草花ゆうびん 皐月
対面レッスンやワークショップが
出来なくなり
会いたい方とお会い出来ない寂しさも
感じながら
より増えたお散歩時間に出会う
春の小さな草花の可愛らしさに
心を和ませています。
今回お送りする花材の中には
きっと
皆様のお近くにある草花も入っていますので
どうぞ、探してみて下さい。
お散歩が、きっともっと楽しくなります。
商品に付きましては
「販売作品」をご覧下さい。
草花ゆうびんは
これから
葉月
霜月
如月
と、年4回お届けする予定です。
今回の皐月号は、初回記念として
プレミアムメンバー様にはプレゼント
致します。
ご希望の方は
ページ右下の「その他」から
「お問い合わせ」
チェックボックスは、「お仕事のご相談」
ご住所とお名前、
草花ゆうびん希望と書いて送信して下さい。
こちらから、改めてご連絡致します。
どうぞ、皆様に
草花と戯れる時間をお楽しみ頂けますように。
花結草の人気商品
灯るガーランドキットを
fantistでもお求め頂けるようになりました。
今年の春は
花結草の庭からクリスマスローズや
野原のナズナなども、
花材に加えました。
花材は全てワイヤリング済みですので
ジュエリーライトに結び付けて行くだけで
完成します。
春の野原にいるように
お部屋を楽しく優しく彩って下さいね。
詳しくは、商品一覧をご覧下さい。
fantistでは、プレミアムメンバー様は
送料無料との事で
この機会にプレミアムメンバーへの
ご登録もお待ちしております。
fantistのメンバー様、こんばんは。
政府の緊急事態宣言を受けて
LIVETART 様のコレド室町店、
東急吉祥寺店が当面休業になり
4月10日から予定されていた
花結草の展示販売は延期となりました。
http://livetart.jp
早くに日常が戻る事を願って
この辛抱の時期を乗り越えたいですね。
fantistからしばらく離れてしまいましたが
これから、また、
fantist 内での活動をして行きたいと思いますので
よろしくお願い致します。
展示販売のお知らせです
この度、ご縁を頂き東京都の
LIVETART様にて展示販売をさせて頂く事になりました。
4/10日(金)〜4/19(日)
詳しくは、LIVETRT様のHPをご覧下さい。
http://livetart.jp/
素敵なshopでお客様に花結草の作品を
ご覧頂けると思うと
ドキドキしながら製作しています。
FANTISTのメンバー様も
もし、お近くでいらっしゃいましたら
お越し頂ければ幸いです。
晩冬さんぽ
市場でサンシュを見付けて
スワッグを作ると
今年は暖冬だから
もしかしたら
「もうサンシュが山にも咲いているかも」
とソワソワ
芽吹きの始まらない早春
サンシュは
まだ動き出さないように見える
山の植物が多い中で
黄色い灯りのように
ポンポンと咲く
春を告げる木です
サンシュの木がたくさんある森を
「サンシュの森」
と自分の中で名付けて
例年なら3月下旬頃でしょうか
見に行くのを楽しみにしている場所があります
標高が少し高くなっただけで
気候がだいぶ変わり
やっぱり
帽子を被ってくれば良かったと思う風の冷たさ
サンシュの蕾はまだまだ固く
早春と呼ぶにもまだ早過ぎました
でも
晩冬の森で
今まで気付かなかった
美しいものにたくさん出会う事が出来ました
夏から雨風に晒されて
山紫陽花の装飾花はレースのように
透き通っています
倒れた木は苔生して
苔には花?
花ではないけれど、
胞子体と言って
ここから胞子を飛ばして
苔は増えるのだそうです
小さいながら
横に広がって子孫を残そうとする
苔の生き方も賢いですね
光を受けて
キラキラしている木に
近づいてみると
カエデの実が、まだ残っていて
風に揺れています
あちらの木もそうなのかな?
と行ってみると
コブシの銀色の蕾でした
夏は水が冷たくて気持ちいい川も
今はきっと刺すように冷たいでしょうから
せせらぎの音に耳を傾け
プクプク立つ泡を見ているだけでも十分
あまり厳しくなかった今年の冬
いつもなら
春を待って待って待ち侘びるのに
今年は
冬が行ってしまうのも
寂しさを感じます
思えば初めての事かもしれません
冬にさようならと
心を込めて言いたくなりました
NHK文化センター名古屋教室の講座が
来年度より定期講座になります。
楽しく充実した講座になるよう
心を込めて準備を進めて参ります。
詳細はこちらをご覧下さい。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1170704.html
今日は、生徒さんからお聞きした
お花を巡る
ちょっと良いお話しを😊
お花が大好きなMさん
職場でも楽しみたくて
特に誰にも言わず
御手洗に花を少し飾っているそう
ある時、南天は水につけなくても
綺麗に乾くので
そのまま花瓶に挿しておいたら
次に行った時に
水が入っていて
その後も
誰ともなく
お花の水を取り替えてくれる人もいる気配とのこと
私も
キッチンやダイニングテーブルに
小さな草花を飾るのが好きです
視線の中に入ると
自然と笑みが浮かびます
職場の皆さんが
会話でなくても
同じ花を見て
ふと和んで
知らず知らずに心を通わせているのって
素敵なことですね💕
4月24日(金)
NHK文化センター 青山教室一日講座に伺います。
春の野原の景色のようなスワッグを作ります。
詳細は、こちらをご覧下さい。
https://www.nhk-cul.co.jp/programs/program_1197451.html
本日、web先行予約開始との事です。
わざわざメンバー登録して下さった
fantistのメンバー様に
真っ先にお伝えしたくてお知らせしました!
春の東京でお会い出来たら嬉しいです🌿
北アルプスが目の前に悠々とそびえ立つ
長野県大町市
草木染めの布を求めて
solosoloさんのオープンアトリエに
伺って来ました。
www.solosolohome.com
「北アルプスの美しい水と
薪で草木を煮出した染色を中心に
デザインと手仕事の輪を広げる
活動をしています」
(solosoloさんのパンフレットより)
ギャラリーには
様々な草木で染めた
布地や洋服、靴下、糸など
目にも優しくて
思わず触れてみたくなる作品たち
藍、ヤシャブシ、茜、刈安、カナムグラ
それぞれの植物が持つ色が
こんな風に
微妙な変化で、穏やかな風合いに染まる
美しい植物の側面。
それを丁寧な手仕事で引き出される
solosoloさん。
ソヨゴで染めた洋服
ソヨゴは、我が家の庭にも
2本あるのですが、
寒い冬でも常緑を保つ
とても頼りがいある木で
ガーデンルームで写真を撮る時も
このソヨゴの木が、
季節を問わず緑を添えてくれます。
深緑のイメージの
ソヨゴが、このように染まるなんて
びっくりしました。
「染め直しも出来ます」
との事で、
ミナ ペルホネンでもそうであるように
サスティナビリティを
大切にした物作り。
植物そのままの姿を
大切にするかわきばなでも
心に留めておきたい事です。
東京都現代美術館で開かれている
「ミナ ペルホネン /皆川 明 つづく 」展
ご覧に行かれた方もいらっしゃるでしょうか。
ミナ ペルホネンは
「お洒落に敏感な人の為の特別なブランド」
という先入観があって
中々敷居が高いと思っていたのですが…
1月5日に、この展覧会の事がNHK の日曜美術館、
1月26日の日本経済新聞でも取り上げられていて
今までの考えが、大きく変わりました。
特に、心に残ったのは着る人にとって
「特別な日常服」になるように
長く着る事を前提に作られているという事です。
グレーのコートを長く着て、袖周りが擦り切れる頃
下から黄色の布地が見えるように
最初からデザインされているなんて!
全ての服で修理を受け付けてもいるそうです。
新聞の記事には、服飾史家の深井晃子さんが
「ミナの服は、サスティナビリティ(持続可能性)を
重視する現代社会の価値観と一致する」
とありましたが、その通りだと思いました。
物がないから物を大切にする暮らしから
物が溢れる暮らしへ、
そして、今、一つの物に想いを乗せて
大切にして行く暮らしへと
変化の兆しを感じます。
日が暮れて金星が西の空に輝き始める頃
南東に目を移すと、三つ仲良く並んだ星を囲むように
リボンのように見える星の並びが
すぐ見つかると思います。
日本では、鼓星と呼ばれる事もある星座は
オリオン座の一部です。
オリオン座の右肩辺りで赤く明るく輝く星
ベテルギウスが暗くなっていると聞き
探してみると、本当に暗い!
赤々と燃えるような明るさだったのに
ポツンと控え目な輝きになっています。
元は0.5等級の明るさが2等星ランクまでに
下がってしまったとの事…
ベテルギウスは
いつ超新星爆発を起こしてもおかしくない
と言われている星で
今回の暗さは、その前兆ではないかという見方や
また、戻るだろうという見方、色々とあるそうです。
この巨大な星が超新星爆発を起こすと
昼間でも見える明るい星になり、やがて消えてしまう
牡牛座にある「かに星雲」が
1054年の超新星爆発の跡で、
藤原定家の「明月記」に記録が残っています。
定家が生まれる前の出来事ですが、
天の異変が、
吉凶を占うのに重要であったこの時代の人々は、
天文に深い関心があったのだと思います。
ベテルギウスはどうなるのでしょう?
晴れた夜には
「今日はどうかな?」と
ソワソワ星空を見上げます🌌
冬は空気が澄んで
星がとても綺麗。
夜空を見つめていると
どこまでも開かれた宇宙に浮いているようで
ふざけているみたいだけど
私も、このたくさんの星の中の一つにいる
「宇宙人」なんだなぁ…
とつぶやいています
「それはね、夢ではなくて希望と言うのよ。
夢は人を付けたら儚くなってしまうでしょう。
だから、夢ではなくて希望と言うの。」
5年前、かわきばなを師事した栗城先生に
初めてお会いした時
「何か花の仕事をされているのですか?」
と聞いて下さって
「そんな夢も…」
と答えた私に対しての言葉です
思い出せば
いくつもの
夢が儚く去って行き
自分でも本当は何がしたいのか
よく分からない時代もありました
でも、夢を希望と呼び変えてから
色々な事が変わって行ったように思います。
夢はお持ちですか?
そうしたら
今日から、
それを「希望」と呼んでみて下さい。
きっと何かが動き始めます。