このコースは、天然石を使った金継ぎアクセサリー制作が学べるレッスンです。

簡易金継ぎの基本から、イヤリング・ピアスなどアクセサリーへの仕立て方までを学ぶことができます。

金継ぎの伝統的な技法と天然石の現代的なデザインを融合させ、世界に一つだけのオリジナルアイテムを作ってみませんか?

自宅で手軽にできる「簡易金継ぎ」とは

金継ぎとは、欠けたり割れたりした器を、漆を使って修復する伝統的な技法です。

金のラインが入った器などを目にしたことのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。

漆を塗って仕上げたものを「漆継ぎ」、金粉を蒔いて仕上げたものを「金継ぎ」と呼びますが、通常、硬化するのに早くても8時間程度かかります。

そこで、今回は自宅でも手軽にできる「簡易金継ぎ」をご紹介します。

簡易金継ぎは、接着剤を隠すように金色の塗料を塗って仕上げる方法です。

接着剤と塗料を使用するため、短時間で完成させることができることと、漆かぶれの心配の無いというメリットがあります。

金継ぎイヤーアイテム作りに挑戦!

今回は、さまざまな色味や形、特徴を持った天然石を組み合わせて、簡易金継ぎの技法でイヤーアイテムを作ります。

ひとつひとつ異なる表情を持つ天然石を組み合わせることで、世界に一つだけのオリジナル作品が完成します。

◾️制作するアイテム
・天然石を2つ継いだピアスまたはイヤリング
・天然石を3〜4つ継いだピアスまたはイヤリング

簡易金継ぎの技法を学びながら、アクセサリー作りを存分に楽しめます。

初心者でも安心して受講いただけます。

本レッスンは、金継ぎアクセサリー制作の経験がなくても安心して受講いただけるカリキュラムになっています。

簡易金継ぎで使用される材料や道具の取り扱い方法から、アクセサリーへの応用までを丁寧に解説いたします。

お送りする天然石について

キット付きレッスン受講のお申し込みいただいた方には、アマゾナイト、アメジスト、ゴールデンラブラドライトなどの天然石をセットでお送りいたします。(石の種類、形やサイズはバランス良くお入れしますので、お任せください。)

明るい日差しに映えるこれらの天然石は、パールなどの他のアクセサリーとの組み合わせによっても、作品的表情が変化します。

左右同じ種類の石で制作するのも素敵ですが、片耳用での制作や左右異なる石の組み合わせもおすすめです。

Urushi villageから学びの進め方について

各Lessonの作業時間は10〜15分程度、道具の準備と片付け時間を含めてもそれぞれ30分程度です。

全てのLessonを一度にやらなくても、Lessonごとに日を変えて進めることもできます。

また、新うるしの乾燥にある程度時間が必要なため、「石同士の接着」と「新うるしで金色のラインを引く」ところまでは一度に済ませ、「パーツをつけてアクセサリーに仕立てる」ところは半日後か別の日に行うと乾くのを待つ時間を他のことにあてられるので、おすすめの進め方です。

一度に全て仕上げる場合は乾く時間の待ち時間も含めて4時間程度はかかり、アクセサリーとして使い始めるのは完成から1〜2日後がおすすめです。

たくさんの時間を一度に確保できなくても、1Lessonずつゆっくり進めることもできますので、ご自身のペースで作品づくりを楽しんでくださいね!

予告編動画


受講レベルに関して

初級者向け

こんな方におすすめ

・金継ぎに興味のある方
・アクサセリー作りに興味のある方
・初心者でもできる内容です!


カリキュラム

全9レッスン

LESSON1

Introduction(導入)

Welcome!Urushi villageのKumiko先生からご挨拶。学んでいくことを確認していきましょう!

学習のポイント
・講師からのメッセージ
・各レッスンで学ぶこと
LESSON2

道具について取り扱い方・基本の確認

このコースで使う材料や道具について確認しましょう。

学習のポイント
・簡易金継ぎに必要な材料と道具について
・制作の際の注意点
LESSON3

2つの石を継いで隙間を埋める(基本編)

お好きな石を2つ選んで、エポキシ接着剤で繋げましょう。

学習のポイント
・2つの石を合わせるデザインのポイント
・エポキシ接着剤の扱い方
LESSON4

2つの石を接着した箇所に簡易金継ぎ用塗料を塗る(基本編)

充填したエポキシ接着剤の上に、新うるしを塗りましょう。

学習のポイント
・綺麗な線を引くための塗り方のコツ
・新うるしの扱い方
LESSON5

イヤーパーツを付けてアクセサリーに仕立てる(基本編)

ピアスやイヤリングなどのイヤーパーツをつけて、アクセサリーに仕立てましょう。

学習のポイント
・パーツに付ける際のデザインのポイント
・エポキシ接着剤の扱い方
LESSON6

3〜4つの石を継いで隙間を埋める(応用編)

お好きな石を3〜4つ選んで、エポキシ接着剤で繋げましょう。

学習のポイント
・3〜4つの石を合わせるデザインのポイント
・エポキシ接着剤の扱い方
LESSON7

3〜4つの石を接着した箇所に簡易金継ぎ用塗料を塗る(応用編)

充填したエポキシ接着剤の上に、新うるしを塗りましょう。

学習のポイント
・綺麗な線を引くための塗り方のコツ
・新うるしの扱い方
LESSON8

イヤーパーツを付けてアクセサリーに仕立てる(応用編)

ピアスやイヤリングなどのイヤーパーツをつけて、アクセサリーに仕立てましょう。

学習のポイント
・パーツに付ける際のデザインのポイント
・エポキシ接着剤の扱い方
LESSON9

お手入れ方法と今後の作品作り応用編、金継ぎ全体のお話し

制作した作品のお手入れ方法を確認しましょう。さらに今回の技法を生かした応用作品や金継ぎ・天然の漆についてもご紹介します。

学習のポイント
・金継ぎアクセサリーのお手入れ方法
・応用作品を制作する際のポイント
・金継ぎについて
・漆について

キットについて

・天然石合計36個(6種類:各6個、種類は選べません)
・ふぐ印新うるし
・細い筆
・エポキシ接着剤
・パレット
・楊枝
・綿棒
・厚めの紙
・ピアスとイヤリングのパーツ各2ペア、合計4ペア(ピアスキャッチは無くしやすいパーツのため2ペア分を余分に同梱します)

(※上記、Lesson2の「使用する材料と道具その1」で紹介している内容のもの)

〜沖縄・離島へのお届けについてのご案内〜
キット内に航空輸送不可のものが含まれるため、
沖縄と離島へはキットの配送が出来かねます。
大変申し訳ありませんが、お近くの販売店で必要な材料と道具をお求め頂くか、
ご自身でお取り寄せいただけますようお願いいたします。

ご準備いただくもの

※キット内容以外に準備が必要なもの
・油(サラダ油やコメ油など何でもOK)
・消毒用アルコール
・ラップ
・ティッシュペーパー

・武蔵野美術大学で木工と漆芸を学ぶ
・東京藝術大学大学院で漆芸を学ぶ
・卒業後は漆芸を生かしたアクセサリー制作をする
<現在>
・東京神保町で本漆を使った金継ぎ教室を開催
・オンライン本漆金継ぎ教室を開催
・金継ぎアクセサリー作りワークショップを開催
・漆の魅力を伝える Urushi village 主宰

受講までの流れ

よくある質問

Q コースレッスンとは?

A カリキュラムを通した学びの中で、スキル習得を目指せるレッスンです。
受講期間中は、何度でも見直せるので、忙しい方でも自分のペースで学べます。

Q 質問などはできますか?

A 各レッスンごとにチャットを使ったやりとりが可能です。
受講中のご質問、制作した作品の添削・写真のご共有まで、多岐にわたるやりとりが可能です。
開講中の講師より、お返事いたします。

Q 受講(視聴)期限はありますか?

A 各コース受講期限が設定されています。
受講開始ボタン押下後、カウントは開始されます。なお、期限内であれば、いつでも視聴可能です。