失敗しないジェルキャンドル作り『入れてはいけないもの』とは?初心者でもきる安全な作り方を紹介
2024/06/27
「ジェルキャンドルに入れてはいけないものは何?」
「ジェルキャンドル作りで失敗したくない…」
「安全に使えるジェルキャンドルが作りたい!」
ジェルキャンドルは、美しいデザインと独特な光りが魅力的で、インテリアに華やかさを与えてくれる人気のアイテムです。
作り方も簡単なので、手作りをする方が増えていますが、実はジェルキャンドルには、『入れてはいけないもの』と『入れるのに注意が必要なもの』があります。
そこで本記事では、
・ジェルキャンドル作りに必要な基本の材料
・安全なジェルキャンドルの作り方
・ジェルキャンドルに『入れてはいけないもの』と『入れるのに注意が必要なもの』
など、安全なジェルキャンドル作りに必要な正しい知識を詳しく解説します。
この記事を読み終える頃には、ジェルキャンドルに封入できる安全な装飾がわかり、つややかで美しいジェルキャンドル作りが始められる状態になっていることでしょう。
「ジェルキャンドルを手作りしたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。/
「ジェルキャンドル作りで失敗したくない…」
「安全に使えるジェルキャンドルが作りたい!」
ジェルキャンドルは、美しいデザインと独特な光りが魅力的で、インテリアに華やかさを与えてくれる人気のアイテムです。
作り方も簡単なので、手作りをする方が増えていますが、実はジェルキャンドルには、『入れてはいけないもの』と『入れるのに注意が必要なもの』があります。
そこで本記事では、
・ジェルキャンドル作りに必要な基本の材料
・安全なジェルキャンドルの作り方
・ジェルキャンドルに『入れてはいけないもの』と『入れるのに注意が必要なもの』
など、安全なジェルキャンドル作りに必要な正しい知識を詳しく解説します。
この記事を読み終える頃には、ジェルキャンドルに封入できる安全な装飾がわかり、つややかで美しいジェルキャンドル作りが始められる状態になっていることでしょう。
「ジェルキャンドルを手作りしたい!」という方はぜひ参考にしてみてください。/
目次
こんなことがわかります
- ジェルキャンドルに必要な材料や道具
- ジェルキャンドルに入れてはいけないもの・入れていいもの
- 安全なジェルキャンドルの作り方
こんな方におすすめ
- ジェルキャンドルを手作りしてみたい方
- ジェルキャンドル作りを失敗したくない方
- ジェルキャンドル作りに必要な準備〜安全な作り方を知りたい方
1.ジェルキャンドルとは
ジェルキャンドルは、キャンドル用ワックスで唯一透明な『ジェルワックス』という材料でできたキャンドルです。
透明でキラキラとしたゼリーのような見た目をしていることから、別名『ゼリーキャンドル』とも呼ばれています。
炎が灯るとつややかなジェルが透明に照らされて美しい光を放ち、幻想的な非日常感を演出してくれます。
earth candle「クリスタルジェルキャンドルの作り方」
キャンドル作りで使われることの多い「パラフィンワックス」や「ソイワックス」は、固まると白濁する特徴があるのに対し、ジェルキャンドルは固まってもプルプルとした硬いゼリーのような質感です。
透明度が高く中に入れた装飾がはっきりと見えるため、どんな装飾を封入するかが作品作りに大きく影響します。
2.ジェルキャンドル作りに必要なもの
ジェルキャンドルを作るにあたって、まずはじめに必要なものを準備しましょう。
ここでは、ジェルキャンドル作りに必要な以下のものを紹介します。
【ジェルキャンドル作りに必要なもの】
- 基本の材料
- 装飾の材料
- 必要な道具
- あると便利なアイテム
Rè ewalu「癒しのボタニカルキャンドルコース(2種)」
2-1.基本の材料
ジェルキャンドル作りに欠かせない、基本の材料は以下の通りです。
【基本の材料】
【基本の材料】
- キャンドル用ジェルワックス
- ガラス容器や瓶(キャンドル用グラス)
- キャンドル芯
これらの材料は、ホームセンターやキャンドル資材メーカーの通販サイト、また100均でも購入できます。
2-2.装飾の材料
ジェルキャンドルの色付け、香り付け、またキャンドルの中に封入するために使用する装飾材料は次の通りです。
【装飾材料】
【装飾材料】
- キャンドル用の着色料
- アロマオイル
- お好みでカラーサンド、貝やガラスパーツ など
上記以外にジェルキャンドルに入れられるもの、また入れられないものについては、『【入れてはいけないものがある?】ジェルキャンドルに装飾を入れる時の注意点』で詳しく紹介します。
2-3.必要な道具
ジェルキャンドル制作で必要な道具を紹介します。
【必要な道具】
- IHヒーター
- ホーロー鍋
- 温度計
- ステンレス容器
- 割り箸
- スプーン
- 串、ピンセット
ジェルワックスは、温度が低すぎると溶けなかったり、温度が高すぎると煙が立ち危険だったりと温度調節が必須です。
温度設定ができるIHヒーターを使いましょう。
温度設定ができるIHヒーターを使いましょう。
ジェルキャンドルの製作中は、ジェルワックスの温度を細かく計測する必要があります。温度計は、200度程度まで測れると便利です。
スプーンは、柄の長いものの方が使いやすくおすすめです。
2-4.あると便利なアイテム
ジェルキャンドルを作る際、あると便利なアイテムは以下の通りです。
【あると便利なアイテム】
- キャンドルモールド(シリコン製の型)
- 軍手
- ボウル
- トイレットペーパー など
キャンドルモールドは、作りたい形があるときに使います。トイレットペーパーは、キャンドルを溶かした後の鍋の掃除をする際に、あると便利です。
3.ジェルキャンドルの安全な作り方と注意点
初心者でも簡単に作れるジェルキャンドル。
しかし、実際にジェルキャンドルを制作する際には、安全に作るためのポイントと注意点を把握しておく必要があります。
ここでは、安全なジェルキャンドルの作り方と、ジェルキャンドルを作る上での注意点を紹介します。
ここでは、安全なジェルキャンドルの作り方と、ジェルキャンドルを作る上での注意点を紹介します。
須田久美子「紫陽花のジェルキャンドルの作り方」
3-1.安全なジェルキャンドルの作り方
作り方1:キャンドル芯をガラス瓶にセットする
作り方2:カラーサンドや貝などの装飾を配置する
装飾は、できるだけキャンドル芯の近くにならないように気をつけて配置しましょう。
ジェルキャンドルの仕上がりは、ここでセッティングした通りになります。この段階ではどれだけでも変更できるので、納得できるまで装飾の種類や配置を調整しましょう。
Rè ewalu「癒しのボタニカルキャンドルコース(2種)」
Rè ewalu「癒しのボタニカルキャンドルコース(2種)」
作り方3:ジェルワックスをIHヒーターで溶かす
ジェルワックスを直接鍋に入れて、IHヒーターで溶かします。
熱したジェルワックスはかき混ぜると気泡ができるため、何もせずに溶けるのを待ちましょう。ジェルキャンドルの仕上がりがキレイになります。
作り方4:容器にジェルワックスを注ぎ芯をカットする
溶かしたジェルワックスをゆっくり容器に注ぎ、冷めたら芯をカットして完成です!
【ジェルワックスを固めるため冷蔵庫に入れるのはNG】
ジェルワックスを容器にそそいだら、そのまま動かさずに常温で1時間置いておきましょう。
美しく仕上げるためには、常温でゆっくり固めることが大切です。
ジェルキャンドルの作り方(画像付き)は、こちらの記事をご覧ください。
3-2.ジェルキャンドルを作る上での注意点
ジェルキャンドルを作る上での注意点を4つ紹介します。
ジェルキャンドルの仕上がりに大きく影響するので、しっかり確認しておきましょう。
【注意点1:着色料・香料の入れすぎに気をつける】
ジェルワックスは、通常のキャンドル用ワックスと比較すると芯が目詰まりしやすいので、着色料・香料の入れすぎには注意しましょう。
【注意点2:湯煎で溶かすことはできない】
ジェルワックスは融点(溶けだす温度)が高いので、湯煎で溶かすことはできません。IHなどを使って直接溶かします。
【注意点3:ジェルワックスを溶かす温度に注意】
ジェルワックスの溶解時に温度を上げすぎると、ワックスの弾力性が低下したり、変色の要因になったりするので注意しましょう。
【注意点4:鍋の汚れに注意】
汚れがついた鍋や温度計をつかってジェルワックスを溶かすと、ジェルワックス特有の透明度が落ちるので、清潔に洗った鍋を使用しましょう。
ジェルワックスは、通常のキャンドル用ワックスと比較すると芯が目詰まりしやすいので、着色料・香料の入れすぎには注意しましょう。
【注意点2:湯煎で溶かすことはできない】
ジェルワックスは融点(溶けだす温度)が高いので、湯煎で溶かすことはできません。IHなどを使って直接溶かします。
【注意点3:ジェルワックスを溶かす温度に注意】
ジェルワックスの溶解時に温度を上げすぎると、ワックスの弾力性が低下したり、変色の要因になったりするので注意しましょう。
【注意点4:鍋の汚れに注意】
汚れがついた鍋や温度計をつかってジェルワックスを溶かすと、ジェルワックス特有の透明度が落ちるので、清潔に洗った鍋を使用しましょう。
Rè ewalu 「アラビアン マーブルキャンドルの作り方」
4.【入れてはいけないものを紹介!】ジェルキャンドルに装飾を入れる時の注意点
ジェルキャンドルの完成後に火を灯す場合は、『入れてはいけないもの』と『入れるのに注意が必要なもの』とがあります。
特に、燃やすと有害物質が発生する装飾は封入しないよう注意してください。
fu_candle「水の石キャンドル -ジェルワックスを好きな形にする方法- 」
4-1.化学物質や有機物はジェルキャンドルに入れてはいけない
火を灯してジェルキャンドルを使用する場合は、化学物質や有機物を封入してはいけません。引火すると、溶けて有害ガスが発生する可能性があります。
封入してはいけない化学物質や有機物は、下記の通りです。
【ジェルキャンドルに入れてはいけない化学物質・有機物】
- プラスチック
- 塩化ビニル
- 樹脂
着火せず観賞用としてのみ使用する場合は、封入しても大丈夫です。
4-2.燃えやすいものはジェルキャンドルに入れる際に注意が必要
ジェルキャンドルの封入物として使用する場合に注意が必要なのは、燃えやすい性質を持っている『乾燥した植物や装飾物』です。
燃えやすい装飾は、封入する場所によって引火・火災の危険があるため注意しましょう。
ジェルキャンドルに入れる際に注意が必要な装飾例は、下記の通りです。
【ジェルキャンドルに入れる際は注意が必要な装飾乾燥した植物や装飾物】
・プリザーブドフラワー
・アーティフィシャルフラワー
・ドライフラワー
・紙
・リボン など
しかし、これらの装飾はどれも可愛く魅力的で、「入れてみたい!」と思う方も多いでしょう。
下記の方法であれば安全に封入できるので、しっかりチェックしていきましょう。
【方法1:ガラス容器の中にもう1つガラス容器を入れる】
【方法1:ガラス容器の中にもう1つガラス容器を入れる】
大きなガラス容器の中に小さなガラス容器を入れてテープなどで固定し、キャンドル芯を中に入れた小さい方のガラス容器に設置します。
ジェルワックスを注ぐ際は、大きいガラス瓶→小さいガラス瓶の順にジェルワックスをそそぎましょう。
【方法2:大きめのガラス容器に小さな芯を使用し、キャンドル芯から装飾を離す】
芯が燃えることでできる穴(プール)部分から離れたところにドライフラワーなどの装飾品を配置して、装飾が火に触れないようにしましょう。
小さめのガラス容器で燃えやすい装飾を使用したい場合は、『どの大きさの容器に、どの太さの芯を入れると、どれくらいの穴(プール)の大きさになるのか』を理解できるようになってから挑戦することをおすすめします。
earth candle「バブルジェルランタンキャンドルの作り方」
4-3.ジェルキャンドルに入れてもよい装飾
『ジェルキャンドルに入れてもよい装飾』は、可燃性がなく、溶けても有害物質を発しないものです。
可燃性のない装飾であれば、有害物質を発したり、引火したりする恐れもありません。
【ジェルキャンドルに入れてもよい装飾】
・貝殻
・砂
・石 など
上記以外にガラス細工を入れることも可能ですが、溶ける可能性があるため火が直接当たらない場所に入れてください。
5.おしゃれなジェルキャンドルの作例|4選
ジェルキャンドルには、さまざまな作風や雰囲気の作品があります。
ここでは異なる魅力をもつジェルキャンドルの作例を4つ紹介するので、ぜひあなたの「これ作ってみたい!」を見つけてみてください。
fu_candle「硝子氷キャンドル - ジェルワックスの表面にすり硝子のような加工をする方法 -」
fu_candle「硝子氷キャンドル - ジェルワックスの表面にすり硝子のような加工をする方法 -」
作例1:プラネタリウムキャンドル
上下に輝く透き通った星空カラーが魅惑的なジェルキャンドル。
自立型のジェルワックスを使って作られています。
気泡が入らないよう、とても丁寧に制作された美しいジェルキャンドルです。
作例2.2種類の氷キャンドル
本物の氷のような輝きを放っているジェルキャンドルです。
つるつるとしたロックアイスのような氷キャンドルと、表面にすりガラスのような模様が入った氷キャンドル。
それぞれ同じ材料で作られていますが、まったく異なる表情を見せてくれています。
作例3.硝子氷キャンドル
氷の中心に色を施し、表面はすり硝子のように仕上げた本作品。
自立するタイプのジェルキャンドルの表面加工には、さまざまな種類・技術が存在します。
作例4.わたしの天の川
天の川に浮かぶお星さまをイメージして作られました。
融点の高いジェルワックスを使用しており、温度管理はやや難しめ。
ジェルキャンドル作りに慣れてきた方におすすめの作品です。
上記以外にもジェルキャンドル作品はたくさんあります。作例をもっとご覧になりたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
6.ジェルキャンドルを安全に楽しみたい方はプロに学ぶのもおすすめ!
作り方がシンプルで、一見簡単に手作りできそうなジェルキャンドル。
しかし、芯の太さや装飾の選び方、ジェルワックスの扱い方など、気をつけなければいけないポイントが実はたくさんあります。
制作時も使用時も火を使用するため、安全第一で取り組むことも大切です。
制作時も使用時も火を使用するため、安全第一で取り組むことも大切です。
ジェルキャンドルは、書籍・教室・オンライン講座などさまざまな方法で学べますが、ジェルキャンドル作りを安全に楽しみたい方は、プロから正しい知識を学ぶのがおすすめです。
その中でも、オンライン講座は好きな時間に好きな場所でプロから学ぶことができるため、仕事や家事に忙しい方にもぴったり。
わからないことを質問できるオンライン講座だと、制作途中でわからないことがでてきたり困ったりした時にも安心です。
わからないことを質問できるオンライン講座だと、制作途中でわからないことがでてきたり困ったりした時にも安心です。
はじめてジェルキャンドル作りをする方は、材料キット付きの講座を選ぶと、準備に戸惑うこともなく始めやすいでしょう。
7.『入れてはいけないもの』に気をつけて安全なジェルキャンドル作りを楽しもう
透き通った涼しげな見た目で、プルプル楽しい質感と独特の光を演出するジェルキャンドル。
ジェルキャンドルの中で炎がキラキラ反射しながら輝く様子は神秘的で、心を癒すアイテムとなってくれることでしょう。
安全にジェルキャンドルを作るためのポイントをしっかりおさえて、ご自身の理想がつまったオリジナル作品作りを楽しんでください!
te ao te po「ジェルキャンドルの作り方【影凍る】」