【ジェルワックス】うっとりしちゃう美しさ|氷のキャンドルの作り方

2023/07/13
近年、SNSでも話題の氷のキャンドル(氷キャンドル)。
「氷の上で火が灯る」という、不思議な魅力にハマる人が続出しています。

1つ1つ手作りされた氷のキャンドルは唯一無二の存在で、特別感のあるプレゼントにも最適ですよ。

本記事では、そんな「氷のキャンドル(氷キャンドル)」の正体や作り方、美しい作品例を紹介していきます。
ぜひ、氷のキャンドルの魅力を堪能してくださいね。

こんなことがわかります

  • 氷のキャンドルとは?
  • 氷のキャンドルに必要な材料や道具、作り方
  • 作品アイディア

こんな方におすすめ

  • 氷のキャンドルについて知りたい方
  • 氷のキャンドルを作りたい方
  • 氷のキャンドルの作品を見たい方

氷のキャンドル(氷キャンドル)とは?

火を灯すと炎が透明なジェルに照らされて、うっとりする美しさを放つ氷のキャンドル(別名:氷キャンドル)。
透明感のある氷のようなキャンドルは、「ジェルキャンドル」の一種です。

そのため、材料や作り方は一般的なジェルキャンドルと似ており、使用するジェルワックスの種類が異なります。

氷のような見た目ですが、触り心地はジェルキャンドル同様ぷにぷにで柔らかく、視覚と触覚の不思議なミスマッチもはまってしまう理由の1つです。

fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方

氷のようなキャンドルの材料・道具

氷のようなキャンドルを制作するために必要な材料や道具は、以下の通りです。

【材料】
・自立型ジェルワックス
・キャンドル芯
・アロマオイル
・キャンドル用の着色料
・キューブ型のモールド

【道具】
・耐熱性の皿
・竹串
・IHヒーター
・小鍋
・着火ライター

ジェルキャンドルは、通常柔らかいタイプの「ジェルワックス」を使用しますが、氷のようなジェルキャンドルを制作する際には、「自立型ジェルワックス」を使います。

自立型ジェルワックスは、抜群の透明感で氷を表現するのにぴったり。質感は通常のジェルワックスよりも硬く、しっかりと自立してくれます。

氷のようなキャンドル(氷キャンドル)の作り方

続いて、氷のようなキャンドルの作り方を紹介します。

工程はいくつかありますが、難しい作業ではないので安心してくださいね。

1.自立型ジェルワックスをちぎりながら小鍋に入れる
2.IHヒーターで温める(温度計で150-160度が目安)
3.ジェルワックスが溶けたらアロマオイルを少量入れ、着色剤で色をつける
4.キューブ型のモールドにジェルワックスをゆっくり入れる
5.ジェルワックスが固まったら、モールドから取り出す
6.ハサミで角を落とすなどして、ロックアイスのように形作る
7.耐熱性の皿の上に置き、着火ライターで表面を軽く溶かす
8.ジェルワックスが冷めたら、竹串で穴を開け、その穴にキャンドル芯を刺す
9.「氷のようなジェルキャンドル」の完成!

工程の7と8は、完成イメージによって省いてもOKです。
ジェルワックスは高温になりすぎると、黄ばんだように変色してしまうことがあります。

また、温度によっては煙が出てしまうなど大変危険なので、温度管理に留意しましょう。香料や染料の入れすぎは透明度が低下するため注意が必要です。

氷のキャンドルを使用・保管する際の注意点

グミのようにぷにぷにとした感触が魅力的な氷のキャンドルですが、柔らかいゆえ使用する際や保管には少し注意が必要です。

使用・保管する際に注意していただきたいことをお伝えします。

fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方

すす汚れやホコリに注意

火を消した後、すすが本体に黒く残ることがあります。
柔らかいうちにピンセットなどで取っておくと綺麗な見た目を維持できるでしょう。

また、本体はホコリがつきやすくなっているため、ガラスのケースで覆ったりホコリが出にくいところに置いたりすると安心です。

fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方

芯の長さは調整が必要

氷のキャンドルに火を灯す前に、芯の長さを6mm〜1cmに調整しましょう。
芯が短くて点火しづらい場合は、芯の周りのジェルを少し溶かすと火を着けやすくなります。

炎が大きくなってしまうときは、1度火を消してジェルが固まってから芯を1cm程度に切ると、炎が小さくなります。

fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方

触れる頻度は少なめに

素材の特性上、手でベタベタと触ってしまうと透明感が低下して白濁してしまうことがあります。
あまり触れないようにしましょう。

iroha candle「鉱石ジェルキャンドルの作り方

重いものを載せない

氷のキャンドルは柔らかいワックスでできているため、上から重いものを載せるなど圧をかけると変形してしまうことがあります。

出来るだけキャンドルの上に物を置かないようにしましょう。

氷キャンドルの作品紹介

具体的な氷キャンドルの作品例を紹介します。

一口に「氷キャンドル」と言っても色々な種類のキャンドルがあるので、お好みの作品を見つけてみてくださいね。

硝子氷キャンドル

透明な氷と硝子(ガラス)を合わせたような、夏に涼しげなアイテムです。

光を灯すと、すり硝子のようなキャンドルからあらゆる方向へ光が反射し、幻想的な雰囲気を楽しめますよ。
ジェルワックスの表面につける硝子のような加工は、他の作品にも応用できるテクニックです。

水の石キャンドル

今にも水が溢れ出しそうなリアルなジェルキャンドルです。

手に乗せてぷるぷるとしたみずみずしさを感じたり、火をつけて透明な水の石に浮かぶ炎を見つめたりと、静も動も楽しむことができます。

自立型のジェルワックスの扱い方を学ぶことで、さまざまな形の氷のキャンドルを制作できるようになります。

2種類の氷キャンドルの作り方

本物のロックアイスのようなツルツルとした氷と、すり硝子のような模様が入った氷2種類の表情の異なる氷キャンドルです。

同じ材料を使用しても、全く異なる質感を表現できるのもジェルキャンドルの魅力の1つ。

1つ1つできるバリエーションを増やしていくと、さまざまな作品に応用できてキャンドル作りがもっと楽しくなりますよ。

氷のキャンドルでお部屋を癒しの空間に

氷のようなキャンドルは、お部屋のインテリアとして置いておくだけでも存在感を発揮してくれますが、火を灯すとより素敵な空間を演出できるアイテムです。

透明なジェルに反射する炎は、昼と夜とで異なる表情も見せてくれますよ。
リラックスタイムに焚いて、1日の疲れを癒してあげるのもおすすめです。初心者さんでも簡単に作れる「氷のキャンドル」。

ぜひ自分好みのデザインで作ってみてくださいね。

fu_candle「水の石キャンドル -ジェルワックスを好きな形にする方法-

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