今注目したいキャンドルの種類とは?人気キャンドルを詳しく解説!

2023/04/27

炎のゆらめきを楽しむだけでなく、香りや見た目、インテリアとしても楽しめるキャンドル。

このキャンドルにはいろいろな種類があり、自分だけのリラックスアイテムやプレゼントにも人気です。

今回は今注目したいトレンドのキャンドルや、形状・素材の違いによるキャンドルの種類を実例つきでご紹介します。

こんなことが分かります

  • キャンドルの形の種類
  • キャンドルのワックスの種類
  • キャンドルの学び方・手段について

こんな方におすすめ

  • キャンドル作りに興味のある方
  • キャンドルの形、ワックスの種類について知りたい方
  • キャンドル作りにこれから挑戦してみたい方

形状さまざまなキャンドルの種類

まずは形状によって異なるキャンドルの種類をご紹介します。

特徴などもあわせてチェックしていきましょう。

ベーシックキャンドル

ベーシックキャンドルとは、その名前の通り基本的なキャンドルのこと。

欧米を中心に広く使われるキャンドルで、シンプルな形が特徴的です。

その形には
  • ピラー(円柱状)キャンドル
  • スクエアキャンドル
  • テーパー(棒状)キャンドル
などがあげられます。こちらの写真はピラーキャンドル。

ピラーやスクエアキャンドルなど自立するものは主に不燃性のお皿などの上に置いて使用します。
棒状のテーパーキャンドルはキャンドルスタンドなどに挿して使うのが一般的です。

ベーシックキャンドルは火をつけると形が変わりますが、キャンドルは「形が変化する」のも楽しみ方のひとつ。

キャンドルを使い切ると炎が溶けたろうの中に沈むように落ちていくので、幻想的な雰囲気も堪能できます。

大西博之「押し花キャンドルの作り方

フローティングキャンドル

フローティングキャンドルとは、水に浮かべて使うキャンドルのこと。

ろうやワックスは水よりも軽く、キャンドルが浮く性質を利用したキャンドルです。

水に浮かべるため比較的安全性が高く、ろうの垂れをあまり気にしなくてもよいのがメリットといえるでしょう。

水は光を透過するのでガラス製の容器に入れテーブルに置くと、光りがテーブルに影を落とし、よりリラックス効果も期待できます。

フローティングキャンドルはキャンドルの形を楽しむことはもちろん、入れる容器にこだわるのもおすすめです。耐熱性のあるガラス容器であれば、自分の好きな容器を使って楽しめます。

ティーライトキャンドル

ティーライトキャンドルとは、キャンドルホルダーの中に入れて活用するキャンドルのことです。

インテリアショップでも販売されていることから、よく見られるキャンドルかもしれませんね。

市販のものはアルミカップなどに入っており、手作りだとカップがない場合もあります。

ティーライトキャンドルでこだわりたいのは、キャンドルを入れるキャンドルホルダーです。
写真のようなジェルワックスを使ったホルダーは透明感のある仕上がりで、インテリアとして活用しても雰囲気が出ます。

te ao te po「【二重】の作り方

グラスキャンドル

グラスキャンドルはグラスなど不燃性の器にワックスを流し込んだキャンドルです。

写真は丸いフォルムがかわいいガラス製容器ですが、缶や瓶を使ったキャンドルも見た目に特徴を出せます。

グラスキャンドルのメリットは、プレートなど受け皿を用意する必要がない点。

炎をともせばすぐに使えるので気軽なアイテムとして人気です。ふた付きのものもあり、芯が折れないのでキャンドルの持ち運びにも便利です。

ワックスを流し込んだグラスなどの容器は再利用できませんが、中にはろうやワックスを継ぎ足し新しい芯をセットして、長く楽しむものもあります。

earth candle「melt candleの作り方

モチーフキャンドル

モチーフキャンドルとは、ハートやお花、動物や食べ物などモチーフの形をしたキャンドルを指します。

写真のようなおいしそうなカヌレも、実はキャンドル。

モチーフキャンドルは不燃性のプレート上で火をともし楽しむものですが、火をつけなくてもインテリアの一部や記念品として飾ることもできます。

見た目にもかわいくインパクトのあるモチーフキャンドルですが、形状によってはろうが垂れやすいものも。注意しながら使う必要があり、インテリアやルームフレグランスとして使いたい場合は火をつけないことも多いです。

pom candle / ポム キャンドル「カヌレキャンドルの作り方(リアルタイプ)【How to make canele candles】

素材の違いによるキャンドルの種類

次は素材の違いによるキャンドルの種類についてご紹介します。

SNSで見かけるキャンドルはどんな素材が使われているか、この項目で基礎知識を知っておきましょう。

パラフィンワックスキャンドル

パラフィンキャンドルとは、いわゆる一般的なろうそくのことです。

キャンドルの素材として最も多く使われており、石油を原料とするものを指します。
熱を入れて溶かすと透明に、固めると白みがかった色に変化するのが特徴。

写真のような素材を使ったボタニカルキャンドルや、顔料・染料などで着色したグラデーションキャンドルなども、パラフィンキャンドルのアレンジ例としてよく見られます。

mippy_f_candle「押し花キャンドルの作り方

手ごねキャンドルも

パラフィンキャンドルに使われる「パラフィンワックス」にもさまざまな種類があり、配合を変えると手で自由自在に形を変えることができます。

これを手ごねキャンドルといい、写真のようなかわいいスノーマンモチーフキャンドルも手ごねキャンドルのひとつ。

earth candle「スノーマンキャンドルの作り方

よく見られるベーシックキャンドルに変化を付けたオリジナル手ごねキャンドルも作れます。
まるで本物?と見間違うくらいリアルな海外のお菓子をモチーフにしたキャンドルです。

SPICE candle マメナオ「パステルカラーがかわいいマシュマロキャンドルの作り方

ジェルキャンドル

ジェルキャンドルはジェルワックスという素材で作られたキャンドルのこと。

一般的なキャンドルはパラフィンワックスなどが使われていますが、これらは固めると白みがかった色合いになるのが特徴とお伝えしました。

一方で、ジェルワックスは透明感のある仕上がりになるのが特徴。写真のように、透け感が出るのがジェルキャンドルです。

透明なキャンドルなので着色するとシアーカラーになり、中にドライフラワーなどの素材を入れても見栄えしやすいです。

貝殻やカラーサンドを入れたマリンキャンドルや花材を使ったボタニカルキャンドルなど、見た目を活かしたキャンドルを作りたいときによく使われます。

candle house lokki「2種類の氷キャンドルの作り方

ソイキャンドル

ソイキャンドルとは大豆(ソイ)からできた植物性ワックスを素材とするキャンドルです。

この素材は天然ワックスとも呼ばれ、大豆の他にヤシノミ由来のパームワックスやお米を由来にしたライスワックスなどがあります。

ソイキャンドルは一般的なパラフィンワックスと比較するとすすや煙が出にくいとされています。燃焼時間も長く楽しめ、香りの広がりも十分です。

天然由来のワックスであるため有害物質を含まず、アレルギーの心配がないのも特徴のひとつ。

写真のようなケーキモチーフのキャンドルにして、バースデーフォトの飾りやインテリアとしても楽しまれています。ソイキャンドルは韓国で人気に火がつき、国内でも話題になりました。

韓国インテリアのようなナチュラルで洗練されたデザインのキャンドルは女性から特に人気で、プレゼントとして活用しても喜ばれそうですね。

pom candle / ポム キャンドル「キャンドル作家が教える!ソイキャンドルで作るスイーツ講座【Sweets Candle Course】

キャンドルを手作りするには?

素材や形状によってさまざまな種類のあるキャンドル。

市販品でも素敵なアイテムは見つかりますが、これらを手作りして自分の好みを思い切り詰め込むこともできます。

手作りする方法について、2通りあるのでそれぞれ見ていきましょう。

fu_candle「水の石キャンドル -ジェルワックスを好きな形にする方法

自分で手作りする

まずは独学でキャンドル作りを学び、自分でやってみることです。

最近ではキャンドル作りを解説するサイトやブログでも知ることができます。

材料も100均で揃うこともあり、キャンドル作りは比較的気軽です。ただし、引火性のあるワックスを使うことと火をともすキャンドルなので、独学でしっかり安全に作れるかというと疑問が残ります。

ご紹介したキャンドルの中でも「着色する」「ドライフラワーなどを入れてアレンジする」「手ごねする」といった技術が必要なシーンは出てくるので、失敗しないためには書籍やオンライン講座などでキャンドル作りのプロから学ぶことをおすすめします。

キャンドル作りを学ぶ

キャンドル作りは
  • ハンドメイド教室
  • 書籍
  • オンライン講座
などで学べます。初心者さんはキャンドル作りにチャレンジする前に、基礎知識を身につける意味でも一度プロに学んだ方がよいかもしれません。

教室や書籍でも独学はできますが、時間があまり取れない方やより気楽にキャンドル作りに触れたい方はオンライン講座がおすすめです。一度キャンドル作りの基礎を知っておくと、その後の失敗が少なくなり、より「新しいキャンドルを作ってみよう!」という意欲につながりますよ。

キャンドルの種類はさまざま。お気に入りを見つけよう!

たくさん見つかるキャンドルの種類。

ベーシックなキャンドルしか知らなかった方にとっては、キャンドルの種類を知るとより楽しみが広がりますよね。

市販品を選んで購入するだけでなく、自分の好みを詰め込んだ手作りもキャンドルでは可能です。
お気に入りのキャンドルを見つけて、趣味のひとつとして楽しんでみてくださいね。

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