【簡単可愛い】断面の美しさが映える押しフルーツ!作り方やコツ・活用法を紹介
2024/05/07
「押しフルーツってなに?」
「押しフルーツってどうやって作るんだろう?」
「手先は器用じゃないけど、私にもできるかな…」
フルーツを薄くスライスしてプレスした『押し花』ならぬ『押しフルーツ』。
近年注目されている、みずみずしいフルーツの断面が可愛らしい押しフルーツですが「作るのは難しそう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
・押しフルーツの魅力
・押しフルーツの材料や作り方
・作り方のポイントや活用方法
を、詳しく解説します。
記事の後半では「自分1人で作るのは不安…」という方に向けて、押しフルーツのプロから学べるオンライン講座も紹介しています。
ぜひこの記事からお気に入りを見つけて、魅力たっぷりの押しフルーツ作りに挑戦してみてください。
「押しフルーツってどうやって作るんだろう?」
「手先は器用じゃないけど、私にもできるかな…」
フルーツを薄くスライスしてプレスした『押し花』ならぬ『押しフルーツ』。
近年注目されている、みずみずしいフルーツの断面が可愛らしい押しフルーツですが「作るのは難しそう…」と思っている方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、
・押しフルーツの魅力
・押しフルーツの材料や作り方
・作り方のポイントや活用方法
を、詳しく解説します。
記事の後半では「自分1人で作るのは不安…」という方に向けて、押しフルーツのプロから学べるオンライン講座も紹介しています。
ぜひこの記事からお気に入りを見つけて、魅力たっぷりの押しフルーツ作りに挑戦してみてください。
目次
こんなことがわかります
- 押しフルーツの作り方、制作ポイント
- 押しフルーツの活用例
- 本格的に学べる講座
こんな人におすすめ
- 押しフルーツが気になっている方
- 押しフルーツで可愛い作品を作りたい方
- 基礎からしっかり学んでみたい方
押しフルーツとは?
押しフルーツは、スライスした生の果物を、押し花のようにプレスして乾燥させたものです。
フルーツ本来の美しさや繊細なディティールから、手作りアートやインテリアデザインの一部として注目を集めています。
主にフルーツの断面を魅せる押しフルーツは『断面フェチ』の心をわしづかみするユニークで魅力的なアート作品です。
また「押しフルーツは食べられますか?」という質問が多いですが、基本的には食用ではありません。
なぜなら、押しフルーツは、食品加工用とされていない道具を使用して制作するため、衛生・安全の観点から保障ができないのです。中には、薬品や着色料、添加物などを使っているケースもあります。
押しフルーツは、主に装飾目的で使用されるものであり、ドライフルーツのように食べることを目的として作られていないことを理解しておきましょう。
MiKuRu「押しフルーツで作る!アクセサリー雑貨講座(スマホケース・ヘアクリップ編)」
MiKuRu「押しフルーツで作る!アクセサリー雑貨講座(スマホケース・ヘアクリップ編)」
押しフルーツ作りの魅力
「押しフルーツ」は、本物ならではの風合いと美しい色合いが魅力です。
ドライフルーツと同じように時間とともに変化し、アンティークのような雰囲気を楽しむこともできますが、ドライフルーツよりも色のくすみは少なく鮮やかな色を保てます。
また、押しフルーツは、本物の果物や野菜を使用するため、手作りの温かみや独特の質感が楽しめます。
可愛らしいフルーツの断面や、みずみずしく透明感のある色合いから、インテリアやギフトの装飾として近年じわじわと人気が高まっているクラフトです。
可愛らしいフルーツの断面や、みずみずしく透明感のある色合いから、インテリアやギフトの装飾として近年じわじわと人気が高まっているクラフトです。
さらに、傷により販売できないフルーツや、不格好なフルーツを使用している作家さんもいるなど、サスティナブルな側面も、押しフルーツの魅力の1つです。
MiKuRu「押しフルーツで作る!アクセサリー雑貨講座(スマホケース・ヘアクリップ編)」
MiKuRu「押しフルーツで作る!アクセサリー雑貨講座(スマホケース・ヘアクリップ編)」
押しフルーツの作り方
フルーツのリアルな質感が魅力的な押しフルーツ。
必要な道具・材料
押しフルーツの制作に必要な道具は、以下の通りです。
必要な道具
- フルーツナイフ
- ピーラーやスライサー
- キッチンペーパー
- まな板
- 重石
- ピンセット
- 乾燥シート
【フルーツナイフ】
フルーツを薄く、断面を美しくカットするため、切れ味の良いものを用意しましょう。必要であれば、包丁研ぎで研いでおくとよりきれいな仕上がりになります。
【キッチンペーパー】
ガーゼや押し花用和紙でも代用可能です。
【重石】
分厚い本や中身の入ったペットボトルなどでも代用できます。
【乾燥シート】
押し花・押しフルーツの専用シートを使用するのが一般的ですが、新聞紙でも代用可能です。
必要な材料
『押しフルーツ』に入れる装飾は、好きな果物や花です。果物は、水気が少なくてカットしやすいものを選びましょう。
【押しフルーツにできる果物】
- キウイフルーツ
- ストロベリー
- りんご
- オレンジ
- レモン
- ブルーベリー
- メロン
- イチジク
- みかん など
おすすめのフルーツの中でも『熟れた果物』は切りにくく断面の美しさが欠けるため適しません。まだ熟しておらず『固い果物』を使うことで綺麗な仕上がりになります。
作り方
必要な道具や使いたいフルーツがそろったら、さっそく作ってみましょう。
【押しフルーツの作り方】
1.果物を薄くスライスする(厚さは約2〜3mmが目安)
2.スライスした果物や一緒に使いたい花をキッチンペーパーで挟み優しくおさえ、水気をしっかり拭き取る
3.キッチンペーパー or ガーゼ or 押し花和紙に、水気を拭き取った果物を挟む
4.3の上から乾燥シートを挟む
5.重石などの重しをのせて、果物や花を平らに押さえつける
6.半日乾燥させる
7.乾燥シートが湿ったら新しいものに交換して、また重しをのせる
8.果物の水分が抜けるまで6〜7を繰り返す
9.果物の水分が完全に抜けて、優しくシートから取り外したら、押しフルーツの完成!
果物を直に乾燥シートに並べるとはがしにくくなるため、間にキッチンペーパーやガーゼ、新聞紙を挟みましょう。
押しフルーツ作り|4つのポイント
ここでは、きれいな押しフルーツを完成させるための4つのポイントを解説します。
【押しフルーツ作りのポイント】
1.材料は新鮮なものを使おう
2.完全に水分を抜ききることが重要
3.果物の乾燥時間は室温や湿度によって変わる
1.材料は新鮮なものを使おう
フルーツや花は、新鮮なものを使うと鮮やかな色に仕上がります。
また、変色や腐敗の心配も少なくなるため、材料は新鮮なものを制作直前に購入するのがおすすめです。
2.完全に水分を抜ききることが重要
押しフルーツは、果物が腐敗する前にしっかりと水分を抜ききることがポイント。
水分量の少ない果物は1〜2日で完成し、長くても3日以内に乾燥させて仕上げます。
3.果物の乾燥時間は室温や湿度によって変わる
果物の乾燥時間は、部屋の温度や湿度によって異なります。
なぜなら、高温・低湿度のほうが、低温・高湿度に比べて乾燥が早くなる性質があるからです。
乾燥時間は様子を見ながら調整してください。
4.作品を作るときは材料を隙間なく並べよう
作品制作時は、果物や花などの材料を隙間なく並べるように意識しましょう。
材料を密に置いたり材料を重ねたりすることで隙間を無くし、美しく華やかな作品に仕上げることができます。
押しフルーツの活用例
押しフルーツには、インテリアとして飾る以外にもさまざまな活用方法が。
ここでは、5つの活用例を紹介します。
【押しフルーツの活用例】
1.アクセサリー
2.スマホケース
3.ハーバリウム
4.キャンドル
1.アクセサリー
押しフルーツをレジンでコーティングして、ピアスやイヤリング、ネックレス、リングなどのアクセサリーに加工することができます。
好きな果物で、世界に1つだけのオリジナルアクセサリーを作ってみましょう。
2.スマホケース
押しフルーツを使って、自分だけのスマホケースを作ることができます。
レジンを使って、透明なスマホケースの上に押しフルーツを並べ好きなようにデコレーションしていきます。
ラメやパール、金箔などを使うと、より作品の幅が広がるのでおすすめです。
3.ハーバリウム
押しフルーツを使ったハーバリウムは、華やかで個性的な作品に仕上がります。
ハーバリウムは押しフルーツだけではなく、ドライフラワーやプリザーブドフラワーなど、花材との組み合わせを楽しむこともできます。
4.キャンドル
押しフルーツや花材をキャンドルに埋め込むことで、色鮮やかで香りも楽しめるなど、多彩な魅力をもつキャンドル。
夏にはシトラス系のフルーツや夏の草花で明るく爽やかに、冬にはオレンジやシナモンで温かみのある仕上がりなど、季節やテーマに合わせてさまざまなデザインが可能です。
5.額装
押しフルーツを額装して飾ることで、まるでアート作品のようなインテリアになります。
自然の豊かさや季節感が感じられ、ナチュラルで温かみのある空間を演出してくれます。
押しフルーツを基礎から学べるレッスンを紹介
はじめての方でも比較的挑戦しやすい押しフルーツですが、失敗を避け美しく仕上げるためには、正しいポイントとコツをおさえることが大切です。
ここでは、たくさんの作品を制作してきたプロから学べる『押しフルーツのオンライン講座』を紹介します。
押しフルーツの基本手順から、レジンを使った「スマホケース」と「ヘアクリップ」2つの作品完成までの流れを学べるため、初心者さんでも安心です。
水分量の調整にコツが必要な押しフルーツですが、正しい手順と道具を使って簡単にきれいな押しフルーツを作るためのポイントを、1つ1つ丁寧に教えてくれます。
さらに、うっとりするほどツヤツヤな仕上がりにするための技術まで学べるため、過去に失敗経験のある方、もっとレベルアップしたいと考えている方にもおすすめです。
きらきらした透明感が魅力の押しフルーツを作ってみよう
押しフルーツは、好きなフルーツの断面の可愛さを、長く楽しむことができるクラフトです。
乾燥のコツを守り正しい手順で作るだけで、お気に入りのアクセサリーやスマホケース、キャンドルなどさまざまな小物に活用できます。
道具や材料も簡単に手に入るものばかりなので、挑戦しやすいのもポイント。
押しフルーツで、自然の美しさが詰まった素敵なアート作品を作ってみてくださいね。