ゼンタングル®︎の独学で失敗しやすいポイント5選【初心者向け】

ゼンタングル®︎の独学で失敗しやすいポイント5選【初心者向け】

2026/02/20
ゼンタングルを独学で始めたものの、手が止まったり「これで合っているの?」と不安になったりしていませんか?構図が決まらない、ワンパターンになって飽きてしまうなど、独学ならではの壁があります。

本記事では、独学でつまずきやすいポイントを整理しながら、その先にある新たな学び方の選択肢についても考えていきます

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【1】何から描けばいいか分からず、手が止まってしまう

藤村歩「絵心不要のアートの世界!線を楽しむゼンタングル®︎講座」
引用元:藤村歩「絵心不要のアートの世界!線を楽しむゼンタングル®︎講座」

・パターンやモチーフが多すぎて迷ってしまう

ゼンタングルを独学で始めると、まず多くの人が戸惑うのが「何を描けばいいのか分からない」という状態です。

書籍やSNSにはたくさんのパターンや作品例が紹介されており、情報がたくさんあるのはありがたい反面、初心者にとっては選択肢が多すぎることが迷いの原因になります。「どのパターンが基本なのか」「自分に合っているのはどれか」と考え続けるうちに、描き始めるきっかけを失ってしまうのです。

・「正解」が分からず手が止まってしまう

ゼンタングルは本来、正解のないアートです。しかし独学の場合、「この描き方で合っているのか」が分かりにくく、不安を感じやすくなります

線の太さや間隔、模様の広げ方に自信が持てず、「間違っていたらどうしよう」と考えるうちに、ペンが止まってしまうことも少なくありません。正解を探そうと意識しすぎると、一筆ごとに迷いが生まれ、のびのび描き進められなくなってしまいます

・描き始めの基準を決めないままスタートしてしまう

独学では「とりあえず描いてみよう」と始めることが多い一方で、最初の小さなルールを決めていないことも迷いの原因になります。

描くサイズや使うペン、今日はこのパターンだけ試すといった基準がないと、途中で方向性がぶれやすくなります。結果として「このまま進めていいのか分からない」「次はどう描けばいいのだろう」と迷いが生まれ、挫折につながりやすいのです。

【2】独学だと「これであってる?」と不安になりがち

ワダミナコ「和風なタイルを描く、ゼンタングル講座」
引用元:ワダミナコ「和風なタイルを描く、ゼンタングル講座」

・見本と比べて落ち込んでしまう

ゼンタングルを独学で続ける中で、書籍やSNSで見かける美しい作品と自分の作品を比べてしまうことがあります。「同じパターンのはずなのに、なぜこんなに違うのだろう」と感じ、自信を失ってしまう人も少なくありません。

本来ゼンタングルは一人ひとり異なる表現を楽しむものですが、参考になる作品に触れることで、知らず知らずのうちに“上手さ”を基準にしてしまいやすいのです。

・独学ではフィードバックが得にくい

独学の場合、「この描き方でいいのか」を確認できる相手がいません。線の強弱や間の取り方、パターンの広げ方など、ちょっとした疑問が解消されないまま進むことになります。

その結果、描きながらもどこか不安が残り、「これで正しいのだろうか」という迷いが積み重なっていきます。小さな疑問が積み重なると、自信を持って描き続けることが難しくなります

・上達の基準が見えないと続きにくい

ゼンタングルには明確な完成形がないからこそ、「上達しているのかどうか」が分かりづらい面もあります。自分の変化に気づけないと、成長実感が持ちにくくなり、モチベーションが下がってしまうこともあります。

独学で続ける中では、こうした“見えない不安”が、少しずつ継続の壁になっていくのです。

【3】独学だと「構図やバランスがうまく決まらない」ことがある

高増祐子「ゼンタングル®︎・Tan tile work の描き方【前半】」
引用元:高増祐子「ゼンタングル®︎・Tan tile work の描き方【前半】」

・パターンは描けるのに作品としてまとまらない

ゼンタングルを続けていると、ひとつひとつのパターンは描けるようになってきます。しかし、作品全体を見ると「なんとなくバラバラ」「まとまりがない」と感じることがあります。

原因は、パターンの完成度ではなく“配置の考え方”にあります。どこに余白を残すのか、どこを主役にするのかといった視点がないまま描き進めると、全体の印象が定まりにくくなります。

・バランスがうまくとれない

ゼンタングルは自由に描けるアートですが、実は“バランスの取り方”には基本的な考え方が存在します。ただ、その考え方は写真や作品例を見るだけではつかみにくい部分があります。

本やSNSで完成作品は見られても、「なぜその位置にパターンを配置したのか」「どの順番で描いたのか」といったプロセスまでは伝わりにくいからです。そのため独学では、構図やバランスの考え方を体系的に理解するのが難しくなります

・構図の視点を知るだけで完成度は変わる

ゼンタングルの構図は特別なセンスではなく「視点」を知ることで安定します。たとえば、線で区切る位置、黒の分量、密度の強弱などを意識するだけでも印象は大きく変わります。

少しのコツを知るだけで、「なんとなく描く」状態から抜け出し、作品としてのまとまりを感じやすくなります。構図は才能ではなく、理解できる技術のひとつなのです。

【4】独学だとワンパターンになり「飽きてしまう」

【4】独学だとワンパターンになり「飽きてしまう」

・いつも同じ雰囲気の作品になってしまう

ゼンタングルを独学で続けていると、「なんとなく似た雰囲気の作品ばかりになっている」と感じることがあります。描きやすいパターンや手になじんだ描き方を選ぶようになるため、自然と構成や線のリズムが固定されていくのです。

最初は「描けた」という達成感があっても、変化が少ない状態が続き、どこか物足りなさを覚えてしまうことが、飽きにつながる原因になります。

・アレンジの発想が広がらない

ゼンタングルは自由度の高いアートですが、自由だからこそ「どう変化をつければいいのか」が分かりにくい面があります。

独学では、新しいパターンを知る機会や、組み合わせの考え方に触れる機会が限られます。そのため、手持ちのパターンの中だけで回すことになり、表現の幅が広がりにくくなります

・バリエーションの増やし方がわからない

作品の幅を広げるためには、「パターンを増やす」だけでは十分ではありません。配置の仕方を変える、線の強弱を意識する、余白を活かすといった視点を持つことで、同じパターンでも印象は大きく変わります。

ゼンタングルは少しの工夫で表情が変わるアートです。発想のヒントやアレンジの考え方を知るだけで、「いつも同じ」という感覚は自然と薄れていきます。変化をつける方法を理解できると、描く楽しさも長く続きやすくなります

【5】独学は「続ける理由」を見失いやすい

【5】独学は「続ける理由」を見失いやすい

・忙しくなると後回しになる趣味の現実

ゼンタングルは、紙とペンがあれば始められる手軽さが魅力です。しかしその一方で、生活の中に明確な“優先順位”を持ちにくい趣味でもあります。仕事や家事、家族との予定など、日々のやるべきことが増えると、自分のための時間はどうしても後回しになりがちです。

独学の場合は特に、「今日は描かなくてもいいか」と判断するのも自分次第です。そのため、忙しさに紛れていつの間にか描く頻度が減ってしまうこともあります

・モチベーションを保ちづらい

独学では、自分の進み具合を振り返る機会が少なく、「どこまでできるようになったのか」が見えにくいという課題があります。「上達しているのか分からない」「この描き方で合っているのだろうか」と不安が続くと、少しずつ迷いが積み重なっていきます

成長の実感が持てない状態が続くと、楽しさよりも不安のほうが大きくなり、結果としてモチベーションが下がりやすくなるのです。

・一緒に学ぶ環境があると継続しやすくなる

一方で、学ぶ環境があると状況は変わります。誰かと同じテーマに取り組んだり、進め方の目安があったりするだけでも、「次も描いてみよう」という気持ちが生まれやすくなります。

小さなステップが示されることで、自分の成長を実感しやすくなり、自然と継続につながります。続ける仕組みがあることは、独学との大きな違いと言えるでしょう。

◼︎独学の壁を越える「オンライン講座」という選択肢

高増祐子「ゼンタングル®︎・Tan tile work の描き方【前半】」
引用元:高増祐子「ゼンタングル®︎・Tan tile work の描き方【前半】」

①独学と講座の決定的な違い

独学は、自分のペースで自由に進められる点が魅力です。しかしその一方で、「何をどの順番で学べばいいのか」「今どの段階にいるのか」が分かりにくいという側面もあります。

オンライン講座との大きな違いは、“学びの道筋が用意されていること”です。必要な考え方や手順が整理されているため、迷う時間が減り、描くことそのものに集中しやすくなります。

②動画で学びながら描ける安心感

ゼンタングルはシンプルに見えて、線の運び方や間の取り方など、細かな感覚が大切になるアートです。動画講座では、講師の手元の動きを見ながら一緒に描き進められるため、「どこから線を引いているのか」「どの順番で模様を広げているのか」といった流れが視覚的に理解できます。

静止画や文章だけでは伝わりにくい“描くリズム”や“間の取り方”も動画なのでつかみやすく、独学では気づきにくいポイントを自然に学べるのが大きな魅力です。

③ゼンタングルを長く楽しむための学び方

ゼンタングルは、続けるほど楽しみ方が広がっていく趣味です。最初に基本を押さえておくことで、自己流への不安が減り、自分らしい表現にも自信が持てるようになります。

オンライン講座は、遠回りせずに上達の実感を得るための近道とも言える存在です。独学で感じていた迷いを減らし、ゼンタングルを“続けられる趣味”へと変えていくきっかけになります。

◼︎オンラインで学べる「ゼンタングルの講座」を紹介

①ゼンタングル®︎・シェーデングレッスン

高増祐子「ゼンタングル®︎・シェーデングレッスン」
引用元:高増祐子「ゼンタングル®︎・シェーデングレッスン」
ゼンタングルの表現に陰影を加える シェーディング(影付け) に特化した講座 です。基本のゼンタングル作品を用意し、鉛筆と擦筆を使って光の方向を意識しながら立体感を出す方法を学びます。

②ゼンタングル®︎で描く お花のブックマーク

ふるはし美鳥「ゼンタングル®︎で描く お花のブックマーク」
引用元:ふるはし美鳥「ゼンタングル®︎で描く お花のブックマーク」
ゼンタングルの技法で「お花のブックマーク」を作る講座です。基本の8ステップに沿った描き方に加え、影の入れ方や仕上げのテクニックも丁寧に解説しており、初心者でも取り組みやすい内容です。

③ゼンタングル・ルネサンスタイルレッスン(タン(皮)色)

高増祐子「ゼンタングル・ルネサンスタイルレッスン(タン(皮)色)」
引用元:高増祐子「ゼンタングル・ルネサンスタイルレッスン(タン(皮)色)」
アンティーク調の「ルネサンススタイル」タイルを使い、白いチャコール鉛筆で陰影やハイライトを加えながら立体感のある作品づくりを学びます。陰影表現や立体感のあるアート表現を楽しみたい人におすすめです。

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