自分で作る粘土多肉|癒しの時間を作りませんか?

2023/06/29
ぷっくりとした姿が可愛い多肉植物。

お家時間が長くなりがちな現代人の、『癒しアイテム』として人気を誇っています。

あなたは、日当たりや水やりの必要がなく、ご自身の理想のフォルムに育てられる多肉植物があるのをご存知ですか?

それは、樹脂粘土で作る『粘土多肉』です!

本記事では、
「粘土多肉に興味はあるけど、簡単に作れるのかな?」
「粘土多肉を作るために必要な粘土の素材や道具が知りたい!」

と思っている方に向けて、粘土多肉の制作に必要な材料や魅力をたっぷりお伝えします。

可愛いお部屋の相棒を、手作りしてみてはいかがでしょうか。

こんなことがわかります

  • 樹脂粘土で作る多肉植物の魅力
  • 多肉植物を粘土で作るための材料や道具
  • 多肉植物作りを上達させる方法

こんな方におすすめ

  • 癒される趣味を探している方
  • かわいい多肉植物を粘土で作ってみたい方
  • もっとうまく多肉植物が作れるようになりたい方

樹脂粘土で作る多肉植物とは?

粘土多肉とは、樹脂粘土を使ってリアルな多肉植物の形状や色彩を表現した手作り作品です。

多肉植物は、ぷくぷくとした独特の可愛らしいフォルムで、その魅力を粘土細工でオリジナルの作品として表現することができる粘土多肉。

そのリアルさと手作りの温かさから、多肉植物の愛好家や、作品作りを楽しむ人々にとって魅力的な手芸となっています。

樹脂粘土で作る多肉植物の魅力

自分の理想の形を表現できる手作りの多肉植物には、
・リアルな見た目
・枯れない
・自由度が高い
・手作りの温かさ
・癒し効果

など魅力がたくさん。

インテリアとしても優秀な粘土多肉のおすすめポイントを紹介します!

本物と見間違えるほどのリアルな見た目

樹脂粘土で作られた多肉植物は、リアルな見た目とディテールが特徴です。

葉の質感や模様、花やつぼみの形状など、細部までこだわって作ることで、
本物の多肉植物と見分けがつかないほどのリアルさが表現できますよ。

poncotage「多肉粘土職人poncotageが教える!粘土多肉の初級レッスン」 

粘土多肉は枯れない

樹脂粘土で作られた多肉植物は、天然の多肉植物と比べて水や日光に対する影響を受けにくく、長期間にわたって美しい状態を保ちます。

また、樹脂粘土は割れにくく、葉先などの繊細な部分にも強度を持たせることができます。

枯れずに長く楽しむことができるのも、魅力の1つです。

poncotage「多肉粘土職人poncotageが教える!粘土多肉の初級レッスン」 

カスタマイズ性が高い

粘土細工は、デザイン・カラーリングの自由度が高く、サイズも理想の大きさにカスタマイズすることができます。

好きな種類の多肉植物やお気に入りの花や葉の形状を選んで作ることができるため、自分だけのオリジナル作品が作れますよ。

poncotage「多肉粘土職人poncotageが教える!初めての粘土多肉レッスン

手作りの温かさ

自分の手で最初から形を作り上げる過程や、色を塗る作業などから手仕事の魅力を感じることができます。

また、作り手の趣味や技術が作品に反映されるため、1つ1つが作品が個性を持ち愛着も湧くはずです。

ストレスの緩和や癒し効果も

無心で粘土をコネコネする時間は、日常の喧騒を忘れて自分のために使う特別なもの。

一定の動作の繰り返しや、何かに没頭する体験は、ストレス緩和に効果がありますよ。

粘土多肉を始めるための材料や道具

多肉植物を粘土で作る際に必要となる材料や道具を紹介します。

粘土等は専用のものですがネットで購入できる用品が多く、手軽に始められます。

粘土多肉作りに必要な材料と取り扱いの注意点

【樹脂粘土】
ネットの手芸用品店などで手に入る、樹脂粘土がおすすめです。
繊細な質感を持つ樹脂粘土は、絵の具やカラー粘土と合わせていろんな色にできますよ。

制作時に余った樹脂粘土は、ラップでしっかり包んで、密閉可能な袋や容器に保管しておくと乾燥が防げて安心です。

【カラー粘土】
樹脂風のカラー粘土です。
樹脂粘土と混ぜて使用します。

計量スケールで分量を正確に計って使いましょう。

【アクリル絵の具】
樹脂粘土に混ぜて調色・混色をします。

色付けした樹脂粘土は乾燥が進みやすいので、その日使う分量分の粘土のみ色付けすることをおすすめします。

【油絵の具】
仕上げの着色として使用します。
仕上げの色付けは、粘土がしっかり乾燥してから行いましょう。

【つまようじやワイヤー】
多肉植物の茎部分に使います。
ワイヤーは、曲線を表現するのに便利ですよ。
つまようじは細かな部分の修正や調整にも使用します。

【土部分の材料】
・粘土(軽量粘土など)
・モス

作品の仕上がりを考えながら、好みの質感や色味のものを使いましょう。

土の表面を、爪楊枝の裏で押したり先でつついてガザガザさせたりするとリアルさが増しますよ。

poncotage「多肉粘土職人poncotageが教える!初めての粘土多肉レッスン

粘土多肉作りに必要な道具

粘土多肉作りに必要な道具は日常的に使用するものも多く、趣味として始めるハードルはあまり高くありません。

【粘土板やクリアファイル】
粘土を成形するのに使用します。

【筆】
仕上げの色付けに使用。

【ボンド】
速乾性のある、木工用ボンドが適しています。
硬化後は透明になるため、仕上がりがきれいです。

【粘土用計量スケール】
樹脂粘土の量を測るために使用します。
少量でも正確に計れるので粘土多肉にぴったりです。

【食品用ラップや密閉できる袋や容器】
粘土は乾燥しやすいため、すぐに使用しない場合はラップに包み、密閉できる袋や容器に入れて保管しましょう。

【あると便利なもの】
・粘土カッター
・ピンセット
・カラースケール
・パレット
・化粧用のパフ

poncotage「多肉粘土職人poncotageが教える!初めての粘土多肉レッスン

樹脂粘土で作る多肉植物|品種の紹介

樹脂粘土で作ることができる多肉植物の品種を紹介します。

お気に入りの品種を見つけて、作品制作の参考にしてくださいね。

エケベリア

葉や茎が緻密に詰まっており、まるで芸術作品のような美しいシルエットのエケベリア。

また、葉は種類によって三角形や円形、楕円形などのユニークな形をしており制作意欲をそそりますよ。

シャビーな色合いが多く、おしゃれなエケベリアは、外国のカントリーなお家のような、シャビーシックなインテリアにもぴったりです。

エケベリアの中でも幅が広めの葉が先端に向かって尖る『桃太郎』が人気で、葉の先端(爪)の色がピンクや赤にほんのり染まる様が腕の見せ所です。

セダム

セダムにはさまざまな形状があり、放射状や螺旋状に成長するロゼット状や茎や葉が垂れ下がる形態をするもの、また地を這うように広がるものなどがあります。

ぷっくりとした葉が螺旋状に伸びている乙女心が人気です。葉の色は、緑をはじめ、赤やオレンジなど鮮やかなものも多く、寄せ植えなどで彩りを加えたい場面などでも重宝するでしょう。

ぷくぷくとした丸葉をたくさんつける『レッドベリー』は、日照時間や肥料の有無で色味が大きく変わります。

その色味はシャインマスカットのような美しい黄緑から、えんじ色、透明感のある赤までさまざま。

作りたい雰囲気・飾りたい場所によって、好きな色味を選んでくださいね。

初心者さんにおすすめ!樹脂粘土で作る多肉植物コースの紹介

趣味としてもインテリアとしても魅力たっぷりな粘土多肉。

少ない道具や材料で始めることができ、場所も取らず自宅などの省スペースで制作できますよ。

初心者さんには、粘土多肉を作るために必要な専用キットがセットになっているオンライン講座がおすすめです。

講師の先生に質問しながら、自分の好きな時間にレッスンが受講できますよ。

コース講座以外にも、作ってみたい粘土多肉を単発で受講できる講座が多数あるので、
粘土多肉を作り始めてみて、『上手に作るコツが知りたい!』『もっと納得のいく作品が作りたい!』と思ったことがある方にもおすすめです。

粘土多肉で自分のための癒しの時間を作ろう!

おしゃれなインテリアとしてもぴったりな粘土多肉。
作る時間も飾る空間も、癒されるものになるでしょう。

最初はなかなかうまく作れなくても、何度も挑戦することでお気に入りの作品が作れるようになりますよ。

何倍もたくさん作っているプロに教えてもらうのも、上達する近道のひとつです。

癒しの時間を作って、頑張る日々をいたわってあげてくださいね。