スマホで魅力的な写真が撮れる!ハンドメイド作品の撮り方を徹底解説

2024/02/22
ハンドメイド作品において、認知や売り上げに直結する『作品写真』は大変重要です。

しかし、写真の撮り方や魅力的に撮影するためのポイントを今まで学んだ事がある方は少ないでしょう。

「作品の魅力が伝わらない」「もっと魅力的でおしゃれな写真が撮りたい」「いつも同じような写真…」などと悩んでいませんか?

実は、高価な一眼レフや専門知識がなくても、基本的な知識や操作方法、映える写真のコツをおさえれば、作品の魅力を最大限に引き出した写真を撮影することができます。

本記事では、スマホカメラの持ち方から基本操作、写真の構図や光の基本知識、撮影した作品写真の活用方法など、今日から使えるスマホ写真のコツをたっぷり紹介します。

美しくおしゃれなスマホ写真の撮り方をマスターして、作品の魅力を存分に伝えられるようになりましょう。

こんなことがわかります

  • スマホカメラの基本操作や持ち方
  • スマホ撮影に重要な構図や光の考え方
  • 作品写真の活用方法

こんな方におすすめ

  • ハンドメイドの作品写真を撮影したい方
  • おしゃれで魅力的な『物撮り』の方法をしりたい方
  • スマホ写真を作品撮影や趣味に活用したい方

ハンドメイド作品|写真の重要性

ハンドメイド作品の販売において、写真は作品の第一印象を左右する重要な要素です。

魅力的な作品写真があれば、購入者の購入意欲が高まり、販売の促進につながります。

写真1枚で、作品の質感や色味、細かなディティールまで、あなたの想いやこだわりを世界中の人に伝えることができます。

反対に、上手く作品の魅力を写真で伝えられないと、作品を求めている方に見つけてもらったり手に取っていただいたりする機会を逃すことにもなりかねません。

そのため、作品写真の出来は販売促進のカギを握っているのです。

えびまよ「3ヶ月で世界観を作る!はじめてのスマホ写真講座

スマホで作品写真を美しく撮るメリット

スマホカメラは、手軽に高画質な写真が撮れるため、作品写真の撮影に最適なツールです。

また、写真の編集もアプリで容易にできるようになり、撮影後すぐに編集してSNSなどで共有することもできます。

スマホカメラで美しく魅力的な写真が撮影できるようになれば、高性能な一眼レフやカメラマンを手配する必要もありません。

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スマホカメラの基本操作

作品写真の質を高めるためには、スマホカメラの基本操作を理解することが重要です。

ここでは、スマホカメラの基本的な操作方法を紹介します。

【スマホカメラの基本操作】
・明るさの調整
・ピントの合わせ方
・ホワイトバランスの設定
・カメラの角度

明るさの調整

カメラの明るさを調整することで、作品の質感や色合いを表現することができます。

撮影画面で、スマホの画面上の明るくしたい箇所に指を置くと、明るさを調整するガイドラインが表示されるため、上下して明暗を調整しましょう。

ピントの合わせ方

スマホカメラにはAF(オートフォーカス)機能が標準装備されているため、シャッターボタンを半押しするとピントを合わせることができます。

また、撮影したい作品を指でタッチすると、作品にピントを合わせて背景をぼけさせることができるため、作品がより際立ち細部まで鮮明に写ります。

ホワイトバランスの設定

作品の色彩を正確に写真に収めるためには、ホワイトバランスの設定が重要です。

ホワイトバランスとは『カメラに白色を白色として認識させるための機能』のこと。

例えば、白い壁が夕日に照らされたとき、人は光源(夕日の色)の影響を受けず、白色の壁だと判断できますが、カメラは光源の影響を受けオレンジ色の壁だと認識してしまいます。

カメラが捉える白色への認識のずれを修正するのが、ホワイトバランスの設定です。

ホワイトバランスがスマホのカメラ機能に内蔵されているものもあれば、iPhoneのようにアプリなどを用いて調整する必要があるものもあります。

作品写真を撮影する際には、ホワイトバランスを調整して写真の色味が実際に見たときの色味とできる限り同じになるよう設定することが大切です。

スマホカメラの角度

作品の魅力を最大限に引き出す角度から撮影しましょう。

真正面から作品を撮影したり、実際の店舗で商品を選んでいるような斜め上からのアングルで撮影したりと、作品の質感やディティールがより細かく伝わるような角度調整が重要です。

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スマホカメラの持ち方

スマホカメラで写真を美しく撮るためには、安定した持ち方をマスターする必要があります。

手ブレを防ぎ、構図を正確に決められるように、以下の持ち方を意識しましょう。

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スマホカメラの基本的な持ち方

スマホカメラを持つ時の基本姿勢は、次の通りです。

【カメラを持つ時の基本姿勢】
  • スマホは両手でしっかり包み込むように持つ
  • 親指は画面の両側に添える
  • 中指と薬指は背面に添えて支える
  • 肘を軽く曲げて、体で支える

縦撮り・横撮り撮影の持ち方

縦撮り、横撮り撮影での持ち方は以下の通りです。

縦撮り:親指はシャッターボタン付近に、人差し指と中指はスマホの背面に添える
横撮り:両手で横向きに握り、親指はシャッターボタン付近に、人差し指と中指はスマホの背面に添える

縦撮りと横撮り、いずれの場合も、人差し指と中指でスマホを背面から支えるのがポイント。

作品の魅力を引き出す構図

写真の構図は、作品写真の印象を大きく左右する重要な要素です。

ここでは、作品をより魅力的に伝えるために取り入れられることの多い構図を紹介します。

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三分割構図

三分割構図は、スマホの画面を縦横に3等分して、その交点に被写体を配置することでバランスの良い構図に仕上げる方法です。

見る人の目を自然と被写体に導くため、作品が自然と際立ちより魅力的になります。

余白の使い方

作品の周りにある余白を調整することで、作品をより印象的に見せることができます。

例えば、たくさんの余白はクールな印象をもたらしたり、反対に余白を少なくすることで存在感を表現したりすることが可能です。

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被写界深度

被写界深度とは、写真のピントが合っている範囲のこと。

作品に焦点を合わせて背景をぼかすことで、作品に立体感が生まれます。

スマホカメラにポートレートモードがある場合は、簡単に被写界深度の効果を引き出し、作品を際立たせることができます。

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俯瞰撮影・平置き撮影

作品の特徴に合わせて、最適な撮影角度を選びましょう。

【俯瞰撮影・平置き撮影】
真上から見下ろすようにして撮影(平置き撮影とも呼ばれる)したり、斜め上から撮影したりする方法です。

被写体の全体像を捉えやすく、作品写真を撮影する際、頻繁に使われる撮影方法です。

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光の活用

『光』は、作品写真の雰囲気に大きな影響を与えます。

それぞれの光の特徴を理解し、作品に合った光を選びましょう。

自然光・人工光

自然光と人工光では、写真の雰囲気が大きく変わります。

一般的に、自然光は温かみのある写真に、人工光はクールな印象の写真に仕上がることが多いです。
自然光は、時間帯や天気に左右され、人工光は電球の種類やワット数の大きさによって印象が異なります。

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順光・逆光・半逆光

作品の表情は、光の向きによって変わります。
順光・逆光・半逆光をうまく使いこなしましょう。

順光

順光とは、被写体に対し正面から光が当たる状態です。

被写体が全体的に明るく、色彩が鮮明に表現されますが、被写体が平面的に見えやすいという特徴があります。

特に青空や自然の風景を撮影する際に適しており、撮影者が太陽を背にして被写体を撮るスタイルが一般的です。

逆光

逆光は、被写体に対して背後から光が当たる状態です。

被写体の輪郭が光によって強調され、柔らかな印象やシルエットを生み出すことができます。

被写体が暗くなりがちなため、露出補正(写真の明るさ調整)が重要です。

半逆光

半逆光とは、被写体の真後ろから左右どちらかに45度程度傾けた状態から光が当たる状態で撮影する方法です。

適度な陰影を作り出すことで、被写体の立体感や質感を際立たせます。

特に物撮りやお料理写真に適しており、自然な立体感や美味しそうな照り感を出すことが可能です。

影の活用

影を効果的に利用すると、作品に奥行きや立体感を出すことができます。

被写体の形や質感を強調するために、効果的な方法です。

レフ板の活用

レフ板を使用することで、柔らかく均一な光を被写体に当てて影を和らげたり、反対側の光を補強して明るさを調整したりします。

被写体のディテールが際立ち、色彩の鮮やかさや質感が伝わりやすく、全体の写真の質を高めることができます。

作品写真の編集

スマホには、写真編集アプリが多数あります。
ご自身に合った使いやすいアプリを使って、作品の魅力を存分に引き出す写真にしましょう。

アプリでできる編集内容には、次のようなものがあります。

明るさ調整】写真の明るさを調整
コントラスト調整】写真の明暗差を調整
彩度調整】写真の彩りや鮮やかさを調整
【シャープネス調整】写真の輪郭やディティールを強調して鮮明に仕上げる
【フィルター】写真に加工を施してくれる機能。おしゃれ、レトロ、モードなどさまざま雰囲気に加工できる

えびまよ「3ヶ月で世界観を作る!はじめてのスマホ写真講座

作品写真の活用

作品写真は、SNS投稿や販売サイト掲載など、さまざまな場面で活用できます。
写真を使って認知を広げたり、購入意欲を促進したりすることができるのです。

本章では、作品販売における活用方法を3つ紹介します。

SNS投稿】作品の魅力を多くの人に伝え、販売促進につなげられる
販売サイト掲載】作品の魅力を最大限にアピールし、購入意欲を高めることができる
印刷物への利用】作品集やチラシなどに活用することで、作品の価値を高められる

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スマホカメラのレッスンをご紹介

プロから学べるオンラインレッスン「はじめてのスマホ写真講座」は、自宅にいながら好きな時にレッスンを受講するだけで、作品撮影への不安や苦手意識を払拭することができます。

『写真はセンス』ではありません。基本の設定方法やルール、コツをしっかりおさえれば、目を惹く魅力的な写真をだれでも撮影できるようになります。

「似た写真ばかりでワンパターンになってしまう」「写真をブランディングやWeb集客に活用したい」と考えている方におすすめの講座です。

写真の基本知識とスマホの撮り方を理解すればだれでも素敵な作品写真が撮れる!

手をかけて、想いを込めて制作したハンドメイド作品。

スマホカメラの基本操作や構図、光の効果を理解することで、だれでも美しくおしゃれな写真を撮影できるようになります。
魅力あふれる作品の素晴らしさを、あなたのスマホスキルで余すことなく伝えてくださいね。

作品写真で身につけた写真スキルは、普段の何気ない日常写真もおしゃれに彩ってくれるでしょう。

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