【ころんと可愛い】かぎ針編み巾着の作り方やアレンジ方法を紹介
2024/02/15
ころんとした形やサイズ感が可愛い、かぎ針編みの巾着。
雑貨屋さんやデパートなどで見かけて、自分で作ってみたい!と思った方もいらっしゃるでしょう。
編むのが難しそうに見える巾着ですが、実は基本の編み方だけで完成させることができる、かぎ針編み初心者さんにおすすめのアイテムです。
自分の好みやスタイルにぴったり合う、可愛い巾着を作ってみませんか?
雑貨屋さんやデパートなどで見かけて、自分で作ってみたい!と思った方もいらっしゃるでしょう。
編むのが難しそうに見える巾着ですが、実は基本の編み方だけで完成させることができる、かぎ針編み初心者さんにおすすめのアイテムです。
自分の好みやスタイルにぴったり合う、可愛い巾着を作ってみませんか?
目次
こんなことがわかります
- かぎ針編みの巾着作りに必要な道具や材料
- 巾着の編み方
- 編む際の注意点やアレンジ方法
こんな方におすすめ
- かぎ針編み初心者さん
- かぎ針編みで巾着を作ってみたい方
- 過去に挑戦して挫折したことがあるが、もう1度トライしてみたい方
かぎ針編みで作る巾着|道具・材料
かぎ針編みに必要な道具や材料は手軽に手に入るものばかり。
下記を参考に、作るアイテムに合ったサイズや太さのものを選びましょう。
【かぎ針】
かぎ針のサイズ(号数)は、使う毛糸や編み目の太さに合わせて選びます。
号数:毛糸の太さに合う号数を使用します。
中細毛糸であれば4号、並太毛糸であれば6号、極太毛糸であれば8号が目安です。
初心者さんは、やや太めの7号・8号あたりから始めると良いでしょう。
素材:金属製、木製、プラスチック製など
持ち手:グリップ状の握りやすいもの
【毛糸】
毛糸の素材や太さは、バッグの大きさやデザインに合わせて選びましょう。
種類:アクリル毛糸、ウール毛糸、コットン毛糸など
太さ:中細毛糸、並太毛糸、極太毛糸など
使用量:巾着の大きさや編み方によって異なりますが、50g程度あれば十分です。
【とじ針】
糸を処理するために使用します。
【はさみ】
糸を切るときに使用します。
【段数マーカー】
かぎ針編みで作る巾着|編み方
基本の編み方
【くさり編み】
くさり編みは、かぎ針編みの中で、すべての編み方の土台となり、編み物の幅を決定するための重要な工程です。
糸をかぎ針にかけて編み始めの輪を作り、毛糸を下からすくって輪を引き抜いたらくさり編み1目の完成。
【こま編み】
くさり編みの次に、かぎ針編みの基本となるのがこま編みです。強度のある、硬めの編み地になります。
くさり編みで作り目を編んだあと、立ち上がりを1目編み、2目めの裏山にかぎ針を入れて糸を引っ掛けてから1つのループを引き抜きます。
かぎ針には2つのループがある状態です。
さらにかぎ針に糸をかけ、2つのループを引き抜いたら、こま編み1つの完成です。
【長編み】
長編みはかぎ針編みにおける基本的な編み方の1つで、作品に高さとボリュームを加えるのに役立ちます。
くさり編みで作り目を編んだあと、立ち上がりを3目編み、糸を引っ掛けてから4目めの裏山にかぎ針を入れて1つのループを引き抜きます。
かぎ針には3つのループがある状態です。
さらにかぎ針に糸をかけ、最初の2つのループを引き抜き、もう1度かぎ針に糸をかけ、2つのループを引き抜いたら、長編み1目が完成します。
【引き抜き編み】
引き抜き編みは、高さのない編み方で、縁取りや仕上げ部分、また色を変える際によく使われる編み方です。
巾着の編み方
かぎ針編みで作る巾着は、形やサイズ、柄などさまざまなタイプのものがあります。
ここで紹介するのは、はじめてかぎ針編みに挑戦する方にもやさしい、シンプルな巾着の作り方です。
【シンプルなマチなし巾着の編み方】
1.くさり編みで作り目を編む
作り目の数は、作りたい巾着の大きさに合わせて編みましょう。
2.こま編みで1段編む
3.1と2で編んだ編み地をぐるりと一周するようにこま編みをひたすら編む
こま編みの段数は、作りたい巾着の高さ分編んでください。
4.こま編みの最後の段は、引き抜き編みで締める
5.くさり編みを1目編み、2つ先にかぎ針を刺し長編みを1目編む
6.5をぐるりと一周繰り返して、紐を通す部分を作る
7.糸を処理して紐を通したら完成です!
かぎ針編みで作る巾着|注意点
かぎ針編みで巾着を作る際に、気をつけていただきたい注意点について解説します。
【かぎ針編みで巾着を作る際の注意点】
- 洗濯機で洗えるか
- 編む際の力加減
洗濯機で洗えるか
毛糸は、洗濯機で洗えるものとそうでないものがあります。
かぎ針編みの巾着を洗濯機で洗う際は、使用している毛糸の洗濯表示をよく読み、確認してから行ってください。
洗濯機使用時は、巾着を洗濯ネットに入れることで編み目の傷みを防ぐことができます。
洗濯機使用時は、巾着を洗濯ネットに入れることで編み目の傷みを防ぐことができます。
また、洗濯後の形崩れを防ぐため、平干しで自然乾燥させるのが理想的です。
素材によっては、縮んだり色落ちする可能性もあるため注意しましょう。
編む際の力加減
かぎ針編みで巾着を編む際の『力加減』は重要です。
糸に強すぎる力を加えると編み目がきつくなり、反対に弱すぎると緩くなってしまいます。また、力加減を間違えると、糸が切れたり編み目が歪んだりすることもあります。
特に巾着の口や底部分は、巾着を使用する際に負荷がかかるため、均等な力で編むことが大切です。
力加減を一定に保つためには、糸を引く強さや、かぎ針の持ち方を調整して、リラックスして編むことがポイント。
練習を重ねることで、適切な力加減が自然と身についていくので、最初はゆっくりと丁寧に編み進めましょう。
本章でお伝えした内容以外にも、かぎ針編みの初心者さんに知っておいていただきたいポイントはたくさんあります。
かぎ針編み超初心者さんは、次の記事もぜひ参考にしてください。
かぎ針編み巾着のアレンジ方法3つ
おやつを入れたりリップなどのコスメを入れたりと、さまざまな用途で使える巾着。
アレンジを加えることで、使い道や雰囲気を変えて楽しめます。
本章では、かぎ針編みで作る巾着のアレンジ方法を3つ紹介します。
【かぎ針編み巾着のアレンジ方法】
- サイズを変えて作る
- 色を変えて作る
- 紐を変えて作る
uzu.「かぎ針編み 巾着バッグの編み方」
方法1:サイズを変えて作る
巾着のサイズは、作りたいデザインによって、またご自身の用途によって自由に変えることが可能です。
あめ玉を入れるのか、スマホを入れるのか、コスメポーチにするのかなど、何に使いたいのかを考えてサイズを決めましょう。
サイズが大きめの巾着を作る場合は、太い糸で編むことで、より早く簡単に作れます。
方法2:色を変えて作る
毛糸の色を変えて作ると、巾着の雰囲気はガラッと変わります。
複数の色で編んで、カラフルな巾着にすることも可能です。
グラデーションがかかった毛糸やレインボータイプの毛糸を使用すれば、途中で毛糸を変えることなく色あざやかな仕上がりを楽しむことができるでしょう。
方法3:紐を変えて作る
巾着の紐は、作品のアクセントになる部分です。
巾着本体と紐の毛糸の色を変えたり、紐の素材自体を変えたりとアレンジ方法はさまざま。
紐にレースやビーズを飾れば、華やかな巾着になります。
かぎ針編み巾着作りが学べるレッスン〜3選〜
かぎ針編みで作る巾着は、編み物はじめてさんにも挑戦しやすいアイテムですが、いざ編み始めてみると、かぎ針を刺す場所や糸の処理などに迷うこともあるでしょう。
1つ1つの編み方はシンプルなかぎ針編みですが、ちょっとした編み方のコツやポイントがあります。
迷わずスムーズに完成させるためには、プロから学ぶのが近道!
迷わずスムーズに完成させるためには、プロから学ぶのが近道!
ここでは、かぎ針編みの『巾着作り』に役に立つ3つのオンライン講座を紹介します。
【かぎ針編みの巾着作り講座|3選】
- フリル巾着
- 巾着バッグ
- 巾着ポーチ
Demico「【モザイク編み】基本の柄で巾着ポーチを編もう」
「フリル巾着」作り講座
大人可愛い、フリル付き巾着の講座です。
巾着の大きさや色使いを変えて、アレンジを楽しめるのも魅力的。
余った毛糸でも十分楽しむことができます。
基本的なかぎ針編みをマスターして、持ち運ぶのが楽しみになるおしゃれなフリル巾着を作ってみませんか?
「巾着バッグ」作り講座
バッグの底と側面のコントラストがおしゃれな、肩掛けできる巾着バッグが作れる講座です。
側面は一見難しそうに見える『松編み』ですが、実は長編みと細編みの2種類の編み方をマスターすれば編むことができるおしゃれな模様編みです。
これからかぎ針編みに挑戦しようと思っている方や、デザインの幅を広げたい経験者の方におすすめします。
「巾着ポーチ」作り講座
モザイク編みを用いた巾着ポーチの作り方講座です。
『モザイク』と聞くと、複雑そうなイメージですが初心者さんでもモザイク編みの基本的な構造を理解すれば挑戦できます。
レッスンでは円形底の巾着を制作しますが、目の数を合わせれば、底の形を長方形や正方形など好きな形にアレンジすることが可能です。
毛糸の色の合わせ方を楽しみながら、さまざまな異なる雰囲気の巾着を作ってみましょう。
ほっこり可愛いかぎ針編み巾着を作ってみよう
シルエットや柄も自分好みにアレンジできる、手作りのかぎ針編み巾着。
編み物がはじめての方には少し難しそうに見えますが、1つ1つの編み方は基本的なものばかりなので、ぜひ挑戦してみてくださいね。
手作りのものは、機械編みにはない温もりがあります。
「最後まで編みきれるかな…」と心配な方は、気軽に編める大きさの巾着から始めてみましょう。