100均の材料で羊毛フェルト!犬・猫モチーフの作り方やコツを紹介
2023/04/22
趣味のハンドメイドで人気の高い、羊毛フェルト。
SNSにアップされた羊毛フェルト作品に癒やされた経験のある方もいるのではないでしょうか。
羊毛ならではの優しい質感や雰囲気は、動物のモチーフとも相性抜群。一緒に暮らす愛犬や愛猫をモデルにして、羊毛フェルト作りにチャレンジしてみる方も多いようですよ。
この記事では、羊毛フェルトの作り方について、初心者向けに解説します。
道具や材料は、100円ショップや家にあるものなど、簡単に揃えられるものを中心に集めました。
羊毛フェルト作りを始めてみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
SNSにアップされた羊毛フェルト作品に癒やされた経験のある方もいるのではないでしょうか。
羊毛ならではの優しい質感や雰囲気は、動物のモチーフとも相性抜群。一緒に暮らす愛犬や愛猫をモデルにして、羊毛フェルト作りにチャレンジしてみる方も多いようですよ。
この記事では、羊毛フェルトの作り方について、初心者向けに解説します。
道具や材料は、100円ショップや家にあるものなど、簡単に揃えられるものを中心に集めました。
羊毛フェルト作りを始めてみたい方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
こんなことが分かります
- 羊毛フェルト作りに必要な道具・材料
- 羊毛フェルトの作り方
- 羊毛フェルトを上手く作るコツ
こんな方におすすめです
- 羊毛フェルト作りに興味のある方
- 犬や猫をモチーフにした羊毛フェルトを作りたい方
- 羊毛フェルト作りにこれから挑戦してみたい方
羊毛フェルトって?
羊毛フェルトとは、羊毛を特殊なニードルで刺して、まるで粘土のように好きなデザインを作り上げていく手芸のことです。
羊毛の繊維同士が絡み合って固まる性質を利用して、自由に形を作ることができます。
その名の通り羊毛を使って作るため、ふわふわと柔らかく、温かみのある質感に仕上がるのも特徴ですね。
その名の通り羊毛を使って作るため、ふわふわと柔らかく、温かみのある質感に仕上がるのも特徴ですね。
モチーフとしては、愛犬・愛猫をはじめとするペットやマスコット、スイーツなど、質感を活かした可愛らしいものが人気です。
また羊毛フェルトは、ニードルで刺すというシンプルな作業が中心となるため、初心者や手先が器用でない方も始めやすい手芸の一つだと言えるでしょう。
MEBARU「MEBARUが教える!初めての羊毛フェルト講座 -白黒猫編-」
MEBARU「MEBARUが教える!初めての羊毛フェルト講座 -白黒猫編-」
羊毛フェルト作りに必要な道具・材料
羊毛フェルトを始めるにあたって、大袈裟な準備は必要ありません。
家にあるものや、100均で揃う道具で誰でも気軽に始めることができるんです。
家にあるものや、100均で揃う道具で誰でも気軽に始めることができるんです。
簡単に始められて、自分だけの可愛い作品を作れるところも、羊毛フェルトの魅力の一つですね。
フェルティングマット
羊毛フェルト用のマットです。
何も敷かずに作業すると、ニードルの先端がテーブルを傷つけてしまったり、思わぬ怪我に繋がったりするので、マットは必ず敷くようにしましょう。
何も敷かずに作業すると、ニードルの先端がテーブルを傷つけてしまったり、思わぬ怪我に繋がったりするので、マットは必ず敷くようにしましょう。
ただし、フェルティングマットはニードルが折れたり傷ついたりしないように、やわらかいスポンジ素材になっています。
思いきり強く突き刺してしまうと、ニードルがテーブルまで到達することもあるため、マットの下には分厚い雑誌や新聞紙を敷いておくとより安心です。
また、もしフェルティングマットが手に入らないようであれば、食器などの壊れ物を包んである梱包用シートを、何枚か重ねて代用するのも良いでしょう。
MEBARU「MEBARUが教える!初めての羊毛フェルト講座 -白黒猫編-」
羊毛針(レギュラー針)
フェルティングニードルとも呼ばれる、羊毛をフェルト化するための専用の針です。
針の先に“返し”が付いており、羊毛をチクチクと刺すことで毛が絡み、形を作ることができます。
針の先に“返し”が付いており、羊毛をチクチクと刺すことで毛が絡み、形を作ることができます。
メーカーによって様々な種類がありますが、まずは「レギュラー針」と呼ばれる一般的なものを用意しましょう。
お好きな羊毛
単色のものや、複数色セットのものなど色々な種類の羊毛があります。作りたいものに合わせて用意をしましょう。
ワイヤー
人形などを作る場合は、骨格用にワイヤーを用意します。
こちらもメーカーによって太さは様々ですが、細めで曲げやすいものが扱いやすくて良いでしょう。
MEBARU「MEBARUが教える!初めての羊毛フェルト講座 -白黒猫編-」
こちらもメーカーによって太さは様々ですが、細めで曲げやすいものが扱いやすくて良いでしょう。
MEBARU「MEBARUが教える!初めての羊毛フェルト講座 -白黒猫編-」
さし目、さし
顔パーツの、目や鼻に使用するプラスチックの材料です。
木工用ボンド
「さし目」や「さし鼻」を顔パーツに使用する場合、ボンドで接着するとズレたり取れたりしにくくなります。
また、ボンドはフェルト同士をくっつける場合にも使用できます。
手芸用のボンドなどもありますが、木工用でも代用は十分可能です。
手芸用のボンドなどもありますが、木工用でも代用は十分可能です。
はさみ
作品の仕上げに飛び出た繊維や、毛羽立ちをカットするのに使用します。
主に細かい部分の作業に使うため、小型のものがおすすめです。
目打ち(ニードル)
「さし目」や「さし鼻」などのパーツを使う際には、目打ちで穴を開けましょう。穴をきれいに開けることで、作品の形を崩さずにパーツをスムーズに入れられます。
羊毛フェルトの作り方
道具が揃ったら、実際に羊毛フェルトを作ってみましょう。
例として、犬の顔をモチーフにした羊毛フェルトの作り方の流れを紹介します。
⑴まずは、顔のベースです。羊毛針で、羊毛を全方向からまんべんなく刺し、丸い形を作っていきます。
⑴まずは、顔のベースです。羊毛針で、羊毛を全方向からまんべんなく刺し、丸い形を作っていきます。
⑵鼻から口先までのマズル部分も、細く形作っていきます。
⑶丸い顔のベースと、細いマズルを針で刺して繋げると、頭のベースの完成です。
⑷目・鼻を付ける部分に目打ちで穴を開け、さし目とさし鼻をボンドで接着します。
⑸続いては耳のパーツです。三角形になるように、羊毛を針で刺していきましょう。
⑹先に作った顔のベースに、位置に気をつけて耳を取り付けます。
羊毛フェルトを上手く作るコツ
羊毛フェルトは、いきなり綿の状態に針を刺しても、上手くまとまりにくいです。
羊毛は熱や摩擦でもフェルト化するため、手でコロコロと羊毛の形をまとめてから針で刺すのが、上手に羊毛フェルトを作るコツです。
ある程度手でまとめると中心の羊毛が固まりやすくなり、さらに全体を羊毛針で均一に刺すことで、表面が整ったきれいな形を作りやすくなります。
mami「羊毛フェルトで作る!かわいい子犬講座 -マルチーズ編- 」
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犬・猫モチーフの羊毛フェルト
針の扱い方やフェルト化に慣れてきたら、本格的な作品作りにも挑戦してみましょう。
愛犬や愛猫をモチーフにした羊毛フェルト作品を紹介します。
candy pop✳︎felting doll「羊毛フェルトで作る「茶白猫フレーム」講座」
愛犬や愛猫をモチーフにした羊毛フェルト作品を紹介します。
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手のひらサイズの立体的な白黒猫。色々なポーズも。
なんとも言えない表情が、見る人を思わず笑顔にしてしまう白黒猫。
手のひらにちょこんとのるサイズなので
自身の飼い猫を残しておきたい、友人にプレゼントしたい。そんな時にぴったりです。
手のひらにちょこんとのるサイズなので
自身の飼い猫を残しておきたい、友人にプレゼントしたい。そんな時にぴったりです。
フレームに収まる本物そっくりの茶白猫。
本物見間違えるくらいのリアル茶白猫。
茶色と白色のコントラストが非常に鮮やかで、美しい毛並みを持つ茶猫をリアルに表現しています。
フレームに仕上げ、インテリアにいかがでしょうか。
茶色と白色のコントラストが非常に鮮やかで、美しい毛並みを持つ茶猫をリアルに表現しています。
フレームに仕上げ、インテリアにいかがでしょうか。
首を傾げた姿が愛くるしいマルチーズ。
丸い頭と小さな耳が可愛らしいマルチーズ犬。
フワフワとした白い毛並みをリアルに表現しています。
複数つくって並べて飾るのも素敵です。
フワフワとした白い毛並みをリアルに表現しています。
複数つくって並べて飾るのも素敵です。
ころころ可愛い手乗りサイズのプードル。
ふわふわとした毛並みとキュートな顔立ちが特徴的なプードル。
言わずと知れた人気の犬種です。
ふわふわとした毛並みをしっかり再現しています。
言わずと知れた人気の犬種です。
ふわふわとした毛並みをしっかり再現しています。
羊毛フェルト作りの学び方
羊毛フェルト作りを始めるにあたって、学び方は様々です。
3つの方法を紹介します。
3つの方法を紹介します。
書籍で独学
羊毛フェルトに関する書籍は、基礎テクニック中心のものから、応用編までカバーしているものまで、幅広く出版されています。
内容や自身の作りたいもの、レベルに合わせて書籍を探してみましょう。必要なときにいつでもサッと読み返せるのも、書籍で学ぶメリットです。
ただし静止画だと、実際の動きや道具の使い方といった、細かい部分が確認しにくいデメリットもあります。
教室やレッスンに通う
経験豊富な講師に直接教えてもらえるのは、教室やレッスンならではです。独学での羊毛フェルト作りが難しいと感じた方は、教室を探してみるのもおすすめです。
わからないことはすぐに講師に質問できるので、初心者でもストレスなく作業をすることができるでしょう。
ただし、受講料や通う場所、スケジュールの都合など、場合によっては条件が多くなってしまうのがネックです。
オンライン講座を利用する
羊毛フェルトを始めてみたいものの「独学で出来るか心配」「近くに教室がない」という方におすすめなのが、オンライン講座です。
オンライン講座なら好きな時間、好きな場所で、作りたいものやレベルに合わせたレッスンが受講できます。
PCやスマートフォンで動画を何度も見返せるので、細かい動作やわからない部分を確認するのにも便利ですね。
豊富なレッスンの中から、興味のあるものを見つけて自身のペースで羊毛フェルトに挑戦してみませんか?
身近にあるもので羊毛フェルト作りをはじめよう
いくつかの道具を揃えたら、自宅の小さなスペースで気軽に始められる羊毛フェルト。
材料も仕上がりもふわふわで、作りながら癒されること間違いなしです。
材料も仕上がりもふわふわで、作りながら癒されること間違いなしです。