【夏休み工作・自由研究アイディア】親子で楽しむジェルキャンドの作り方
2023/07/10
涼しげな透明感が夏のインテリアにぴったりのジェルキャンドル。
作品の完成度の割に作り方は簡単で、お子様とのアクティビティとしても大変人気です。
この記事では、ジェルキャンドルの魅力や作り方、親子で作る際のジェルキャンドル作りの注意点を詳しく解説します。
ジェルキャンドル作りを通して、親子で特別なひとときを過ごしてみてはいかがでしょうか。
目次
こんなことがわかります
- ジェルキャンドル作りに必要な道具や材料
- ジェルキャンドルの作り方
- 親子でジェルキャンドル作りをする際の注意点
こんな方におすすめ
- ジェルキャンドルの作り方や道具・材料を知りたい方
- お子様と一緒に工作をしてみたい方
- 親子でジェルキャンドル作りを楽しみたい方
子どもと一緒に!ジェルキャンドル作りの魅力
ジェルキャンドルは、キャンドル用のワックスの中で唯一透明なワックス、「ジェルワックス」という材料を使用してできたキャンドルです。
炎を灯すと、ジェルが透明に照らされて美しい光を放ちます。
ジェルキャンドルは白濁色のろうそくとは異なり透明度が高く、中に入れる貝殻などの装飾がはっきりと見えるため、封入する素材が作品作りに大きく影響します。
インテリアとして優れているだけではなく、点火時に光がジェルを透過して作られるキラキラとした幻想的な空間も魅力的です。
ジェルキャンドル作りの魅力
芸術性と実用性を兼ね備えたジェルキャンドル作りの魅力を解説します。
【集中できる・ストレス発散になる】
作品作りに集中することで日常を忘れ、自分のための時間を満喫することができます。
ジェルキャンドル作りは、デザインや色、香りまで全て自分の好みに合わせて制作できるため、想像力を発揮しながら自分だけのオリジナル作品作りに没頭できますよ。
好きなことに集中する時間は、ストレス発散にも大変効果的です。
【作品を飾ったりプレゼントしたりできる】
作品作り自体も楽しいジェルキャンドル作りですが、制作してできた作品を部屋のインテリアとして飾ったり、大切な人にプレゼントすることができます。
お子様と一緒にジェルキャンドルを作る魅力やメリット
続いて、「お子様と一緒にジェルキャンドルを作る魅力やメリット」について解説します。
【親子の大切なコミュニケーションの時間】
ジェルキャンドル作りは、親御さんとお子さんで一緒に材料を選び、溶かし混ぜる作業を、相談したり協力したりしながら行います。
親子で対話し、コミュニケーションを取る良い機会です。
作業しながらのコミュニケーションは、より素直な気持ちでお互い話したり笑ったりできるもの。
そんな親子の時間は、絆を深めるだけではなく心に残る大切な思い出となるでしょう。
【手作りの難しさ・温かさを学べる】
欲しいものは、お金を出せばすぐに手に入れることができる今の時代。
手作りすること自体が、とても貴重な体験です。
時には失敗することもあるかもしれませんが、それも1つの大事な経験。
完成した作品からは、既製品にはない手作りの温かさを感じることができるでしょう。
【学びと成長の機会になる】
ジェルワックスは、ある一定の温度で溶けたり固まったり、また混ぜ方によって気泡が入ったり入らなかったりなど、たくさんの貴重な学びの機会が詰まっています。
材料の計量や温度の管理、安全な作業方法など細かな手順を確認しながら、お子さんの自己表現だけではなく、問題解決能力も養うことができます。
また、単純ですが工程がいくつもあるジェルキャンドル作りの手順を1つずつ進めることで、集中力や途中で投げ出さない忍耐力も育まれることでしょう。
ジェルキャンドルは、親御さんのいち趣味としても、お子様の自由研究としても大変楽しめる制作活動です。
お子様と一緒に作る前に、親御さんが先に挑戦して手順を軽く理解しておくと、お子様と作るときにも戸惑うことなくスムーズにできるためおすすめですよ。
ジェルキャンドルに必要な材料・道具
ジェルキャンドル作りに必要な材料や道具は、以下の通りです。
【基本材料】
- キャンドル用のジェルワックス
- ガラス容器・瓶(キャンドル用グラス)
- キャンドル芯
材料は、クラフト手芸の実店舗やネットで購入できます。
【装飾材料】
- キャンドル専用の着色料
- アロマオイル
- デコレーションパーツ
デコレーションパーツは、貝殻やガラスなど燃えにくいものを選びましょう。
【必要な道具】
・IHヒーター
・ホーロー鍋
・温度計
・ステンレス容器
・割り箸
・スプーン
・串、ピンセット
ジェルキャンドルの基本の作り方
ジェルキャンドルの作り方は意外とシンプルで簡単です。
ジェルキャンドルの作り方
ジェルキャンドルの基本的な作り方は、次の通りです。
1.耐熱のガラス容器や瓶に、キャンドル芯をセットする
2.キャンドル容器の中に、デコレーションパーツをセットする
3.ジェルワックスをIHヒーターで溶かす
4.1の容器にジェルワックスを注ぎ、芯をカットしたら完成!
それぞれの工程の詳細は、【ジェルキャンドルの基本の作り方】をご覧ください。
ジェルキャンドル作りのコツと注意点
ジェルキャンドルの基本的な作り方はあまり難しくありませんが、押さえておくべきコツがあります。
お子さんとジェルキャンドル作りをする際の注意点も合わせて紹介するので、ぜひ知っておいてくださいね。
【ジェルキャンドル作りのコツ】
1:ジェルワックスは目詰まりしやすいため、着色料・香料の入れすぎに注意する
2:ジェルワックスはIHなどを使用して直接溶かす
3:ジェルワックスを溶かす際は、温度が上がり過ぎないように注意する
4:ジェルワックスは勢いよく混ぜると気泡ができやすいため、溶解時はできるだけ触らない
5:汚れた鍋を使用するとジェルワックスの透明度が落ちるため、清潔な鍋を使用する
ジェルキャンドル作りのコツに関する詳細は、【ジェルキャンドルを作る上での注意点】を参考にしてください。
【お子さんと一緒にジェルキャンドルを作る際の注意点】
1:ジェルワックスなどを溶かす際は、必ず大人と一緒に行いましょう。
IHヒーターなどの熱源や溶解したジェルワックスは大変熱くなっています。
親御さんは終始目を離さないようにして、火傷や怪我のないよう注意しましょう。
2:手順を事前に親子で確認・共有してから作業を始めましょう。
親御さんが手順を理解しておくことは大変重要ですが、一緒に行う作業ですのでお子さんとも共有しておきましょう。
材料や作業の順番がわかっているだけで、制作がスムーズに進み怪我などのリスクも減りますよ。
3:ジェルキャンドルのデザインをあらかじめ決めておきましょう。
ジェルワックスが溶けてから、デザインに悩んだりデコレーションの封入に戸惑っていると、ジェルワックスの適温を逃すなど失敗になりかねません。
思わず真似したくなるアイディアを紹介(FANTISTの動画を3つ紹介)
見ているだけでもうっとり癒されるジェルキャンドル。
アイディアをたくさん知っているほどご自身の好みがわかり、さらなるアイディアが浮かんできますよ。
この章では、魅惑的なジェルキャンドルの作品例を3つ紹介します。
押し花ジェルキャンドルの作り方
透明なジェルワックスの中から、繊細な押し花がいろいろな表情を魅せてくれるジェルキャンドルです。
押し花を綺麗に並べたり花びらが潰れないように封入したりと、とても難易度が高そうに見えますが、難しい工程も少なく初心者さんでも簡単に挑戦できる作品ですよ。
ジェルを早めに固めたり、花びら1枚1枚を綺麗に見せる「コツ」がポイント!
簡単キレイな気泡ジェルキャンドルの作り方
夏のバカンスのような、爽やかな作品です。
「入ってしまった」というイメージがある気泡ですが、透明感を残しつつ気泡を入れると、こんなにも涼しげな印象になります。
透明から水色へのグラデーションがとても魅力的です。
押し花ジェルキャンドル【バブルタイプ】の作り方
火を灯すと、細かい小さな気泡たちがキラキラと綺麗な表情を見せてくれます。
淡い色合いが、押し花の儚さととてもマッチした作品です。
好きな花の押し花を使って、お気に入りの1作品を作りましょう。
親子で作れるジェルキャンドル!夏の思い出をインテリアに
ぷるぷる涼しげなジェルキャンドルは、透明感があり中に封入する小物でさまざまな表情を楽しめます。
家族のお出かけで見つけた貝殻や、お子様のお気に入りのアイテムを入れるのもおすすめですよ。
作った作品を、インテリアとして飾れるのも魅力の1つ。
自由研究感覚で、心に残る夏の思い出を作ってみてはいかがでしょうか。