【初心者でもできる】愛犬が心地よく過ごせる犬服の作り方

2023/12/26
「なかなかうちの子にぴったりサイズの服がない……」そんな風に思ったことはありませんか?それもそのはず。

犬のサイズは個体差が大きく、体のバランスもその子その子によってまちまちなので、フィットする服に出会うのはなかなか難しいのです。

でも、手作りであれば愛犬にぴったりの服を着せてあげることができます。

本記事では、
・犬の服作りに必要な材料
・犬服の作り方
・オススメのデザインや素材
を紹介します。

健康で快適に過ごすための素材選びから、機能性とファッション性を兼ね備えたデザインを学んで、あなたの愛犬が心地よく過ごせる服を作ってあげましょう。

こんなことがわかります

  • 季節に応じた犬服のデザイン
  • 犬の服作りに必要な材料と作り方
  • おすすめ素材やデザインの考え方

こんな方におすすめ

  • 愛犬の服を作ってみたい方
  • 犬服のおすすめ素材・デザインが知りたい方
  • 本格的に犬服を勉強したい方

【季節別】犬服のデザインアイデア

犬のファッションも暑さ・寒さに合わせて変化します。

犬服には、春夏・秋冬といったそれぞれの季節に適した素材やデザインがあり、愛犬の快適さと健康を守る重要な役割が。本章では、季節ごとの犬服のデザインアイデアを紹介します。

fally's「洋裁の基礎から学ぶ「愛犬のためのタンクトップ」講座

春夏の犬服|デザインアイデア

犬は人に比べて暑さを感じやすい生き物です。そのため、春夏は通気性のよい素材や涼しげなデザインの犬服がおすすめ。

散歩の時の直射日光を避けたり、UVカット機能のある服を着ると真夏でもストレスを少なくできるでしょう。
また、通気性がよく気軽に洗える素材が適しています。

  • シンプルなデザインのTシャツやタンクトップ
  • フリルやレースなどの装飾を加えたワンピース
  • 薄手の生地で作ったパーカーやカーディガン

秋冬の犬服|デザインアイデア

秋冬は、犬も寒さを感じやすいので、保温性の高い素材や暖かみのあるデザインの犬服がおすすめです。

雨や雪の日にも散歩にでる場合は、防水性・防風性のある素材を使用すると快適に散歩を楽しむことができるでしょう。また、秋冬はモコモコした生地など分厚い素材の犬服もありますが、犬が快適に動けるように、フィット感と柔軟性のあるデザインを選ぶことが大切です。

  • 裏起毛やフリースなどの素材を使ったセーターやパーカー
  • ボアやファーなどの素材を使ったコートやジャケット
  • 帽子やマフラーなどの小物で、首元や頭を温める

犬の服作り|準備

犬の服作りに必要なものは、基本的な洋裁グッズと同じです。本章では、基本的な材料・道具を紹介します。

【材料・道具】
  • 生地
  • 型紙
  • ミシン
  • チャコペン
  • 定規
  • ハサミ
  • アイロン
生地は、綿やポリエステルなど、通気性のよいものを選択しましょう。型紙は、市販のものをはじめ、インターネットで無料ダウンロードできるものもあります。ミシンがなくても、手縫いで作ることもできます。

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犬の服作り|基本的な作り方

犬の服の基本的な作り方は、以下のとおりです。

1.型紙を用意し、生地を裁断する
2.裁断した生地を型紙に合わせて縫い合わせる
3.縫い合わせた部分をアイロンで押さえる

縫い合わせの方法は、ミシンの場合は「直線縫い」で、手縫いの場合は「返し縫い」で仕上げます。

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季節別|犬服のおすすめ素材

人と同様、犬も季節に応じて服の素材を変えてあげる必要があります。

犬の肌質や皮膚の状態、アレルギーに注意して、愛犬が快適で健康的に過ごせる素材を選んであげましょう。本章では、春夏・秋冬に分けてオススメの素材を紹介します。

春夏

春夏は、コットン・リネン・ポリエステルがおすすめです。

【コットン】
コットンは自然な素材で通気性がよく、柔らかく肌触りがよいのが特徴です。吸湿性に優れているため、暑い日に犬の体からの湿気を吸収し快適に保ってくれます。

【リネン
高い通気性と速乾性を持ち非常に軽量です。暑い気候でも涼しく、犬の体温調節を助けてくれます。夏の暑い日の屋外活動や、海辺や山での散歩に適しています。

【ポリエステル】
ポリエステルは合成繊維で耐久性があり、形崩れしにくく汚れがつきにくいのが特徴です。速乾性に優れているため、雨の日の散歩や水辺での活動に適しています。

秋冬

秋冬の犬服の素材には、ウール・フリース・ボア・ファーがおすすめです。

【ウール】
ウールは天然繊維で耐久性が高く、優れた保温性を持ちます。湿気を吸収しつつも暖かさを保持し、寒い冬の体温調節に役立ってくれます。

【フリース】
フリースは軽量で柔らかく、優れた保温性と速乾性を兼ね備えた合成素材です。肌触りがよいだけではなく、洗濯が容易でメンテナンスがしやすいのも特徴。

【ボア】
ボア素材は非常に柔らかく、高い保温性を提供します。肌触りのよさに加えて見た目も可愛らしく、人気のある素材です。

【ファー】
ファーは、暖かくソフトな触感で見た目も豪華。寒い日の散歩だけではなく、冬の特別なイベントや写真撮影などおしゃれを楽しむ場面での使用に適しています。

犬服のデザインを考える際のポイント3つ

犬服のデザインは、『犬が快適に過ごせること』が重要です。

本章では、犬服のデザインを考える際に考慮してほしいポイントを3つ紹介します。愛犬を観察して、どのデザインが適しているか考えてみてください。

【犬服のデザインを考える際のポイント】
①犬の体型や性格に合ったデザイン
②犬が動きやすいデザイン
③犬が着心地よく過ごせるデザイン

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①犬の体型や性格に合ったデザイン

犬の体型や性格に合わせて服のデザインを考えることはとても重要です。

体型に合わせたデザインは、犬の快適さを保ちストレスを軽減してくれるため、着用する時間が長くなっても心地よく過ごせるでしょう。

小型犬には、軽くて柔らかい素材の服を、大型犬には耐久性のある素材がおすすめです。また、少し大人しいタイプの犬には落ち着いた色味のシンプルなデザインを、活発でやんちゃなタイプの犬には、ビビットカラーなど元気なデザインがよく似合います。

②犬が動きやすいデザイン

動きやすいデザインの服は、犬が自然な動きを妨げられることなく活動を快適に楽しむことができます。

伸縮性のある素材、動きやすいデザイン、また脚や首回りは動きを制限しないことが重要です。
動きやすい服を着ることで、犬はもっと元気よく活発に遊ぶことができストレスなく過ご背ます。

③犬が着心地よく過ごせるデザイン

着心地のよいデザインは、犬が長い時間服を着ていても快適に過ごせます。

肌触りがよく適切な温度調節ができる素材は、犬がリラックスして過ごすのに最適です。
通気性のよい素材・肌に優しい生地・締め付けないフィット感のデザインを選んであげましょう。

犬のための洋服作りが学べるレッスン2講座

愛犬のために服を作ってみたいけど、「裁縫や編み物をしたことがない」「自分1人で完成させる自信がない」という方におすすめしたいのが、犬服作りのプロから学べるオンライン講座です。

初心者さんがつまずきがちな、糸の始末を始めとする洋裁の基本から丁寧に動画で解説してくれます。
わからないところもチャットで質問できる講座なので、「最後まで完成せずにやめちゃった」なんてことも防げます。

本章で紹介するのは、布地で作る犬服講座と、毛糸で作る犬服講座です。

「愛犬のためのタンクトップ」講座

動きやすく着心地の良い『オーダーメイドタンクトップ作り』に挑戦します。

愛犬が心地よく過ごせる服を作るために必要なことは『いかにぴったりサイズに仕上げることができるか』です。

本講座では、採寸のコツから制作のコツをたっぷり教えてもらえます。
市販の犬服にはない、愛犬の体型や好みにぴったり合わせたデザインの犬服を作れるようになります。

カリキュラムは、採寸から型紙選び・生地の裁断・ミシン使用方法まで洋裁の基礎から犬服の仕立てまで幅広くカバー。基礎の基礎、道具の使い方から講座があるので、全くの洋裁初心者さんでも安心の内容です。

「愛犬のためのニット」講座

棒針編みで作る、『ニット犬服』の講座です。
棒針編みの基本からスタートし、愛犬専用のセーターを仕上げていきます。

毛糸の選び方から始まり、基本的な編み方や糸の処理方法まで一歩ずつ丁寧に教えてもらえるので、毛糸を持ったことがない初心者さんでも大丈夫。もちろん、愛犬専用にカスタマイズされた作品のために、体型に応じた採寸方法も学べます。

基本的な編み方をマスターすれば、毛糸の色や種類を変えることでたくさんのアレンジにも挑戦することができるようになります。
「作品を作る楽しさを味わってほしい」という講師の元で学び、愛犬に世界に一つだけの手編みセーターをプレゼントしてみませんか?

愛犬が快適に過ごせる手作り犬服は最高のプレゼント

愛犬のための手作り服は、市販では見つけられないフィット感やデザインが魅力的。

ぴったり合う服を作ることで、愛犬の健康や着心地のよさを提供できるだけでなく、あなたからの愛情をたっぷりと伝えることができるでしょう。
イメージにぴったりの愛らしい服を着せて、大好きな愛犬と素敵な思い出を作ってください。

fally's「洋裁の基礎から学ぶ「愛犬のためのタンクトップ」講座

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