【決定版】アロマキャンドルの失敗しない作り方とは?ほどよい香りで作る3つの方法

2024/08/07
香料を入れたけど匂いがしない…
どのくらい香料を入れればいいの?
失敗しないアロマキャンドルの作り方が知りたい!
 
華やかな見た目と優しい香りを同時に楽しめるアロマキャンドル。
部屋に置くだけでもほんのり香り、心休まるリラックスアイテムとして、多くの方から人気を集めています。

アロマキャンドルは初心者さんでも手作りすることができますが、『香りづけの方法』に悩む方は多いです。

そこで今回は、
  • 失敗しないアロマキャンドルの作り方
  • 知っておきたい『正しい香りつけの方法』
  • 香りを長持ちさせるためのポイント
を紹介します。

正しい知識と方法を学べば、あなただけの理想が詰まったアロマキャンドルを作れます。
ぜひ最後まで読んで、心癒されるアロマキャンドル作りに挑戦してみてください。

こんなことが分かります

  • アロマキャンドルの『香りつけ』に使う香料
  • ほどよい香りにするための方法
  • 香りを長持ちさせるためのポイント

こんな方におすすめです

  • アロマキャンドル作りの初心者さん
  • 思うように香りがつかず悩んでいる方
  • アロマキャンドルのアレンジ方法が知りたい方

近年人気の『アロマキャンドル』はキャンドルに香りをつけたもの

キャンドルの中でも人気のアロマキャンドルは、『キャンドルに香りを付けたもの』です。

キャンドルはインテリアの1つの装飾として見て楽しむこともできますが、香りがあるとより高いリラックス効果を期待できます。

アロマキャンドルは、キャンドルそのものにも香りが付いており置いておくだけでもほのかに香りますが、火を灯してワックスやろうが溶けることでより芳醇な香りを楽しむことができます。

ほどよい香りのアロマキャンドルを作るためには、キャンドルに香料を入れる『香りづけ』が重要なポイント。香りを楽しむために、香水メーカーやコスメブランドがアロマキャンドルを販売することも多いです。

アロマキャンドルの基本の作り方については『【簡単に作れる】アロマキャンドルの作り方!材料から映えるアレンジ方法まで徹底解説』で、紹介しています。

アロマキャンドルの『香りづけ』に使う香料の種類

初心者さんでも手作りできるアロマキャンドル。

ここでは、作品の仕上がりを左右する『香料』を紹介します。
一般的な手作りキャンドルで使うものは、以下の3種類。1つずつチェックしていきましょう。

キャンドル用の香料

アロマキャンドルで使用する香料の中には、『キャンドル用の香料』があります。アロマキャンドル作り専用に作られたものなので、安全性が高く安心して使用できるのがポイント

キャンドル用の香料は、資材メーカーのネット通販などで購入できます。

アロマオイル(精油)

アロマオイルはアロマキャンドルに使われる一般的な香料です。

アロマオイルは、天然100%の精油と、合成香料を含む人工的なものとがあります。
アロマテラピーのように心身に作用する天然のものを使いたい場合は『精油』を、香りを楽しむだけの場合は『人工的なもの』を使用するなど、使い分けるのがおすすめです。

アロマオイル同士を組み合わせて好みの香りを作ることもできるため、自分好みのアロマキャンドルを作りたい方に人気のアイテムです。

市販の香水

市販の香水でアロマキャンドルを作ることもできます。香水キャンドルとも呼ばれているアイテムです。

余っている市販の香水やサンプル用の香水で作ることも多いですが、自分が好きな香りでないとアロマキャンドルを楽しめません。
お気に入りの香りかどうか、癒される香りかどうか、キャンドルを作る前にチェックしておくと安心です。

「アロマキャンドルの匂いがしない…」と感じた時の原因と対処法3選

アロマキャンドル作りでよくある失敗は「香料を入れたのにあまり香りが出ない…」というお悩みです。

アロマキャンドルの匂いがしない原因はいくつか考えられます。ここでは、香りをより強くするための方法を3つ紹介します。

【香りをより強くするための方法】
1.強い香りを使う
2.標準よりも「2%」多く香料を使う
3.火を止めてから香料を入れる

Natural aroma life「アロマキャンドルを作る時に知っておきたい精油の知識と使い方

1.強い香りを使う

アロマオイルや香水の香りそのものがふんわりと柔らかな場合は、ほのかな香りしか残りません。

好みにもよりますが、中には物足りないと思う方も。「もう少し香りを強くしたい」と感じたら、強い香りを選ぶようにしましょう

【香りを強く感じやすい香り】
  • マンダリン、グレープフルーツなどシトラス系
  • ホワイトムスク、カシミアムスクなどムスク系
  • ツリやジャスミンなどオリエンタルなフローラル系
香りを一気に足すと思っているより強くきつめに匂ってしまうこともあるため、少しずつ足して『心地よい香りの強さ』を探してみるのがおすすめです。

2.標準よりも『2%』多く香料を使う

香りをより強く出すためには、いつもよりほんの少し多めに香料を入れてみましょう。

多めというのは『標準よりも2%多い』といわれていますが、必ずワックスの種類ごとに決められている許容量内にとどめてください
その上で事前に燃焼実験をして、キャンドルとしてが機能するかどうかを確かめなくてはなりません。

香料はいくらでも入れてよいわけではなく、入れすぎるとワックスと香料が分離し、芯の目詰まりを起こして灯火中に火が消えてしまうこともあります。

TOKYO CANDLE「はじめてのキャンドル入門コース

3.火を止めてから香料を入れる

アロマキャンドルを作る際、香料はワックスを溶かした段階で入れますが、ワックスが高温状態の時に香料を入れてしまうと香りが飛びやすくなります。

そのため、香料はワックスに火をかけながら入れるのではなく、火から鍋をおろした状態で香料を入れましょう。

また、アロマオイルは可燃性であり、引火温度が低い人工香料が含まれるものでも中にはアルコールが入っていることも。引火の危険があるので、火にかけたまま香料を入れるのはやめてください。

香料を入れる時のワックスの温度は約60度が適温で、香りが飛びづらく香料が本来の力を発揮できる温度とされています。

火からおろし、ワックスの温度を温度計で測りながら香料を入れるとよいでしょう。

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アロマキャンドルの香りを長持ちさせるには?

アロマキャンドルをより長く楽しむために、香りを長持ちさせる方法を紹介します。
インテリアとしてキャンドルを楽しむときにも、置く場所や保管方法にこだわりましょう。

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アロマキャンドルを使うときの置き場所に注意

アロマキャンドルは、自室やリビングに置いてインテリアとして楽しむかたが多いもの。
何気なく好きな場所に置いてしまいがちなアロマキャンドルですが、以下の場所には注意してください。

【アロマキャンドルを避けるべき場所】
・直射日光や高温になる場所
・乾燥した場所
・風の当たる場所

例えば、エアコンの真下にアロマキャンドルを置いておくと直接風が当たるため、火を付けるとススが出ることもあり、匂いが飛びやすいです。
また、直射日光はカラーキャンドルの色褪せの原因にもなるので、日陰に置くとよいでしょう。

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アロマキャンドルの適切な保管方法・保管場所とは

アロマキャンドルをすぐに使わない場合は、保管方法や保管場所に気をつけてください。

プレゼント用のキャンドルなどは梱包材に入れて直射日光や高温多湿を避け、涼しい場所で保管するのがベストです。匂いも飛びにくく長持ちします。

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アロマキャンドルは1時間以上灯火して2~3時間以内で消すのがベスト

アロマキャンドルに火をつけて楽しむ場合は、短時間・長時間を避け、推奨される灯火時間(1時間以上、2〜3時間以内)を守ることが大切です。

短時間の燃焼を何度も繰り返すと、芯の周りだけが残り真ん中だけ溶けてしまいます。
アロマキャンドル全体を溶かすことができず、アロマキャンドルの寿命が短くなってしまうので注意しましょう。

一方で、3時間以上キャンドルを使うと、ワックス全体が溶け出しキャンドルの形が崩れてしまうことも。
ワックスが溶け変化する姿もキャンドルの魅力のひとつですが、炎が大きくなり引火の危険もあるため、3時間をこえる使用はやめましょう。

1時間以上、2〜3時間以内の灯火は、アロマキャンドルの香りを安全に楽しめる時間なので、就寝前やおうちのリラックスタイムに活用してみてくださいね。

他にも、アロマキャンドルを楽しむためのコツはたくさんあります。大切なキャンドルを長く楽しみたい方は、ぜひ次の記事も参考にしてみてください。
【アロマキャンドル】8つの正しい使い方で長く美しく楽しもう

アロマキャンドルのおしゃれな作例

アロマキャンドルは香りだけではなく、インテリアやフレグランスとしても楽しめます。
ここでは、魅力あふれるアロマキャンドルの実際の作例を紹介します。

ほんのり香るルームフレグランス|アロマキャンドルサシェ

お部屋やクローゼットに置いておくだけでほんのり香る、アロマワックスサシェ。

こちらはクローゼットや壁に掛けて楽しめる仕様になっていて、火をつけなくてもルームフレグランスとして香りを楽しめます

アロマキャンドルは、入れる花材や香りにこだわることで、オリジナリティあふれる作品に。プレゼントとしても喜ばれるアレンジです。

華やかなインテリアに|アロマキャンドルポット

ドライフラワーを取り入れた、ポットタイプ(置き型)のアロマキャンドルです。

見た目にも華やかで、インテリアとして飾っておくだけでもおしゃれな雰囲気を楽しめます。

お部屋や玄関、トイレなどで芳香剤としても活躍&長持ちしてくれるアロマキャンドルポット

お気に入りの香りを閉じ込めて、世界でひとつだけのオリジナルインテリアを作れます。

本格見えするナチュラルアロマキャンドル

こちらのアロマキャンドルは、精油をブレンドしてオリジナルの香りを付けたもの
空き瓶にワックスを入れた優しいナチュラルな見た目で、贈り物としてもおすすめです。

純度の高い精油を使いバランスよく配合したアロマキャンドルを瓶に詰めて、香り立つインテリアとしても楽しめます。

アロマキャンドルの作り方を失敗しないためには?

アロマキャンドルは、香料とワックスの比率が大切なポイント。最適な比率は、アロマキャンドル作りを何度も経験して体得するとともに、キャンドルの知識も必要です。

香料をただ入れるのは簡単ですが、匂いがつきすぎたり反対に匂わなかったりして悩むことも。
香りづけ初心者さんは、キャンドルの基本知識、また基本の作り方をしっかりと学ぶのが上達への近道です。

アロマキャンドルを習うには、
  • ハンドメイド教室
  • 書籍
  • オンライン講座
などの方法があります。

時間がない方や自分のペースでキャンドル作りを学びたい方は、オンライン講座を選んでみてはいかがでしょうか?
道具が必要な場合はキット付きの講座もあるので、準備する面倒もなく気軽にアロマキャンドル作りを始められます。
 
はじめてのキャンドル入門コース
https://fantist.com/official/courses/1001

キャンドル体験『癒しのボタニカルキャンドルコース(2種)』
https://fantist.com/official/courses/1004

手作りアロマキャンドルで自分好みの香りを楽しもう!

アロマキャンドルは優しく漂う香りが最大の特徴です。大好きな香りで、世界に1つだけの手作りキャンドルを作ってみたくなった方も多いのでは。

自分で作るアロマキャンドルは、好みの見た目、香りにできるので、キャンドルだけでなくインテリアやフレグランスとしても楽しみが広がります。

今回紹介した香りづけのポイントを試しながら、ぜひアロマキャンドル作りを楽しんでいただけたら幸いです。「なかなか上手くいかないな…」と悩んだら、アロマキャンドルの作り方を習うのもおすすめです。

Natural aroma life「アロマキャンドルを作る時に知っておきたい精油の知識と使い方

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