”アレンジについては「氷のキャンドルの作り方」ページをチェックしてみてください。
■ジェルキャンドルに入れてはいけない素材とは?注意点を徹底解説

ジェルキャンドルは多彩なオブジェや素材を封入できるのが魅力ですが、何でも入れてよいわけではありません。特に火を灯して楽しむ場合は、以下の素材は絶対に避けましょう。
【ジェルキャンドルに入れてはいけないもの】
【ジェルキャンドルに入れてはいけないもの】
・燃焼時に有害なガス・煙が発生するもの
・簡単に引火してしまうもの
・簡単に引火してしまうもの
燃やすと有害な素材(プラスチック・塩化ビニル・樹脂)はNG

【燃やすと有害なもの】
・プラスチック
・塩化ビニル
・樹脂
これらは燃やすと有害物質を発生させるため、絶対にキャンドルに使用しないようにしましょう。観賞用キャンドルであれば封入可能ですが、ギフト用・販売用・実用キャンドルの場合は「灯火しないでね」と伝える心配りも大切です。
・プラスチック
・塩化ビニル
・樹脂
これらは燃やすと有害物質を発生させるため、絶対にキャンドルに使用しないようにしましょう。観賞用キャンドルであれば封入可能ですが、ギフト用・販売用・実用キャンドルの場合は「灯火しないでね」と伝える心配りも大切です。
芯の近くにドライフラワー・リボン・紙類は危険

キャンドルの芯を灯すと、芯を中心に周囲のワックスが溶けて「プール」と呼ばれる状態になります。プール内にドライフラワーやリボン、紙類など燃えやすい素材があると、簡単に引火する危険性があります。
・小さなキャンドルに太い芯を使うとプールが大きくなり、さらに危険度UP
・芯の周りには絶対に燃えやすい素材を配置しない
・繰り返し作ることで危険性や素材のバランス感覚を養う
詳細な安全対策や入れてはいけない素材リストは「ジェルキャンドルの安全な作り方」解説ページもご覧ください。
安全にジェルキャンドル作りを続けるために「学ぶ」大切さ

ジェルキャンドルは手軽におしゃれなハンドメイドが楽しめますが、芯の太さやプールサイズ、使える素材には細かいルールや注意点があります。正しい知識を身につけることで、より安全に・より美しくジェルキャンドル作りを楽しむことが可能です。
・独学はもちろん、書籍や教室、オンライン講座でも基礎から学べる
・好きなタイミング・自分のペースで学びたいならオンライン講座が特におすすめ
・プロから直接アドバイスをもらえる機会を活用すると失敗しにくくなります
■自分だけのジェルキャンドルで、インテリアやギフトを華やかに

透明感あふれるジェルキャンドルは、世界でひとつだけのオリジナルを手軽に作れるのが魅力です。多彩なアレンジやデザインの幅が広く、見た目も華やかでプレゼントにもインテリアにも最適。初心者から上級者まで長く楽しめるハンドメイドアイテムといえるでしょう。
本格的なジェルキャンドル作りには、プロからのアドバイスや正しい知識の習得が仕上がりをぐっとランクアップさせます。こだわりや「好き」を詰め込んだ世界にひとつのジェルキャンドルを、ぜひ手作りで体験してみてください。
インテリアのアクセントや特別なギフト、自分だけのご褒美に。あなただけのオリジナルジェルキャンドルで暮らしをもっと豊かに彩りましょう。