お花と向き合う時間は自分と向き合う時間
私にとっては心の声を聞く時間です
たくさんの種をまき育てそれが自分にかえってくるのは割と時間がかかることもあります。忘れた頃に咲いたり。植物然り、物事においてもすべからく。
今年はいろいろな種を蒔きました。
そして、蒔かずこぼれて落ちたところから咲く花もたくさん。
ジニアはそんな花のひとつです。
祖父母と一緒に暮らしていた頃、決まって咲く花がジニアでした。農家で、花も出荷していたのでお盆時期になるとお手伝いがてら花を束ねていたのを思い出します。
なのでお洒落な色合いのジニアが出てきた時ちょっと驚いたのを覚えています。
去年何本か植えていたジニアが今年たくさん芽吹いて育ちました。夏の庭がとてもカラフルで鮮やかで日々なことに追われる私を応援してくれているようでした。
コロンとしたかたちがキャンディーみたいで。庭に咲いているすべてのジニアを少しずつ摘んでブーケにしてみました。
可愛くて、愛しくて誰かに贈りたい気持ちになって久しぶりにこちらに。
花は元気をくれます。どうか誰かのこころに鮮やかな灯りを灯せますように。
ジニア キク科 和名 百日草
花期 5月から11月
日に日に秋めいて、すっかり季節が夏から秋へ変わりましたね。季節の変わり目。からだも変わります。皆様、いかがお過ごしでしょうか。
季節の移ろいを感じ、次の季節への準備をまたはじめたいと思っていたところに、可愛らしい球根をいくつか見つけたので。
これから庭仕事は春への準備の季節になります。球根もいろいろ種類があるのでポピュラーなものから、少し珍しいものの中から自分がいいな、好きだなと思えるものを見つけてぜひ挑戦してみてほしいです。
今年私が見つけたのはシクラメンの球根。ちょっと形の悪いお芋のような球根からどんなふうに植物が育っていくか楽しみでなりません。
長い期間、更新もお休みしてしまいました。
このコロナ禍の中、自分にできることは何か、どうしたらいいのか、ずっと思いあぐねていたのですが。どんなことがあっても私たちには暮らしがあって、その中で精一杯、楽しみを見つけて過ごすのはいつ何時でも変わらないなってようやく思えるようになったのです。これから訪れる、だんだんと深まっていく秋、冬、そして春。楽しみましょう。
こんばんは
気がつけば6月。
様々なことがあった5月を経て、皆様いかがお過ごしですか?
私は、いろいろなことに不自由さと、自分がどうあるべきかとこれからのことと。考えさせられる機会となりました。
それでも、明るい未来が待っていると信じ、自分にできることは何かと模索していきたいと改めて思ったのです。
この一月、ステイホームでひたすら自分の庭と向き合う暮らしをしていました。
庭があって本当に良かったと心から思った日々でした。18歳で親元を離れ、一人暮らしを始めた時もベランダに職場を置いて育てていたので、きっと庭がなくてもそうして過ごしていたんだろうとは思います。
土と緑、空の色は不思議と心を落ち着かせてくれます。生きる、とは、本来とてもシンプルなものなのではないか…と思わせてくれます。
花の種とともに、トマトやバジル、ズッキーニなどいろんな種を撒きました。
種には希望が詰まっている気がして。
庭や植物に目が向く人が増えたからか、お勧めの植物はありますか?と聞かれる機会が増えました。私は、2つの植物をいつもお勧めします。
ブルーベリーとローズマリー。
どちらも育てやすく、花が可愛くて収穫の楽しみがあります。
今日はローズマリーのお話。
ローズマリーはラテン語でROSMARINUS OFFICINALIS。ROSMARINUSは海のしずく。という意味です。ローズマリーのお花を見たことがありますか?それはそれはとてもきれいな青なのです。
深い森のような緑色の葉は、お料理に使います。いろいろなお肉と相性が良いので、わりと何にでもポンポン入れて使っています。鶏肉とレモンとローズマリーに塩を振ってシンプルに焼いても、アヒージョに入れても、フライドポテトをあげる時に一緒に入れても。ローズマリーの香りがうつって、とても美味しいのです。
ローズマリーのアロマオイルは鎮痛作用があるので、筋肉の痛みがあるときに用いたり、集中力や記憶力を高める作用もあるので、勉強する時などローズマリーオイルをアロマポットでたいても効果があります。(受験生のハーブとも呼ばれているそうですよ。)(ローズマリーのアロマオイルは妊娠中の方、てんかんのある方は使用を避けてください。)
植木鉢でも育てられるので、お庭のない方でもお勧めです。
写真は、エディブルフラワーのケーキ。
ローズマリーのお花も飾ってあります。海のしずくのような青の小さなお花。探してみてください。
花のある暮らし、ハーブのある生活はじめてみませんか?
おはようございます。
清々しく気持ちの良い5月1日の朝です。
今日はね、すずらんの日です。
フランスでは5月1日に幸福を願ってすずらんのブーケを贈るんですって。
素敵ですね。
すずらんの別名は「君影草」
愛し人を思いながら待つ姿とも言われてるそうです。
愛らしい花姿の香りもとても良い花です。
私の生まれた福島の実家の庭には祖父が植えたすずらんが毎年株を広げて花を咲かせています。今もきっと…
5月1日の花であるすずらん。
足もとに咲くその花は、幸せは小さなかけらのようにあちこちに散りばめられているよ。
それをちゃんと目をこらして、両手を広げて受け止める準備をしておかないといけないよ。そして感謝を忘れずに。って思うのです。
お知らせ
明日、5月2日からFANTISTにて
送料無料キャンペーン(2500円以上購入のお客様)が始まります。
私も作品をいくつかあげる予定です。
どうぞこの機会によろしくお願い致します。
こんばんは
お久しぶりです。前回からひと月もたってしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか。
風の冷たい1日でしたね。
ここ1ヶ月の目まぐるしい日々の中で、これからどうあるべきか模索するような日々が続いていました。気が滅入り不安に囚われる時も。
家の中に長時間あるからでしょうか。
先日、家族で家の周りを散歩しました。
田舎ですので歩いていても人とは滅多に合いませんが、特にひと通りの少ない時間帯に。
いつもの場所にいつもの草花が咲いていました。すみれやたんぽぽ、なずななど。
草花はどんなことがあっても変わらずそこに咲いていました。
たんぽぽは綿毛にもなっていて。綿毛のように自由に空を飛べたら…なんて。
毎回のことですが植物から癒しとともに学びを得ます。
たんぽぽ(蒲公英)
ダンデライオン
春の代名詞のような黄色い花を咲かせるたんぽぽは、代表的な草花ですが、キク科のハーブでもあります。世界でも古くから薬草として使われてきました。根や葉が用いられ、作用には健胃剤、下剤、母乳分泌促進(たんぽぽ珈琲)があります。他にもいろいろな作用があるハーブです。
たんぽぽの綿毛を摘んで思いきりふーっ種を飛ばして。未来へ繋いで行けたらいいですね。
こんばんは
雪が舞う昨日から一転、うららかな春の日となりましたね。
季節の変わり目、体調を崩しやすい時期でもあり、今年は新型ウイルスのこともありで心配な日々が続いていますね。
こんな時こそ植物に触れて癒されて健やかに過ごしたいですね。
自粛生活が続きストレスを溜めている方も多いことと思います。かく言う我が家の子どもたちも。今日はドライブに行きました。
あてもなく車を走らせていると春の花があちらこちらに咲いていて心を和ませてくれました。桜の開花宣言もありましたね。心が浮き立つ季節です。あちこちでミモザアカシアも満開でした。
今日ご紹介するお花はミモザ。とても人気のお花ですね。1月ごろからお花屋さんに並びますが花の盛りはこれからです。今年は開花が早くて今が盛りですね。ミモザはギンヨウアカシア、フサアカシアなどの総称になります。店頭に並ぶだけでもたくさんの種類のアカシアがあります。3月8日は国際女性の日、ミモザの日でしたね。イタリアでは大切な女性にミモザを贈る日だそうです。なんて素敵なのでしょうね!
私も毎年お友達のお庭のミモザを分けて頂いています。ふわふわミモザは一晩でしゅっと乾いてしまうので、より楽しむためにミモザをリースにした日はまんなかにキャンドルを灯して楽しんでいます。ミモザはリースにして飾ると花房が下を向いてしまうのでそれを防ぐ効果も。
もし、ミモザのリースを作るときがあったらぜひキャンドルを灯して楽しんでみてください。いつもとは違う雰囲気に家族との会話も弾むかもしれません。
お読みくださりありがとうございました☺︎
こんばんは
春めいてきましたが、時折りまだ寒の戻りもありまさに三寒四温といった日々ですね。
おかわりなくお過ごしですか?
今回は新しくはじめた動画販売についてお話しさせてください。
私がお花の会やワークショップを開くきっかけになったのは、お花の触れかたを教えてほしいとの友人からのひと言でした。
気軽にお花を飾りたいものの、どうしたらいいかわからない。お花の教室に通いたくても遠かったり、仕事が忙しかったり、育児で手が離せなかったり。女性は家庭のなかでもいろいろな側面を持ち合わせているから、自分ひとりのゆったりとした時間はなかなか持てませんね。
また、なかには新しいことを始めたいと思ってもなかなか外に踏み出す一歩が出ないかたもいると思います。
動画でのレッスンは、自分の好きなお花を揃えれば、自宅で自分の都合の良い時間に出来るということがとても素敵だなと思っています。何度も繰り返し見て、じっくり取り組むこともできます。
動画もなるべく見て楽しむこともできるようにと、花の組み合わせもとてもこだわっています。
いちばん最初の動画は「春の花を束ねる」です。いろいろな花を用意していますが、最初はひとつの種類のお花でも、3種類くらいのお花で揃えて作ってみても構いません。自分なりの楽しみかたをぜひ探して頂けたらと思っています。
たいへん長くなってしまいました。
少しずつ、動画は増やしていく予定です。
ぜひぜひ花のある暮らしのお手伝いをさせてください。
御拝読ありがとうございました!
こんばんは
関東では春一番も吹き、一気に空気が春めいてきましたね。
我が家の庭でも、クリスマスローズや水仙、クロッカスと言った春を告げる花たちが咲き始めました。これから春に向かいお花の楽しい季節です。
花粉症をお持ちの方はとかく、辛い季節でもありますね。かくいうわたしも目のかゆみが。
あまり薬にばかり頼るのもと思い、よく洗浄したり、ハーブティー(紫蘇や、ネトルがおすすめです)を花粉症が始まる少し前から飲んでみたりしています。
一昨日、畑を歩いていたらつくしを見つけました。小さな春の訪れを感じたのとともに、例年よりも2週間ほど早いことに驚きました。
それだけ暖かいんですね。温暖化の影響なのかな、と心配になります。身の回りの小さなこと。ゴミをなるべく出さない。とか出来ることから少しずつ考えて行動しないといけない時期なのかもしれません。
見つけたつくしは、いくつか摘んで家族にも見せたいなって思って大切に持ち帰ってお皿に飾りました。そうやって季節をみんなで愛でる時間を持つことも豊かな時間につながると思っています。
お皿の上で乾いたつくし。ドライフラワーのアレンジメントやハーバリウムにしてもいいかも。なんて。
つくし(土筆)
早春に生えるスギナの胞子茎です。
栄養価もとても高く、抗酸化成分を多く含み、アンチエイジング効果も。カロテンやビタミンEも含まれます。
和え物や佃煮、天ぷらなど。ほろ苦い春の味です。
アルカロイドを多く含むため大量摂取は控えましょう。
こんばんは
ここ数日、冬本来の寒さが続いていますが皆さまいかがお過ごしですか?
前回、室内で楽しむお花としてマジックアマリリスのお話をしました。アマリリスは成長がとてもゆっくり。この寒い時期にお花が見たい!という方におすすめする、今日のお花は「フリチラリア」です。
フリチラリアも球根のお花。チューリップやヒヤシンスと言った球根代表選手とは違って、楚々とした味わいのある花姿が魅力の花です。
中国原産で和名は「編笠百合」。名前の通りユリ科のお花になります。球根は漢方薬としても利用されておし、鎮咳、去痰、利尿などの効果があるそうです。植物と薬の関係は密接でそれもまた、とても興味深く尽きないお話になりますので、いつかまたお話できればと思います。
写真で紹介したのはフリチラリア'メレアグリス'。シックな色合いとうつむき加減の花姿が、そっと暮らしに寄り添ってくれるよう。少し人とは違うお花を飾りたいかたにもおすすめのお花です。
球根花なので長く楽しめるのも魅力のひとつです。
それと、もうひとつお知らせが。
ただいま、お花のレッスンに通いたくても近くにない、小さな子がいて通えない、時間がなかなかとれない。そういった方たちにもっとお花を身近で楽しめるようにレッスン動画を準備中です。
詳しくはまた後日と思いますが、ひと足先にお伝えさせていただきました。
それではまた。まだまだ寒い日が続きますのでご自愛くださいね。
こんばんは
2月、如月を迎えました。如月の言われは諸説ありますが、草木の芽が張り出す時期なのでとも言われています。初花月とも。
春の訪れがもうそこまで来ているようなそんな気配も感じますが、1年で1番寒さの厳しい時期でもありますね。
こんな季節は、室内でお花を楽しみたいもの。
おすすめは球根花です。ヒヤシンスの水耕栽培など、楽しんでいらっしゃる方も多いのではないでしょうか。
今日はひと味変わった球根を。
マジックアマリリス。
大きくスタイリッシュなこの塊は、土も水もいらず、光の当たるところに置いておくだけで花を咲かせます。
花芽が出てきてぐんぐんと伸び、花の咲いた時の喜びと言ったら格別のものがあります。
手入れはまったく必要ないので、ちょっと植物を育てるのは苦手といった方でも安心して育てられます。なんと言っても、花姿がかっこいい!
ぜひぜひ、球根を見かけたら手に取ってみてください。手のひらにかかる重さに生命力を感じます。
まだまだ寒い日が続きます。どうか皆さま、ご自愛なさってくださいね。
こんばんは
春のような明るい日差しの一日でしたね。今日、庭の様子を見ていたら、あちらこちらに花の芽を見つけ、少しずつ次の季節へ進んでいるのを感じました。春が待ち遠しいですね。
今日は、春の風を一足早く感じる花を。
アネモネ ポルト
白い花びらにラベンダー色をのせて、芯は黒いこのアネモネは、カラフルなアネモネの中でも一際大人っぽくて、印象的。また、朝開いて夜には閉じる性質を持つお花でもあるのでそこもまた愛らしい。花びらが重ならないようにざっくりと束ねて、ガラスのベースやピッチャーにさりげなく飾りたいお花です。
春風が吹く頃に咲く花と言われ、ギリシャ語で風の意味を持つアネモネ。英語ではwind flowerと呼ばれています。ふわふわした種が風にのっていく様からそう名づけられたとも。
とても風と縁の深いお花なのです。
お部屋の中に春風、飾りませんか?
こんにちは
穏やかで暖かな成人の日でしたね。
この度、ご成人をお迎えなさった皆様、ご家族の皆様、心よりお祝い申し上げます。
私も少しだけ成人のお祝いに花を添えさせて頂きました。
お着物にお花の髪飾りは、ご本人の雰囲気はもちろん、着物や帯、帯揚げの色味をみてご用意させて頂いております。
ご紹介させて頂いたお嬢様はアーティシャルフラワーでご用意させて頂きました。とても似合っていて、喜んで頂いてホッとしております。
昨今のドライフラワー人気でドライフラワーの髪飾りのご相談もお受けしました。アンティークな雰囲気がでてそれもまた良いものです。
先日、とても美しいダリアを見つけました。こっくりと深い色合いに花びらの先が少し白くて。
ぱっと見て、お着物に合わせたいなって思いました。成人のお祝いに瑞々しいダリアの髪飾り、とても贅沢ですけど良い記念になると思います。
お迎えしたダリアは一輪挿しにあしらいました。
目に入るたびに嬉しくなります。
特別な時でないとなかなかお花は手に取る機会は少ないかもしれませんが、お花は気分が華やぎ、明るい気持ちになります。
まずは一輪、お花を迎えて花のある暮らしをはじめませんか?