【保存版】ハンドメイド作家さんのためのアクセサリー撮影術|スマホでOK!映える写真で“欲しい”を引き出そう
2025/04/15
「せっかく作ったのに、写真がイマイチで魅力が伝わらない…」
「自分の作品が映えるアクセサリー撮影の方法が知りたい!」
「スマホで撮ってるけど、もっとおしゃれに撮れないかな?」
「自分の作品が映えるアクセサリー撮影の方法が知りたい!」
「スマホで撮ってるけど、もっとおしゃれに撮れないかな?」
そんなお悩み、ありませんか?
実は、どれだけ手間ひまかけて作った作品でも、売れるかどうかは、写真ひとつで決まってしまいます。
特に、ネット販売をしているハンドメイド作家さんにとって、写真は作品そのもの。
つまり、その1枚で「これ欲しい!」と思ってもらえるかが勝負です。
そこで、この記事では悩めるハンドメイド作家さんに向けて、
- スマホでできるアクセサリー撮影の基本&アイテム
- 自然光・100均アイテムを使った撮影テク
- 小物や背景で魅せる撮影アイデア
など、”ただの写真”を“売れる写真”に変えるためのコツをわかりやすくご紹介!
さらに、「1人では上達できるか不安…」という方に向けて、プロの写真家から学べる商品撮影テクニック講座も記事の後半でご案内します。
スマホでも、ちょっとした工夫で写真の仕上がりは劇的に変わります。
撮影の苦手意識を解消して、お客様の「欲しい!」を引き出せるアクセサリー撮影を始めましょう!
撮影の苦手意識を解消して、お客様の「欲しい!」を引き出せるアクセサリー撮影を始めましょう!
目次
スマホでOK!ハンドメイド作家さんのためのアクセサリー撮影準備

「撮影って、やっぱりちゃんとした照明や一眼レフが必要?」
そんなふうに思われがちですが、スマホ1台とここで紹介するアイテムがあれば十分です。
そんなふうに思われがちですが、スマホ1台とここで紹介するアイテムがあれば十分です。
特別な機材がなくても、工夫次第で魅せる写真を撮影できます。
ここでは、
- アクセサリー撮影に必要な道具
- 写真の仕上がりを底上げするアイテム
- 自然光の活かし方のコツ
を紹介します。
アクセサリー撮影に必要な基本道具

アクセサリー作品を撮影する際、最低限そろえておきたいのは次の3つです。
【アクセサリー作品に最低限必要な道具】
- スマホ(最近のモデルなら機能も十分)
- スマホ用三脚(手ブレ防止&構図が安定)
- レフ板
もし、曇りや雨、夜間に撮影したい場合には、LEDライトで光を調整すれば、作品の質感や色味を保ったまま、時間や天気に左右されずに撮影ができます。
100均でもそろう!写真のレベルが上がる撮影アイテム

プロも使っている便利グッズの多くは、100円ショップでも気軽に手に入ります。
【100均でそろう!プロ級アイテム】
【100均でそろう!プロ級アイテム】
- 白い厚紙 or カラー画用紙(背景・レフ板に活用)
- 練り消し or 両面テープ(指輪や小物の固定に)
- ピンセット(小さなパーツの微調整に大活躍)
- 手袋(指紋・くもりを防ぐ)
高価な機材を用意しなくても、身近なアイテムとちょっとした工夫で、写真の印象も作品の伝わり方も、驚くほど変わります。まずは、できることからはじめてみましょう。
自然光を活かせば一気にプロ写真に!

光の使い方ひとつで、スマホ写真は売れる写真に変わります。
自然光を味方にすれば、作品の色も、輝きも、エモさも写真に宿ります。
余計な加工がなくても、あなたの作品をひときわ印象的にしてくれるのです。
【自然光を最大限活かすためのポイント】
- 撮影場所は「窓際」がベスト
午前〜お昼過ぎまでの時間帯がGOOD! - 直射日光は強すぎるので注意
レースカーテンなどでやさしく光を通すとやわらかい印象に
窓際から少し離すことで影が柔らかくなる - 部屋の照明はすべてOFFでOK
光の色味が混ざらない分、写真がクリアに仕上がる
背景&小道具で魅せるアクセサリー撮影術

アクセサリー作品の個性や世界観を際立たせる上で欠かせないのが、背景と小道具の選び方。
ちょっとしたアイテムや配置の工夫だけで、作品のブランディングを自由自在に表現できます。
背景は『シンプル+質感』がカギ

アクセサリーは小さく繊細だからこそ、背景がごちゃつくと主役がぼやけてしまいます。
背景はシンプルに。でも、素材感や色味にはこだわりましょう。
【おすすめの背景アイデア】
【おすすめの背景アイデア】
- 白・黒・グレーの厚紙:アクセサリーが際立つ王道カラー
- 大理石柄・木目調の紙や布:ナチュラル&上品な印象に
- リネン・チュール・シルクの布(やさしい空気感を演出)
白背景は万能ですが、白っぽいアクセサリーはぼやけがちです。
そんなときはグレーや黒に変えるだけで、キリッと締まった印象になるので、ぜひ試してみてください。
小道具でストーリーをプラス!

ただ“置いて撮る”だけではもったいない!
小物を添えるだけで、『見た瞬間のときめき』を感じる写真に仕上がります。
【真似したい!小物アイデア】
【真似したい!小物アイデア】
- 小物:お皿・コップ・本・花・木箱・布・リボン・小物入れ・時計・ドライフラワー など
- 魅せ方:ネックレスはガラスの器に立てかけて立体感を。ピアスは透明のコップに掛けたり糸で吊って浮かせても。着物風アクセサリーは麻布や和紙などの和素材を
ポイントは『統一感』です。
・ナチュラル系のアクセサリーにはリネンや木のトレイ
・クールなデザインにはシンプルな陶器や石のプレート など
色味と素材感をそろえて、写真全体のまとまりを意識しましょう。
しかし、小物が主張しすぎると作品が目立たず本末転倒なので、あくまで引き立て役として使うのがコツです。
スマホでも大丈夫!おしゃれで売れる写真構図3パターン

少し意識するだけで、見映えが一気にランクアップする構図を紹介します。
【写真構図パターン】
1.三分割構図
2.斜め構図
3.余白たっぷり構図
1.迷ったらこれ!三分割構図

画面を縦横に3分割して、その交差点に主役を配置します。
視線が自然に集まり、バランスよく見える王道構図です。
2.立体感を演出!斜め構図

小物に立てかけるなどしてアクセサリーを斜めに置くことで、おしゃれな『流れ』を演出。
ネックレスやブレスレットと相性抜群な構図です。
3.余白たっぷり構図

あえて主役は小さめに。背景の“余白”が作品の品を引き立ててくれます。
文字入れやSNS投稿のバリエーションにも使いやすい構図です。
映り込み・汚れ・ピントのズレ…失敗しないアクセサリー撮影のコツ3選

「せっかく撮ったのに、なんだかパッとしない…」
そんな初心者さんの写真にありがちな失敗の主な原因は3つあります。
そんな初心者さんの写真にありがちな失敗の主な原因は3つあります。
- いらない物の『映り込み』
- 気づかないうちに付いている『汚れ』
- 合っているようで合っていない『ピントのズレ』
ここでは、よくあるミスを防いで、プロっぽく仕上げるコツをお伝えします。
失敗しないコツ1:映り込みはこれで防ぐ!

「映り込みなんて気づけるでしょ」それが意外と落とし穴なんです。
特に、金属やガラスのアクセサリーは周囲の映り込みが出やすいアイテム。ポイントを抑えて、しっかり防ぎましょう。
【映り込み防止のポイント】
【映り込み防止のポイント】
- 周囲の不要なものはすべて片付ける
- カメラマン自身の服の色にも注意!(赤や柄物は要注意)
- レフ板や白い厚紙を使って、余計な影や映り込みをカット
失敗しないコツ2:ピント合わせは“一点集中”

ピントが微妙に合っていない写真は、クオリティを激減させてしまいます。
ここでは、スマホ撮影の際に注意したいコツを紹介します。
【ピント合わせのコツ 〜スマホ編〜】
- 撮影前にアクセサリーの”魅せたい部分”をタップしてピントを固定
- ズームは使わず必要ならスマホごと前後に動かす
- 近づきすぎるとピントが合いにくくなるので、少し引いて撮る
失敗しないコツ3:指紋・ホコリは厳禁!

キラッと光るアクセサリーにうっすら映る指紋や、ふわっと乗ったホコリ…。
たったそれだけで、どんなに素敵な作品も「雑に見える」「古くさい印象」を与えてしまうことがあります。
特に、金具部分や透明なパーツ、ストーンの表面などは光が反射するぶん、ちょっとした汚れも目立ちやすいので要注意です。
撮影前には、手袋やセーム布で軽く拭き取るのを習慣にしましょう。
そして撮影中も、少しでも気になったらその場で必ずチェック&手直しするクセをつけておくと安心です。
「目で見えない汚れ」こそ、写真になると一番目立つもの。
このひと手間が、『プロっぽさと売れ行き』を大きく左右します。
アクセサリー別|売れる写真の撮影テクニック5選

アクセサリーとひとくちに言っても、物によって魅せ方のコツは全部異なります。
ここでは、アクセサリーの種類ごとに、もっと素敵が伝わる撮影のコツをみていきましょう。
【アクセサリー別|撮影テクニック】
- 指輪
- ネックレス
- ピアス
- ブレスレット
- ヘアアイテム
アクセサリーは、光の加減や影によって、印象が大きく変わります。
加工のしすぎには注意して、実物の色味と近い写真を心がけましょう。
1.指輪|小さくても主役級に魅せる

指輪の撮影で大切なのは、立体感。
背景はシンプルが正解です。白やグレーで輝きを引き立てましょう。
- 立てて撮影:練り消しやホワイトワックスで立てると、影の出方も美しく
- 複数使いで華やかに:重ね付け風や並べて置くなどバリエーションを
2.ネックレス|チェーンの流れを工夫して技あり構図

ネックレスは、トップだけではなく、チェーン全体のしなやかさを演出しましょう。
チェーンがねじれないよう、ピンセットで微調整するのがポイント。
- ウェーブ状に配置:丸い小物を組み合わせて自然な曲線に
- トップにピントと光を集めて
- 着用カットもおすすめ
3.ピアス・イヤリング|浮遊感と立体感を演出

作品に合わせて、インパクトやフワッとした動きを感じさせる撮り方がおすすめです。
小物使いではごちゃつきに注意!小さいからこそ、シンプルさで作品を際立たせましょう。
- 透明の糸で浮かせて軽やかな1枚に
- 正面+横からの撮影:デザイン・厚み・揺れ感を伝えて
4.ブレスレット|つけたイメージが伝わる写真を

ブレスレットは、つけた時にどう見えるかが重要です。
着画では、角度やポーズを変えるだけで雰囲気が激変します。
- 三脚×セルフ撮影でも
- ブレスレットスタンドで立体的に見せるのもあり
- ストールや本など小物もうまく使って
5.ヘアアイテム|思わずつけたくなる写真に

ヘアピンやバレッタは、ただ撮るだけでは使った時のイメージが伝わりにくいアイテム。
背景・小物・構図を整えて『つけたときの雰囲気』を伝えることが大切です。
- 2〜3点並べて撮影するとセット感やボリューム感がわかりやすい
- 木製トレイやリネン布でナチュラルに
- 実際に髪につけた着用カットもあるとリアルにイメージできる
「なんで売れないんだろう?」を解決する!商品撮影テクニック実践講座

ハンドメイド作品の売上を大きく左右する『商品写真』。
この講座では、スマホ1台で『売れる写真』を撮るコツを、プロのカメラ講師が、商品撮影に必要な『知識と技術』だけを厳選して教えてくれます。
- 商品に応じた背景&小物の選び方
- スタイリングの構図や考え方
- 商品をより魅力的に見せる『ライティング』
- スマホで完結する『レタッチ術』
「お手本通りに撮ったのに、なぜか映えない…」そんな疑問にも、チャットで専任スタッフがサポートしてくれるから安心です。
レッスンに必要な道具は自宅に届くので、スマホがあれば準備不要ですぐにスタートできます!
レッスンはこちら
初心者でもOK!スマホで『映える×売れる』アクセサリー撮影を始めよう

写真は、あなたの作品の第一印象。
どんなに想いを込めて作ったアクセサリーでも、魅力が伝わらなければ届けたい人に届きません。
でも、構えなくて大丈夫です。
今日からできることを1つずつ取り入れていけば、あなたの作品がちゃんと選ばれる写真に変わっていきます。
「欲しい!」を引き出す写真、始めてみませんか?