【動画クリエイター監修】スマホで誰でも簡単!ショート動画の作り方

2024/09/30
スマホでショート動画を作ってみたい!
ショート動画におすすめの動画編集アプリはある?
InstagramやYouTubeショートでつい見てしまう『魅力的な動画』はどうやって作ったらいいんだろう…

ショート動画は、YouTubeショートをはじめ、InstagramやTikTokでも人気のある縦型の短尺動画です。昨今ではZ世代だけではなく、40代や50代の方まで広く親しまれています。

しかし、実際に作ってみるとなると、動画をつなぎ合わせただけの簡単なものは作れても『惹き込まれる構成』や『バズる動画』を作るのは難しいもの。

そこでこの記事では、
  • YouTubeショート、Instagram、TikTokによるショート動画の違い
  • ショート動画の作り方
  • 動画編集におすすめの動画編集アプリ4選
を紹介します。
ショート動画の知識をサクッと身につけて、自分らしい動画作りを楽しみましょう。

※記事の内容は、2024年9月時点の情報です。

こんなことがわかります

  • ショート動画の作り方
  • ショート動画を作るのにおすすめのアプリ
  • 動画をアップする方法(YouTubeショート、Instagram、TikTok)

こんな人におすすめ

  • ショート動画を作ってみたい方
  • 自分に合うアプリを見つけて動画作成を楽しみたい方
  • 自分や紹介したい商品を『素敵に魅せる動画』を作りたい方

『ショート動画』とはYouTubeショートやSNSで話題の短い動画のこと

近年10〜20代の方を中心に話題となっている『ショート動画』は、再生時間の短い、短尺の縦型動画のことを指します。

動画時間は10〜60秒程度と短く、移動時間や休憩時間、寝る前などの隙間時間にスマホでサクッと見ることができます。

縦画面全体に映し出される動画は迫力があり、まるで動画の世界に入り込んだような没入感や臨場感を味わうことができ、つい時間を忘れて見続けてしまうことも。

ショート動画は、スマホがあれば誰でも作成できるため、見るだけではなく自分で作ってYouTubeショートやInstagramなどに投稿する人は年々増加傾向です。

pitaco / ぴた子「スマホひとつで始める!ショート動画制作テクニック実践コース

YouTubeショート・Instagram・TikTokによる『ショート動画』のちがい

ショート動画は、動画をアップする媒体によりそれぞれ特徴(動画の時間や編集機能など)が異なります。

ここでは、
  • YouTubeショート
  • Instagram
  • TikTok
による『ショート動画のちがい』について解説します。

YouTubeショート

YouTubeが提供している、15秒〜60秒の短い動画をアップできる機能です。

YouTubeショートとYouTubeとの違いは、なんといっても動画の短さ。またYouTubeショートはアプリ内で手軽に撮影・編集が可能です。

YouTubeショート内にある『編集』機能も優秀で、利用者の多さもうなづけます。

Instagram

Instagramのリール機能は、最大90秒まで、ストーリーズ機能は最大60秒までの動画をアップすることができます。

Instagramで90秒以上の動画をアップしたい場合は、1度フィード投稿で90秒以上の動画をアップした後にリール動画に変更することで、最大60分まで動画を載せることが可能です。

Instagramのアプリ内で撮影・編集もできます。

TikTok

TikTokは、最大60分の動画をアップできるプラットフォームです。

アップできる最大時間は長いですが、あまり長い時間の動画をアップロードしても途中で離脱されてしまう(動画を見ることをやめてしまう)ことも多いため、15〜30秒程度のショート動画が大半を占めています。

YouTubeショートよりも前にリリースされた媒体で、『ショート動画』の先駆けと言っても過言ではありません。

縦型のフルスクリーンでおすすめの動画が再生され、スワイプすれば次々に新しいショート動画を見ることができます。

TikTokの中にも、動画のテイストを変えるフィルターや、自分の動きを可愛いキャラクターに同期させる機能があり、YouTubeショートやInstagramと同様、TikTok内で動画を作ることも可能です。

ショート動画の作り方

「ショート動画は見る専門だったけど、簡単そうならちょっと作ってみたいな…」という方に向けて、ショート動画の作り方を紹介します。

一般的なショート動画の作り方は以下の通りです。

【ショート動画の作り方】
  1. ショート動画の企画・構成を考える
  2. 動画撮影の準備
  3. 動画の撮影
  4. ショート動画の編集
  5. YouTubeショートやSNSへ動画をアップする
  6. 効果測定・分析
1〜3や6は、魅力的な動画を作るために重要な要素ですが、まず初心者さんは4の『ショート動画の編集』と5の『YouTubeショートやSNSへ動画をアップする』について学ぶことが先決です。

そこでここでは、
  • ショート動画の編集
  • YouTubeショートやSNSへ動画をアップする
について解説します。

pitaco / ぴた子「スマホひとつで始める!ショート動画制作テクニック実践コース

ショート動画の編集

ショート動画の編集には、2通りの方法があります。

【ショート動画の編集方法】
1.各媒体(YouTubeショート・Instagram・TikTok)内にある動画編集機能を用いて編集する
2.編集アプリを用いて編集する

今回は、編集した動画をどの媒体でも使用できるよう、シンプルで使いやすい『CapCut』を用いた基本的な編集方法を紹介するので、ぜひ作ってみてください。

【CupCutを使ったショート動画の編集方法】
1.ホーム画面左下にある『編集』をタップ
2.『+新しいプロジェクト』をタップ
3.ショート動画に使用したい動画を選ぶ
(複数使用したい場合は流したい順番に選ぶ)
4.中央下に出ている動画を左右にスライドすると編集する箇所が選べる
5.編集したい箇所に白い縦線を合わせたら、下にある編集メニューから編集したい項目を選択して操作する
6.全ての編集が終わったら、右上にある『エクスポート』をタップ
7.スマホの写真に保存されて編集完了!

補足1:InstagramやTikTokは、『エクスポート』の終了画面から、そのまま各媒体のアイコンをタップすることで編集画面に移行することができます。そのまま投稿されることはないので安心してください。

補足2:動画の1番最後に『CapCut』の文字が表示されるため、不要の場合は最後の動画をタップして右下の『削除』ボタンを押せば削除することができます。

pitaco / ぴた子「スマホひとつで始める!ショート動画制作テクニック実践コース

各媒体にショート動画をアップする方法

動画編集アプリで作成したショート動画を、YouTubeショート、Instagram、TikTokそれぞれでアップする方法を紹介します。

YouTubeショートにアップする方法

スマホを使って、YouTubeショートにショート動画をアップする方法は次の通りです。

【YouTubeショートにショート動画をアップする方法】
1.YouTubeのメイン画面下にある『+マーク』をタップ
2.動画編集アプリで作ったショート動画を選択して『次へ』をタップ
3.動画の長さを調整して『次へ』をタップ
4.編集したい項目がなければ、そのまま『次へ』をタップ
(音楽や文字入れなど、編集したい場合はここで編集も可能です)
5.キャプション(動画の紹介文)などの必要事項を記載して『ショート動画をアップロード』をタップ

Instagramのリールにアップする方法

Instagramは、ショート動画をアップする機能が3種類あります。

【Instagramでショート動画をアップする機能】
①リールにアップ
②ストーリーズにアップ
③フィード投稿にアップ

アップする方法を1つずつ紹介します。

①リールにアップ
1.Instagramのメイン画面右下にある『自分のアイコン』をタップ
2.画面右上にある『+マーク』をタップ
3.『リール』をタップ
4.動画編集アプリで作ったショート動画を選択して『次へ』をタップ
5.動画の長さを調整して『次へ』をタップ
6.編集したい項目がなければ、そのまま『次へ』をタップ
(音楽を入れるなど編集したい場合はここで編集もできます)
7.キャプション(動画の紹介文)などの必要事項を記載して『シェア』をタップ

②ストーリーズにアップ
1.Instagramのメイン画面左上にある『ストーリーズの+マーク』をタップ
2.動画編集アプリで作ったショート動画を選択する
3.動画の長さを調整して『完了』をタップ
4.編集したい項目がなければ、そのまま『→マーク』をタップ
5.シェアしたい相手を選んで(全員にシェアする場合はそのまま)『シェア』をタップ

③フィード投稿にアップ
1.Instagramのメイン画面右下にある『自分のアイコン』をタップ
2.画面右上にある『+マーク』をタップ
3.『投稿』をタップ
4.動画編集アプリで作ったショート動画を選択して『次へ』をタップ
(フィード投稿に何個も動画をアップしたい場合は、画面中央右にある『◻︎マーク(四角が重なったようなマーク)』をタップしてから、投稿したい順番に動画を選択して『次へ』をタップ)
5.編集したい項目がなければ、そのまま『次へ→』をタップ
(音楽を入れるなど編集したい場合はここで編集もできます)
6.キャプション(動画の紹介文)などの必要事項を記載して『シェア』をタップ

補足1:Instagramは、定期的に使用方法のテストをおこなっているため、アカウントによっては操作方法が異なる場合があります。

補足2:投稿に動画を掲載する場合、自動的にリールにもアップされることがあります。投稿のみでリールにはアップしたくない場合、動画や画像を選択する『4』の操作時に、複数投稿をすることでリールにはアップされなくなるため、ぜひ試してみてください。

TikTokにアップする方法

TikTokでショート動画をアップする方法は、以下の通りです。

【TikTokでショート動画をアップする方法】
1.TikTokのメイン画面下の『+マーク』をタップ
2.画面中央下の『◯』の右横にある、ご自身の写真アルバム(画像になっている)をタップ
3.動画編集アプリで作ったショート動画を選択して『次へ』をタップ
編集したい項目がなければ、そのまま『次へ→』をタップ
4.(音楽を入れるなど編集したい場合はここで編集もできます)
5.キャプション(動画の紹介文)などの必要事項を記載して『投稿』をタップ

ショート動画作りにおすすめのスマホで使える動画編集アプリ4選

ショート動画作りの初心者さんには、前述したCapCutというアプリがおすすめですが、他にもショート動画を作れるアプリはさまざまあります。

ここでは、ショート動画を作ることができるアプリを4つ紹介します。

【スマホで使える動画編集アプリ】
  1. CapCut
  2. Promeo
  3. InShot
  4. VLLO
ぜひ相性の良いアプリを選んで、ショート動画作りを楽しんでください。

1.CapCut

CapCutは、ショート動画の編集でも紹介した通り、初心者さんでも直感的な操作をしやすいアプリです。

TikTokを運営する「ByteDance社」が提供する動画編集ソフトです。

ショート動画制作に必要な編集機能は一通り装備されていますが、中でも月2回まで無料で使用できる『自動キャプション』の性能は高く、キャプション作成の手間を驚くほど減らしてくれる嬉しい機能

課金しなくてもSNSに投稿できるレベルのショート動画を制作できますが、課金することでさまざまなエフェクトやテンプレート、ステッカーを使えるようになります。

自動キャプションも制限なく使用できるようになるので、本格的にショート動画を始めたいと考えている方は試しに使ってみても良いでしょう。

2.Promeo

Promeoはテンプレートの種類がとにかく豊富で、Instagramのストーリーやリール投稿、TikTokなど、SNSにそのまま投稿できる形式の動画テンプレートも用意されています。
また、出力の段階で各SNSに合った形式で出力することも可能です。

テンプレートの画像を変更したり文字の内容を変更したりするだけでも、ショート動画制作の玄人が作成したかのような動画を初心者さんでも簡単に作ることができます。

さらに、アプリ内でAIマジックデザイナーを使用すれば、質問に答えるだけで自動的に動画を生成してくれる機能も。ショート動画制作のハードルをぐっと下げてくれるアプリです。

3.InShot

画編集でよく使用する、オーディオやステッカー、テキストが感覚的に使用できることに加え、トラッキング(モザイクなどを追随して自動でかけてくれる)機能の性能が良く、他のアプリでわざわざモザイクをかける必要もありません。

課金することで『InShot』のロゴを消したり広告を非表示にしたりできます。

4.VLLO

動画を編集したい箇所に、BGMや音声録音、テキストなどを直感的に操作できる仕様となっており、初心者向けの動画編集アプリです。

編集画面の『?マーク』を押せば、いつでも気軽に操作のチュートリアルを見られるため、ショート動画の編集がはじめての方でも安心です。

テンプレートも数多く用意されているため、誰でも簡単にパッと目を引く動画を作れます。

ショート動画作りに自信のない方はいつでもプロに相談できる環境がおすすめ!

動画をつなぎ合わせ、音楽や文字入れをする程度のショート動画であれば、特別なスキルがなくても作ることができます。

しかし、つい最後まで見てしまう『魅力的な動画』を作ろうと思うと話は別です。

なぜなら、初心者レベル以上の動画編集のスキルや、より良くするための『動画の構成』や『効果測定・分析力』が不可欠だからです。

その点では、YouTubeショートやInstagramやTikTokなどのSNSは基本的に無料で利用できるため、ご自身で『動画を作る→分析→改善→また動画を作る』を繰り返してスキルを磨くことも可能です。

ところが、これらをいざ自分1人でこなそうと思うと、日々仕事や趣味に忙しい毎日の中、なかなか膨大な時間を費やす必要があります。

そこでおすすめなのが、『ショート動画のプロ』から学んで、最短で魅力的な動画を作る方法を身に付けること。

オンラインで学べる『ショート動画制作テクニック実践コース』なら、ショート動画の作り方はもちろん、初心者さんには難易度の高い、企画から動画制作、分析まで一挙に学ぶことができます。

講座受講中の疑問点はもちろん、完成動画をSNSに共有するところまで寄り添ってくれるので、途中で挫折することもありません。

しっかりと技術を自分のものにして、楽しみながら『自分らしい動画』を作りましょう。

スマホで気軽にショート動画作りを楽しもう!

ショート動画は、初心者さんでも挑戦するハードルが低く、アプリを使えばあっという間にSNSに投稿するような動画を作ることができます。

アプリによって機能の特色や雰囲気、使いやすさが異なるので、ぜひあなたにぴったりなお気に入りの動画編集アプリを見つけてみてください。

「ショート動画を作ったことがないから、最初はだれかにしっかり教えてほしい…」
「ある程度作れるようになったけど、”プロっぽい”ショート動画を作れるようになりたい」

そんな風に思っている方は、自宅で気軽に学びながら、わからないところをいつでも質問できる『オンライン講座』がおすすめです。

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