【透明なジェルワックスで】うっとりしちゃう美しさ|氷のキャンドルの作り方
2025/01/28
「氷のキャンドルってなに?」
「道具や材料は何を用意すればいい?」
「初心者だけど無骨でかっこいいキャンドルを作ってみたい!」
近年、SNSでもおしゃれなインテリアとして話題の氷のキャンドル。
ジェルワックスからできた透明なキャンドルの『氷の上で火が灯る』という、不思議な魅力にハマる人が続出しています。
1つ1つ手作りされた氷のキャンドルは唯一無二の存在で、特別感のあるプレゼントにも最適なキャンドルですが、そもそも氷のキャンドルは何なのか、何を使ってどうやって作るのかはあまり知られていません。
本記事では、そんな『氷のキャンドル』の正体や作り方、美しい作品例を紹介していきます。
キャンドルによって表情がまるでちがう幻想的な『氷のキャンドル』に沼ること間違いなしです!
こんなことがわかります
- 氷のキャンドルとは?
- 氷のキャンドルに必要な材料や道具、作り方
- 作品アイディア
こんな方におすすめ
- 氷のキャンドルの作り方が知りたい方
- おしゃれなキャンドルを作ってみたい方
- 素敵なキャンドルを作って飾ったりプレゼントしたりしてみたい方
氷のキャンドルとは?

火を灯すと炎が透明なジェルに照らされて、うっとりする美しさを放つ氷のキャンドル。
透明感が美しい氷のようなキャンドルは、『ジェルキャンドル』の一種です。
そのため、材料や作り方は一般的なジェルキャンドルと似ており、使用するジェルワックスの種類が異なるものとなります。
氷のような見た目ですが、触り心地はジェルキャンドル同様、グミのような弾力感がありぷにぷにで柔らかく、視覚と触覚の不思議なミスマッチもはまってしまう理由の1つ。
手作りで制作するため、まったく同じ形状の作品は存在せず形状差があるため、毎回新鮮な気持ちでキャンドルを楽しむことができるでしょう。
fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方」
氷のようなキャンドルの材料・道具

氷のようなキャンドルを制作するために必要な材料や道具は、以下の通りです。
【材料】
・自立型ジェルワックス
・キャンドル芯
・アロマオイル
・キャンドル用の着色料
・キューブ型のモールド
・自立型ジェルワックス
・キャンドル芯
・アロマオイル
・キャンドル用の着色料
・キューブ型のモールド
【道具】
・耐熱性の皿
・竹串
・IHヒーター
・小鍋
・着火ライター
・耐熱性の皿
・竹串
・IHヒーター
・小鍋
・着火ライター
ジェルキャンドルは、通常『キャンドル用のジェルワックス』を使用しますが、氷のようなジェルキャンドルを制作する際には、『自立型ジェルワックス』を使います。
自立型ジェルワックスは、抜群の透明感で氷を表現するのにぴったり。
質感は通常のジェルワックスよりも硬く、しっかりと自立してくれます。
氷のキャンドルの作り方
続いて、氷のようなキャンドルの作り方を紹介します。
工程はいくつかありますが、難しい作業ではないので安心してくださいね。
【氷のキャンドルの作り方】
1.自立型ジェルワックスをちぎりながら小鍋に入れる
2.IHヒーターで温める(温度計で150-160度が目安)
3.ジェルワックスが溶けたらアロマオイルを少量入れ、着色剤で色をつける
4.キューブ型のモールドにジェルワックスをゆっくり入れる
5.ジェルワックスが固まったら、モールドから取り出す
6.ハサミで角を落とすなどして、ロックアイスのように形作る
7.耐熱性の皿の上に置き、着火ライターで表面を軽く溶かす
8.ジェルワックスが冷めたら竹串で穴を開け、その穴にキャンドル芯を刺す
9.『氷のようなジェルキャンドル』の完成!
1.自立型ジェルワックスをちぎりながら小鍋に入れる
2.IHヒーターで温める(温度計で150-160度が目安)
3.ジェルワックスが溶けたらアロマオイルを少量入れ、着色剤で色をつける
4.キューブ型のモールドにジェルワックスをゆっくり入れる
5.ジェルワックスが固まったら、モールドから取り出す
6.ハサミで角を落とすなどして、ロックアイスのように形作る
7.耐熱性の皿の上に置き、着火ライターで表面を軽く溶かす
8.ジェルワックスが冷めたら竹串で穴を開け、その穴にキャンドル芯を刺す
9.『氷のようなジェルキャンドル』の完成!
工程の7と8は、完成イメージによって省いてもOKです。
ジェルワックスは高温になりすぎると、黄ばんだように変色してしまったり、煙が出てしまったりと大変危険なので、温度管理に留意しましょう。
また、香料や染料の入れすぎは透明度が低下するため注意が必要です。
氷のキャンドルを使用・保管する際の注意点

グミのようにぷにぷにとした感触が魅力的な氷のキャンドルですが、柔らかいゆえ使用する際や保管には少し注意が必要です。
ここでは、使用・保管する際に注意していただきたいことをお伝えします。
【氷のキャンドルにおける注意点】
1.すす汚れやホコリに注意
2.芯の長さは調整が必要
3.触れる頻度は少なめに
4.重いものを載せない
1.すす汚れやホコリに注意
2.芯の長さは調整が必要
3.触れる頻度は少なめに
4.重いものを載せない
fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方」
注意点1:すす汚れやホコリに注意

火を消した後、すすが本体に黒く残ることがあります。柔らかいうちにピンセットなどで取っておくと綺麗な見た目を維持できるでしょう。
また、本体はホコリがつきやすくなっているため、ガラスなどの透明なケースで覆ったりホコリが出にくいところに置いたりすると安心です。
fu_candle「硝子氷キャンドルの作り方」
注意点2:芯の長さは調整が必要

氷のキャンドルに火を灯す前に、芯の長さを6mm〜1cmに調整しましょう。
芯が短くて点火しづらい場合は、芯の周りのジェルを少し溶かすと火を着けやすくなります。
炎が大きくなってしまうときは、1度火を消してジェルが固まってから芯を1cm程度に切ると、炎が小さくなります。
注意点3:触れる頻度は少なめに

注意点4:重いものを載せない
氷のキャンドルは柔らかいワックスでできているため、上から重いものを載せるなど圧をかけると変形してしまうことがあります。
出来るだけキャンドルの上に物を置かないようにしましょう。
氷のキャンドルを5作品紹介

キャンドル制作のプロが作った、氷キャンドルの作品例を5つ紹介します。
初心者さんでも挑戦できる美しい作品を集めました。
作品1:水の石キャンドル

今にも水が溢れ出しそうなリアルなジェルキャンドルです。
手に乗せてぷるぷるとしたみずみずしさを感じたり、火をつけて透明な水の石に浮かぶ炎を見つめたりと、静も動も楽しむことができます。
自立型のジェルワックスの扱い方を学ぶことで、さまざまな形の氷のキャンドルを制作できるようになります。
作品2:硝子氷キャンドル

透明な氷と硝子(ガラス)を合わせたような、夏に涼しげなアイテムです。
光を灯すと、すり硝子のようなキャンドルからあらゆる方向へ光が反射し、幻想的な雰囲気を楽しめます。
ジェルワックスの表面につける硝子のような加工は、他の作品にも応用できるテクニックです。
作品3:とろける透明なキャンドル

水の上に氷のように浮かべて点火することのできるフローティングキャンドルです。
作品自体がとても精巧に作られているので、思わず飲んでしまいそうになるほど。
こちらは、モールド(型)を使わず手作りで制作するため、手作業でじっくり作品に向き合える楽しさを味わえます。
作品4:クリスタルアイスキャンドル|フローティングキャンドル

氷山のようなキャンドルが優しい光に照らされてゆっくりと溶けていく様は、心も一緒にゆるめてもらえるような心地良さ。
置いているだけでも存在感のあるインテリアになりますが、火を灯すとキャンドルにきらめく光が透けて輝きが増します。
このレッスンでは、自立型ワックスの取り扱い方、綺麗に透明感を出す方法、芯をまっすぐ通すコツを丁寧に教えてくれます。
作品5:2種類の氷キャンドルの作り方

本物のロックアイスのようなツルツルとした氷と、すり硝子のような模様が入った氷2種類の表情の異なる氷キャンドルです。
同じ材料を使用しても、全く異なる質感を表現できるのもジェルキャンドルの魅力の1つ。
1つ1つできるバリエーションを増やしていくと、さまざまな作品に応用できてキャンドル作りがもっと楽しくなりますよ。
氷のキャンドルでお部屋を癒しの空間に

氷のようなキャンドルは、お部屋のインテリアとして置いておくだけでも存在感を発揮してくれますが、火を灯すとより素敵な空間を演出できるアイテムです。
透明なジェルに反射する炎は、昼と夜とで異なる表情も見せてくれますよ。
リラックスタイムに焚いて、1日の疲れを癒してあげるのもおすすめです。初心者さんでも簡単に作れる「氷のキャンドル」。