親子で楽しむジェルキャンドルの作り方!子どもと一緒に作るときの注意点も紹介

2024/08/07
夏休みの工作や自由研究で、ジェルキャンドルを作ってみたい!
ジェルキャンドルはどうやって作るんだろう…
子どもと一緒に作るときに気をつけたほうがいいことはある?

涼しげな透明感が美しいジェルキャンドルは、作品の完成度の割に作り方は簡単で、子どもと一緒に楽しめるアクティビティとしても大変人気です。
 
しかし初心者さんは、ジェルキャンドルの作り方やお子様と一緒に制作する際のポイントなど、わからないことも多いのでは。

そこでこの記事では、ジェルキャンドルの魅力や基本の作り方、親子で作る際の注意点を詳しく解説します。
 
ジェルキャンドル作りを通して、親子で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。

こんなことがわかります

  • ジェルキャンドル作りに必要な道具や材料
  • ジェルキャンドルの作り方
  • 親子でジェルキャンドル作りをする際の注意点

こんな方におすすめ

  • ジェルキャンドルの作り方や道具・材料を知りたい方
  • お子様と一緒に工作をしてみたい方
  • 親子でジェルキャンドル作りを楽しみたい方

1.夏休みの工作や自由研究にもぴったり!ゼリーのようなジェルキャンドル

ジェルキャンドルは、唯一透明なワックスである『ジェルワックス』という材料を使用してできたキャンドルで、炎を灯すとジェルが透明に照らされて美しい光を放ちます。
 
白濁色のろうそくとは異なりゼリーのように透明度が高く、中に入れる貝殻などの装飾がはっきりと見えるため、封入する素材が作品作りに大きく影響します。
  
インテリアとして優れているだけではなく、点火時に光がジェルを透過し、キラキラとした幻想的な空間を作り出すのも魅力の1つ。

可愛いものやキラキラしたものが大好きなお子様にぴったりのアクティビティです。

earth candle「バブルジェルランタンキャンドルの作り方

2.ジェルキャンドル作りの魅力

芸術性と実用性を兼ね備え、自分好みに自由に作れるジェルキャンドル。
ここでは『ジェルキャンドル作り』の魅力をお伝えします。

Rè ewalu 「アラビアン マーブルキャンドルの作り方

2-1.集中できる・ストレス発散になる

作品作りに集中することで日常を忘れ、自分の時間を満喫できます。
 
ジェルキャンドル作りは、デザインや色、香りまで、すべて自分の好みで制作できるため、想像力を発揮しながら自分だけのオリジナル作品作りに没頭できますよ。

好きなことに集中する時間は、ストレス発散にも大変効果的です。

earth candle「Rock sugar candleの作り方

2-2.作品を飾ったりプレゼントしたりできる

作品作り自体も楽しいジェルキャンドル作りですが、作品を部屋のインテリアとして飾ったり、大切な人にプレゼントしたりすることもできます。

部屋の雰囲気や、プレゼントする方の好みを考えながら制作する時間もジェルキャンドル作りの楽しみの1つです。

earth candle「クリスタルジェルキャンドルの作り方

3.お子様と一緒にジェルキャンドルを作る魅力やメリット

ジェルキャンドルは、親御さんのいち趣味としても、またお子様の自由研究としても大変楽しめる制作活動です。

ここでは『お子様と一緒にジェルキャンドルを作る魅力やメリット』について解説します。

【お子様と一緒にジェルキャンドルを作る魅力やメリット】
1.親子の大切なコミュニケーションの時間
2.手作りの難しさ・温かさを感じられる
3.学びと成長の機会になる

お子様と一緒に作る前に、親御さんが先に挑戦して手順を軽く理解しておくと、お子様と作るときにも戸惑うことなくスムーズにできるためおすすめです。

3-1.親子の大切なコミュニケーションの時間

ジェルキャンドル作りは、親御さんとお子様で一緒に材料を選び、溶かし混ぜる作業を、相談したり協力したりしながら行います。
 
作業を通して親子で対話し、コミュニケーションを取る良い機会に。
 作業しながらのコミュニケーションは、より素直な気持ちで話したり笑ったりできるものです。
 
そんな親子の時間は、絆を深めるだけではなく心に残る大切な思い出となるでしょう。

3-2.手作りの難しさ・温かさを感じられる

欲しいものは、お金を出せばすぐに手に入れることができる今の時代。
 
手作りすること自体が、とても貴重な体験です。
時には失敗することもあるかもしれませんが、お子様にとってはそれも大事な1つの経験
 
完成した作品からは、既製品にはない手作りの温かさや愛着を感じられるでしょう。

earth candle「UMIキャンドルの作り方

3-3.学びと成長の機会になる

ジェルキャンドル作りには、ある一定の温度で溶けたり固まったり、また混ぜ方によって気泡が入ったり入らなかったりなど、たくさんの貴重な学びの機会が詰まっています。
 
材料の計量や温度の管理、安全な作業方法など細かな手順を確認しながら、お子さんの自己表現だけではなく、問題解決能力も養うことができます。
 
また、単純な作業ではありますが、工程がいくつもあるジェルキャンドル作りの手順を1つずつ進めることで、集中力や途中で投げ出さない忍耐力も育まれることでしょう。

4.ジェルキャンドルに必要な材料・道具

ジェルキャンドル作りに必要な材料や道具を紹介します。

4-1.基本材料

  • キャンドル用のジェルワックス
  • ガラス容器・瓶(キャンドル用グラス)
  • キャンドル芯
材料は、クラフト手芸の実店舗やネットで購入できます。

4-2.装飾材料

  • キャンドル専用の着色料
  • アロマオイル
  • デコレーションパーツ
デコレーションパーツは、貝殻やガラスなど燃えにくいものを選びましょう。

ジェルキャンドルには、他にも『入れてはいけないもの』があります。詳細は『【入れてはいけないものを紹介!】ジェルキャンドルに装飾を入れる時の注意点』をご覧ください。

4-3.必要な道具

  • IHヒーター
  • ホーロー鍋
  • 温度計
  • ステンレス容器
  • 割り箸
  • スプーン
  • 串、ピンセット
  • キャンドルモールド(作りたい形があるとき)
 ジェルワックスは、安全に溶かすために温度調整が必須です。

温度設定ができるIHヒーターと、温度を細かく計測できる温度計を使用しましょう。温度計は200度まで計測できるものがおすすめです。

5.ジェルキャンドルの基本の作り方

ジェルキャンドルの作り方は意外とシンプルで簡単です。
基本の作り方をマスターしておきましょう。

Rè ewalu「ジェルキャンドル体験コース

5.ジェルキャンドルの基本の作り方

ジェルキャンドルの作り方は意外とシンプルで簡単です。
 
基本の作り方をマスターしておきましょう。

【ジェルキャンドルの作り方】
1.耐熱のガラス容器や瓶に、キャンドル芯をセットする
2.キャンドル容器の中に、デコレーションパーツをセットする
3.ジェルワックスをIHヒーターで溶かす
4.1の容器にジェルワックスを注ぎ、芯をカットしたら完成!

それぞれの工程の詳細は、『プチプラアイテムを使ったジェルキャンドルの作り方』をご覧ください。

6.ジェルキャンドル作りのコツ

ジェルキャンドルの基本的な作り方はあまり難しくありませんが、押さえておくべきコツがあります。

【ジェルキャンドル作りのコツ】
1:着色料・香料の入れすぎに気をつける
2:湯煎で溶かすことはできない
3:ジェルワックスを溶かす温度に注意
4:鍋の汚れに注意

ジェルキャンドル作りのコツに関する詳細は、『ジェルキャンドルの安全な作り方と注意点』を参考にしてください。

7.子どもと一緒にジェルキャンドルを作る際の注意点

お子さんと一緒に安全にジェルキャンドルを作るためには、いくつか注意しておきたいことがあります。

ジェルキャンドル作りに挑戦する前に、確認しておきましょう。

子どもと一緒にジェルキャンドルを作る際の注意点
1.ジェルワックスは大人と一緒に溶かす
2.手順を親子で確認・共有してから作業を始める
3.ジェルキャンドルのデザインはあらかじめ決めておく

7-1.ジェルワックスは大人と一緒に溶かす

ジェルワックスは、必ず大人と一緒に溶かしてください。IHヒーターなどの熱源や溶解したジェルワックスは大変熱くなっています。

親御さんは終始目を離さないようにして、お子様に火傷や怪我のないよう注意しましょう

7-2.手順を親子で確認・共有してから作業を始める

ジェルキャンドル作りの手順について、親子で確認・共有してから作業を始めてください。

親御さんが手順を理解しておくことは大変重要ですが、一緒に行う作業ですのでお子さんとも共有しておきましょう。
材料や作業の順番がわかっているだけで、制作がスムーズに進み怪我などのリスクも減ります

7-3.ジェルキャンドルのデザインはあらかじめ決めておく

ジェルキャンドルのデザインは、作り始める前に決めておきましょう。

ジェルワックスが溶けてからデザインに悩んだりデコレーションの封入に戸惑っていると、ジェルワックスの適温を逃すなどして失敗してしまうことも。
楽しい制作にするため、準備を万端にしてから臨みましょう。

8.思わず真似したくなるアイディアを紹介(FANTISTの動画を3つ紹介)

見ているだけでもうっとり癒されるジェルキャンドル。アイデアをたくさん知っているほどご自身の好みがわかり、さらなる創作意欲が湧いてくるものです。

この章では、魅惑的なジェルキャンドルの作品例を3つ紹介します。

8-1.押し花ジェルキャンドルの作り方

透明なジェルワックスの中から、繊細な押し花がいろいろな表情を魅せてくれるジェルキャンドルです。
 
押し花を綺麗に並べたり花びらが潰れないように封入したりと、難易度が高そうに見えますが、難しい工程も少なく初心者さんでも簡単に挑戦できる作品です。
 
ジェルを早めに固めたり、花びら1枚1枚を綺麗に見せる『コツ』がポイント!

8-2.簡単キレイな気泡ジェルキャンドルの作り方

夏のバカンスのような、爽やかな作品です。
 「入ってしまった…」というイメージがある気泡ですが、透明感を残しつつ気泡を入れると涼しげな印象に。
透明から水色へのグラデーションがとても魅力的です。

8-3.押し花ジェルキャンドル【バブルタイプ】の作り方

火を灯すと、細かい小さな気泡たちがキラキラと美しい表情を見せてくれます。
 
淡い色合いが、押し花の儚さとマッチした作品です。
好きな花の押し花を使って、お気に入りの作品を作りましょう。

親子で作れるジェルキャンドル!子どもとの夏の思い出をインテリアに

ぷるぷる涼しげなジェルキャンドルは、透明感があり中に封入する小物でさまざまな表情を楽しめます。
 
家族のお出かけで見つけた貝殻や、お子様のお気に入りのアイテムを入れるのもおすすめです。
 
作った作品を、インテリアとして飾れるのも魅力の1つ。
自由研究感覚で、心に残る夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。

Bliss Candle「 seaキャンドルホルダーの作り方

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