【初心者でもできる!】かぎ針で作るクリスマス靴下|編み図付き講座も

2023/09/26

クリスマスの夜に靴下を飾って、サンタクロースを待つ経験。

誰でも1度はあるのではないでしょうか。

その歴史は古く、4世紀のトルコの司教、聖ニコラスが貧しい三姉妹の窓辺に金貨を投げ入れたことに由来すると言われています。

本記事では、クリスマスの靴下の飾り方や楽しみ方、かぎ針編みの基本的な編み方、かぎ針編みで作る可愛いクリスマス靴下の講座について解説します。

「可愛いクリスマスの靴下を手作りして飾ってみたいな」と思っている方は、ぜひ最後まで読んでクリスマスアイテムのハンドメイドを楽しんでくださいね。

こんなことがわかります

  • クリスマス靴下の飾り方や楽しみ方
  • かぎ針編みの材料や作り方
  • クリスマス靴下の作品例

こんな方におすすめ

  • クリスマスの靴下を編んでみたい方
  • 編み物は1度挫折したことがあるけど、やっぱり編んでみたい!と思っている方
  • かぎ針編み靴下の作り方や作例を見てみたい方

かぎ針編みで作るクリスマス靴下とは?

ふわふわ温かそうなクリスマスの靴下。

実は、基本的なかぎ針編みを覚えるだけで手作りすることができるんです。

自分の好みやセンスで色や毛糸の種類、編み目やデザインを自由に選んで作れるので、既製品とは違いどんどん愛着が湧いてきますよ。

また、手作りのクリスマス靴下は贈り物としても喜ばれます。心を込めて作った靴下は、もらった人の心も温かくして、クリスマスの特別な思い出になるでしょう。

黙々と手を動かすかぎ針編みはリラックス効果もあるため、編み物をする時間自体が癒しタイムとなり楽しむこともできます。

ettsun-house「かぎ針編みで小さなクリスマスソックスの編み方(PDF編み図解説付き)

クリスマス靴下の飾り方・楽しみ方

クリスマスのオーナメントの飾り付けは、アイテムを見るだけでもワクワクしますよね。

本章では、クリスマスアイテムの定番、クリスマス靴下のおしゃれな飾り付けや楽しみ方を紹介します。

【飾り付け方】
クリスマスの靴下は、クリスマスツリーのオーナメントをはじめ、壁やドア、玄関に飾っても可愛いですよ。

  • 大小の靴下をクリスマスツリーに
  • ミニ靴下を5〜6個作ってガーランド風に
  • プレゼントが入りそうな大きな靴下を窓辺に
  • 階段の手すりに飾って上り下りも楽しく
  • 壁や家具をデコレーションするように
  • インテリアはしごをおめかし など
どこに飾ってもぐっとクリスマス感が増すクリスマス靴下。お気に入りの場所にお気に入りのアイテムを飾って楽しみましょう。

【楽しみ方】
クリスマス靴下の楽しみといえば、クリスマスの朝にプレゼントを入れて枕元やクリスマスツリーの下に置くこと!が最もポピュラーですよね。

しかし、クリスマス靴下の楽しみ方はそれだけでは終わりません。他にも色々な楽しみ方があるので、「面白そう!」と思った方はぜひ実践してみてくださいね。

  • 飴やチョコが入るサイズの小さい靴下を使ってアドベントカレンダーにする
  • クリスマスプレゼントのラッピングに活用する
  • クリスマスカードに、ミニミニサイズのクリスマス靴下を添える など
靴下から手作りすると、楽しみや嬉しさは何倍にも膨らみますよ。

かぎ針編み|道具・材料

かぎ針編みは少しの道具と材料で始められるので、最初の1歩のハードルがとても低い手芸です。
本章では、かぎ針編みに必要な道具と材料を紹介します。

【道具】
  • かぎ針
  • はさみ
  • 編み図やパターン
針は、編み物の最後に糸の端を綺麗に仕上げる際に使用します。

【材料】
  • 毛糸
  • 装飾品(リボン・ボタン・ビーズなど)
毛糸の太さとかぎ針のサイズは、編み地の密度に影響を与えますので、毛糸のラベルをよく読んで、推奨されるかぎ針のサイズを確認してください。

詳しい道具・材料の選び方は、「初心者でも簡単!かぎ針編みで最初に知っておきたい4つのポイント」記事に詳細が載っています。

かぎ針編み|編み図によくある基本的な編み方

かぎ針編みには、さまざまな編み方があります。
本章では、かぎ針編みの基本的な編み方、
  • くさり編み
  • 長編み
  • 細編み
について解説するので、1つずつマスターしていきましょう。

いずれの編み方も、なんども練習することで均一で美しい編み目を作れるようになります。練習を重ねると、編む速度やリズム、編み目の大きさの感覚をつかめるようになります。

森静代「かぎ針編み入門コース

くさり編み

くさり編みは、かぎ針編みの中で最も基本的な編み方です。編み始める前に、毛糸の持ち方を解説します。

【毛糸の持ち方】
1.毛糸を非利き手の薬指と小指の間に後ろから通す(15cmほど)
2.手のひら側にある毛糸を人差し指に引っかける
3.毛糸を親指と中指で持つ

まずは、この持ち方をマスターしましょう。正しい持ち方で毛糸を持ってから、くさり編みを始めましょう。

【くさり編みの編み方】
1.毛糸の先をループにして、かぎ針を挿入する
2.毛糸を下からすくってかぎ針に引っ掛け、かぎ針をループを通して引き抜く
3.2を繰り返して編んでいく

毛糸をかぎ針に掛け、かぎ針を前から後ろに動かして、ループを通過させる動作や感覚を覚えることが大切です。
くさり編みは、他の多くの編み目の基盤となるので丁寧に練習しましょう。

森静代「かぎ針編み入門コース

長編み

長編みは、かぎ針編みの基本的な編み目の一つです。

【長編みの編み方】
1.くさり編みを、長編みを編みたい目の数+3目編む(3目は立ち上がり部分)
2.毛糸をかぎ針にかける
3.かぎ針を立ち上がりから4目目の編み目の裏山にかける
4.毛糸をかぎ針にかけて、最初の1つのループを引き抜く(かぎ針には3つのループがある)
5.再度毛糸をかぎ針にかけて、最初の2つのループを引き抜く(かぎ針には2つのループがある)
6.もう1度毛糸をかぎ針にかけ、残りの2つのループを引き抜き、長編みの2目目の完成(立ち上がりのくさり編み3目が1目目となるため)

森静代「かぎ針編み入門コース

細編み

細編みは、かぎ針編みの基本的な編み目の一つで、強度のある布地を作るのに適しています。

【細編みの編み方】
1.くさり編みを、細編みを編みたい目の数+1目編む(1目は立ち上がり部分)
2.毛糸をかぎ針にかける
3.かぎ針を立ち上がりから4目目の編み目の裏山にかける
4.毛糸をかぎ針にかけて、最初の1つのループを引き抜く(かぎ針には2つのループがある)
5.さらに毛糸をかぎ針にかけて、2つのループを一度に引き抜くと細編み1目目の完成

細編みはコンパクトな編み目が特徴で、しっかりした布地を作ることができます。
最初はゆっくりと練習し、手が慣れてきたら速度を上げてみましょう。

森静代「かぎ針編み入門コース

手作りクリスマス靴下の作例

クリスマスに使う靴下は、色や柄、大きさなどアレンジが無限にあります。
本章では、人気のある手作りクリスマス靴下の作例を2つ紹介します。

かぎ針編みで作る小さなクリスマスソックス(編み図付き講座)

手のひらサイズの小さいクリスマス靴下です。

2種類の編み方を覚えるだけでも、カラーによって全然印象の違う靴下が作れるようになります。

しかし、「1人で本を読みながら初めても挫折してしまいそう・・・」という方は、自宅にいながらプロから教えてもらえるオンライン講座を検討してみても良いかもしれません。

かぎ針で作る靴下が、なんとなく難しそうと思われてしまう要因の1つに「わの作り目」があります。
小さなクリスマスソックスの編み方を丸ごと教えてくれる動画講座では、「わの作り目」で初心者さんが困りそうなことを、毎段毎段丁寧に教えてくれます。

編み図を見ながらの解説なので、何度も繰り返すうちに編み図を見て編めるようになりますよ。
わからないところはチャットで質問できるので、安心して取り組めるでしょう。

くつ下オーナメント

カラーリングがとても可愛い靴下オーナメントです。

こちらの靴下は、途中で色を変える事なく最初から最後まで同じ毛糸を使って編んでいるので、毛糸を変える手間なく簡単に編めます。

編み方もシンプルなので、初心者さんにおすすめの靴下作品です。

「かぎ針は全くやったことがないけど、作ってみたい!」という方は、基本的な編み方から教えてくれる動画講座が強い味方になってくれるでしょう。

チャットでメッセージをやりとりできるので、初心者さんによくある、「わからなくなってやめてしまった」を回避することができます。
途中で諦めないためには、すぐに聞ける環境はとても大切ですよ。

手作りのクリスマス靴下であったかいおうち時間を

クリスマスは、子どもも大人もワクワクそわそわする一大行事。

クリスマスのオーナメントとして可愛い靴下があるだけで、家の中がほっこり温かくなりますよ。手作りする時間や飾る時間、眺める時間までも、あなたを癒してくれることでしょう。

自分好みの愛らしいクリスマス靴下で、今年のクリスマス気分を盛り上げてみてはいかがでしょうか?

このカテゴリのその他の記事一覧