【100均で】透明感あふれるジェルキャンドルの作り方をご紹介

2023/04/01

クリアなワックスを使ったジェルキャンドルは、透明感のあるおしゃれアイテムとしてトレンド感度の高い方からも人気です。

市販品ではよく見かけるアイテムですが、実は手作りできることをご存じですか?
今回はキャンドル初心者さん向けに、ジェルキャンドルの作り方をご紹介します。

100均アイテムを使うと気軽に作れるので、必要な材料やアレンジ方法、手作りをワンランク上の仕上がりにする方法まで詳しくチェックしていきましょう。

こんなことがわかります

  • ジェルキャンドルの基本的な作り方
  • ジェルキャンドルの今人気のアレンジ方法
  • ジェルキャンドルの材料や気を付けるべきポイント

こんな方におすすめです

  • キャンドル作りの初心者さん
  • ジェルキャンドルの作り方を知りたい方
  • ジェルキャンドルの材料や入れてよいものをチェックしたい方

ジェルキャンドルとは?

アロマキャンドルやソイキャンドルなど。

キャンドルにはさまざまな種類がありますが、中でもジェルキャンドルは見た目が美しく人気の高いアイテムです。

まずはたくさんの種類があるキャンドルの中でも、「ジェルキャンドルって何?」という疑問にお答えします。

candle house lokki「バブルジェルキャンドルの作り方

ジェルワックスを使った透明感のあるキャンドルのこと

ジェルキャンドル、クリアジェルキャンドルとはジェルワックスと呼ばれる透明な蝋を使ったキャンドルです。

通常の蝋やワックスは温めると透明になり、再び固めると白くなりますが、ジェルワックスは透明なまま固まります。

また、「ジェル」という名前だけあってやわらかでぷるぷるしているのも特徴の一つ。
容器に入れた透明なキャンドルなので、見た目も涼やかで透明感抜群、中に入れ込むアイテムもしっかり見えるおしゃれな雰囲気を演出します。

fu_candle「水の石キャンドルの作り方

アレンジ方法が豊富!プレゼント用にも

ジェルワックスは透明度の高いワックスであるため、ワックスに入れた素材がしっかり目視できます。

後ほどアレンジ方法を詳しくご紹介しますが、例えば花材や貝殻を入れるとボタニカルキャンドル、マリンキャンドルになりますよね。

他にも色を加えてシアーカラーを楽しんだり、作る過程で発生する気泡を活かして見た目を楽しんだりと、多彩なアレンジが効くキャンドルでもあります。

プレゼントとしても人気が高いため、手作りするなら思い出に残るジェルキャンドルに仕上げたいですね。

ROCA「roca's bonbon

プチプラアイテムを使ったジェルキャンドルの作り方

ジェルキャンドルは見た目もおしゃれで高見えしますが、実はプチプラアイテムでも作成できます。

ジェルキャンドルの作り方と材料をチェックしていきましょう。

ジェルキャンドル作りに必要な材料

ジェルキャンドルに必要な材料を以下にまとめました。

  • キャンドル用ジェルワックス
  • 耐熱ガラス容器
  • キャンドル芯
  • お好みのオブジェ(燃えにくいもの)
  • 割りばし
  • IHヒーター(自宅にガスコンロしかない場合)
キャンドル用ジェルワックスはハンドメイド用品専門店や通販で購入できますが、ダイソーやセリアの100均でも販売しています。

100均アイテムは一つの容量が少なめなので、いくつか用意しておくとよいでしょう。
ワックスは沸騰させないように適切な熱を入れて溶かします。このときに電子温度計があると便利です。

ジェルキャンドルの基本の作り方

手順に沿って、ジェルキャンドルの基本的な作り方を見ていきましょう。

キャンドルのベース(耐熱ガラス容器)に芯をセットする

キャンドルのベースの容器の中央を通るように、キャンドル芯をセットします。
割っていない割りばしの間に芯を挟むと、うまく固定できますよ。

キャンドル容器の中に素材をセットする

用意したお好みのオブジェ・素材をあらかじめ容器にセットしていきます。
カラーサンドや貝殻、ドライフラワーなどを底に置くようにして配置していきましょう。

このときの見た目がそのままの仕上がりになります。納得いくまでデザインすると満足度も高まります。

ジェルワックスをIHで溶かす

IHヒーターを使ってジェルワックスを溶かします。

鍋にジェルを入れてガス火にかけるのは引火のおそれがあるため絶対にNG。
必ずIHヒーターを使用しましょう。

温度が上がると煙が発生するため、温度計などを使って火加減を調節すると安心ですね。

ジェルワックスは溶かす前はハードジェルのようなテクスチャーです。溶かす際にはできるかぎりかき混ぜないようにすると、気泡が出ず見た目もキレイに仕上がります。

ジェルワックスを注ぎ、芯をカットすると完成!

セットしたキャンドル容器の上から静かにジェルワックスを注ぎます。

勢いよく流し込むとデザインが崩れるので注意しておきましょう。
注いだらジェルが固まるまでしっかり待ち、最後に芯をカットすると完成です。

ジェルキャンドルのおしゃれなアレンジ方法3選

ジェルキャンドルは透明度の高い見た目から、アレンジ方法もさまざま。
今回は今人気のアレンジ方法を3つご紹介します。

顔料を使ったクリアカラージェルキャンドル

ジェルワックスは顔料を入れるとほんのりと色が付き、シアーカラーのキャンドルとしてアレンジできます。

初心者さんは好きな1色を選んで着色を、慣れてくると写真のような多色でグラデーションを作ることもできます。

ベースがジェルワックスのため、色が映えるのがおしゃれなポイント。
キャンドルの形は成形次第でドーム状やクリスタルカットにもできるため、色に合わせて形状にもこだわってみましょう。

ドライフラワーや押し花を入れたボタニカルジェルキャンドル

押し花やドライフラワーを入れ込むと、写真のようなボタニカルキャンドルに仕上がります。

見た目はとてもナチュラルで、くすんだ色味がトレンド感を引き出していますよね。

押し花やドライフラワーは軽いため、思い通りにセットするには慣れる必要があります。
後ほどご紹介する「花材を置いてはいけない部分」にも注意しながらアレンジを楽しんでみましょう。

貝殻・カラーサンドを入れたマリンジェルキャンドル

容器の中に貝殻やカラーサンドを入れると、海の雰囲気がたっぷり詰まったマリンジェルキャンドルに仕上がります。

ジェルはかき混ぜると気泡が入ってしまいますが、この気泡をあえてそのまま活かすとよりおしゃれな見た目が完成。中に入れる素材は市販品でもよいのですが、自分で拾ったものを使うと思い出にも残りそうです。

写真のようにカラーグラデーションを作ると、もっと個性的な作品に仕上がります。

ジェルキャンドルに入れてはいけないもの

ジェルキャンドルにはさまざまなオブジェ、素材を入れ込むことができますが、「何でも入れてよい」わけではありません。

火を付けない鑑賞用としてキャンドルを楽しむ分には大丈夫ですが、火を付けるのであれば
  • 燃やすと有害なもの
  • 火がついてしまうもの
は慎重に扱うようにしましょう。

また、100均などプチプラアイテムでジェルキャンドルも作れますが、本格的に作るのなら資材メーカーが販売しているジェルワックスを使った方が品質的にも安心です。

大西博之「フローラルジェルキャンドルの作り方

プラスチック、塩化ビニル、樹脂

  • プラスチック
  • 塩化ビニル
  • 樹脂
これらは温まって引火すると、有害な煙が発生します。
鑑賞用キャンドルとしても入れることは推奨されていないため、避けておくのが無難です。

芯近くにドライフラワーやリボン、紙を入れる

キャンドルの芯に火をともし、燃やすとワックスが芯を中心に丸く溶けていきます。

この溶けた円部分を「プール」と呼び、溶ける範囲に燃えるリボンや紙、ドライフラワーなど花材があると引火のおそれがあるため注意が必要です。

プールの大きさは芯の太さと比例し、小さなキャンドルに大きな芯を使うとより危険です。

プールと芯の大きさはキャンドル作りに慣れる必要があるので、まずは芯の近くには素材を配置しない作り方を心がけましょう。

詳しくは、「失敗しないジェルキャンドル作り『入れてはいけないもの』とは?」にてご紹介しています。

安全にジェルキャンドルを作るなら「学ぶ」のがおすすめ!

ジェルキャンドルはおしゃれで手作りするにも簡単。

ですが、キャンドル作りは芯の太さやプールの大きさ、使える素材の種類など一歩間違えると引火のおそれがあります。

そこで、安全にジェルキャンドルを作るのならプロから学ぶのがおすすめです。

キャンドル作りは教室や動画、オンライン講座でも受講できます。
ネットの情報など無料の範囲で補えない部分や基礎から知りたい場合、もっと凝ったジェルキャンドルを作りたいときはオンライン講座で自分の好きなときにジェルキャンドル作りを学んでみましょう。

周りと差を付けるおしゃれなクリアジェルキャンドル

キャンドルの中でも透明感があってアレンジも多彩、おしゃれで人気なジェルキャンドル。

自分の好きにデザインできる幅が広いため、手作りで楽しんでみたいですね。

ジェルキャンドルはアレンジが自由であるために、本格的な仕上がりにするにはプロに学ぶのが近道です。
自分だけのジェルキャンドルを作って、プレゼントやインテリアに使ってみましょう。

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