【初心者でも簡単】マクラメクリスマスツリーの作り方〜紐の選び方・基本の結び方〜

2023/09/19
ナチュラルで温かみのある雰囲気が人気のマクラメ編み。

基本の結び方をいくつか覚えれば、サクサク作品が作れるのも魅力的です。

ブレスレットやネックレスなどのアクセサリーから、タペストリー、プラントハンガーなどのインテリアまで、おしゃれに大活躍してくれますよ。

本記事ではマクラメ編みに必要な道具や材料、基本的な編み方を紹介するので、マクラメ初心者さんもマクラメ作品作りの順調なスタートをきる事ができるでしょう。

「細かい結び方はなかなか理解できないかも・・・」という方も大丈夫。

マクラメのクリスマスツリー作りを通して基本的な結び方を丁寧に教えてくれる講座も紹介するので、合わせてご覧ください。

こんなことがわかります

  • マクラメ編みとは
  • マクラメ編みに必要な道具や材料
  • マクラメクリスマスツリーの作り方

こんな方におすすめ

  • マクラメ編みに興味のある方
  • マクラメ編みでクリスマスツリーを作りたい方
  • 本格的にマクラメ編みを学びたい方

マクラメ編みとは?

マクラメ編みは、縄や紐を結んで作る手法で、美しい装飾やアクセサリーを作るための技術です。

この技法は、15世紀ごろに誕生し様々な文化で愛されてきました。

特徴のある独特な結び方を用いて、繊細でおしゃれな模様を生み出します。一般的には綿糸や麻紐が使われますが、厚みや色、質感などを自由に選ぶことができ、紐の種類により作品の印象は大きく変わります。

糸を結ぶことでできる独特の模様や、ビーズなどの小物を編み込みながらデザインを楽しむことができるのもマクラメ編みの魅力の1つ。ブレスレットやネックレスはもちろん、壁掛けや植物の吊るし飾りなどさまざまな作品を作ることができます。

基本的な結び方から始めて、徐々に慣れてきたら難しい模様にも挑戦してみましょう。

マクラメ編みの種類

マクラメ編みの編み方は、ごくシンプルなものから複雑な模様を描くものまでさまざまあり、編み方の種類は無限とも言われています。

今回は数多くあるマクラメ編みの編み方の中から、基本的な編み方を5種類紹介します。

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平結び(平編み)

平結びは、マクラメの中で最も基本的でよく使われる編み方です。
編み込んでいくと「平べったい紐」ができることから、平結びと呼ばれています。

マクラメ編みを始める方は、まず最初に平結びをマスターしましょう。平結びの編み方は、マクラメの基本「平編み」の編み方をご覧ください。

ミサンガやプラントハンガー、コースター、帽子など平結びだけで完成する作品も多いですよ。

macrame salon BLOOM / Chisaki「マクラメで作る、おしゃれなインテリア雑貨講座

ねじり結び

ねじり結びは、螺旋状にねじりながら編む技法です。

平結びとセットで使われることが多く、使用頻度の高い結び方です。右上ねじり結びと左上ねじり結びがあり、ブレスレット作りによく使われます。

タッチング結び

タッチング結びには、以下の3種類の結び方があります。

  • 右タッチング結び
  • 左タッチング結び
  • 左右タッチング結び
基本の編み方は3種類とも同じなので、マスターしておくとさまざまな装飾模様やマクラメ作品のアクセントとして活躍してくれますよ。

七宝結び

七宝結びは、平結びを互い違いに連続して結んでいく技法です。

マクラメ作品作りでよく登場する結び方なので、七宝結びをマスターするとバリエーションの幅が一気に広がります。七宝結びは、タペストリー・プラントハンガー・バッグなどに大変よく使われます。

四つ組み

4本の紐を交互に編み、1本の筒状(紐)にする編み方です。

どこから見ても美しく強度の高い紐になるので、バッグの持ち手などに使われます。
色を混ぜてMIXの紐にしてもおしゃれです。

マクラメ編み|基本の道具と材料

マクラメ編みは、究極、「紐」と「手」があれば制作可能です!

本章では、マクラメ編みをより編みやすく質の高い作品に仕上げるために必要な基本の道具と材料を紹介します。

使用する道具は代用できるものもありますが、専用の道具を使用した方が作りやすく仕上がりも綺麗です。
本格的にマクラメ編みをしたいという方は、マクラメ編み専用のものを用意することをおすすめします。

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マクラメ編み|道具

マクラメ編みで作品制作をする際に使用する道具は、以下の通りです。

必要なものは作品により違うので、作りたいものに合わせて準備してください。

  • マクラメボード
  • マクラメピン
  • 定規やメジャー
  • 手芸用はさみ
  • クリップ
  • ライター(ノズルが長いもの)
  • 接着剤(手芸用のもの)
  • マスキングテープ
  • フリンジ(紐を垂らしたデザイン)を作るためのコーム
  • 目打ち または 針先が丸い革用の針
  • 鉗子(かんし)
  • とじ針
マクラメボードはバインダーで、マクラメピンはまち針で代用もできますが、専用のものを用意した方が、まっすぐ綺麗なマクラメ作品を作ることができます。

鉗子やとじ針は、狭い箇所から紐を通したり、端の処理をしたりする際にあると便利です。

マクラメ編み|材料

マクラメ編みで使用する材料は次の通りです。

【紐】
紐には、形状・太さ・カラーという特徴があるため、1つずつ解説します。
形状には、下記の4つの種類があります。

  • 1本撚り:ナチュラルな雰囲気でフリンジにぴったり
  • 3本撚り:しっかりした紐で、網目がはっきり
  • 組紐タイプ:綺麗目な作品に適しているがフリンジには不向き
  • ワックスコード:繊細でアクセサリー作りにおすすめ
太さに関しては、初心者さんは制作できる作品の幅が広い3mmのマクラメ糸を使用すると良いです。一般的には、作品例によって紐の太さを選択します。

  • 2mm:アクセサリーなどの小物
  • 3mm:アクセサリーからインテリアまで汎用性が高い
  • 5mm:大きめのタペストリーなどインテリア雑貨まで対応
マクラメ作品のカラーは、ベージュやアイボリー、茶色系のナチュラルなイメージが強いですが、意外とカラフルな色が揃っています。

作品の使途や置き場所によって、好みや雰囲気に合うものを選びましょう。

【ビーズなどの装飾品】
  • ウッドビーズ
  • ストーン など
【リングやパーツ】
  • ウッドリング
  • 流木や木製のバー
  • アクセサリーの金具や留め具 など
macrame salon BLOOM / Chisaki「マクラメで作る、おしゃれなインテリア雑貨講座

マクラメの基本「平編み」の編み方

本章では、マクラメの中で最も出現頻度の高い「平編み」の編み方を紹介します。

1.紐を4本準備
2.真ん中の2本をまとめて芯紐、その左サイドの紐を編み紐A、右サイドの紐を編み紐Bとする
3.編み紐Aを持ち、芯紐の上に乗せ、編み紐Bを編み紐Aの上に乗せる
4.編み紐Bを持ち、芯紐の下を通り、編み紐Aの上に乗せる
5.編み紐Aと編み紐Bを少し引っ張り整える
6.編み紐Aを持ち、芯紐の上に乗せ、編み紐Bを編み紐Aの上に乗せる
7.編み紐Bを持ち、編み紐Aと芯紐の下を通り、編み紐Aの上に乗せる
8.編み紐Aと編み紐Bを少し引っ張り整えたら「平編み」の1回目が完成!

平編みはシンプルで編みやすく、全ての編み方の基本になるので確実にマスターしましょう。
マクラメ編みは、編むたびにどんどん上達していくので楽しくなってきますよ。

マクラメクリスマスツリーの作り方が学べるレッスン紹介

小洒落たブレスレットやタペストリー、バッグなどさまざまなものを作ることができるマクラメ編み。

基本的なマクラメ編みで、クリスマスツリーを制作することもできます。シンプルですが存在感のあるクリスマスツリーは、壁掛けなので場所を選びません。身の回りのもので飾り付けをしても、ライトアップをしても可愛いですよ。

クリスマスツリーのタペストリーは、クリスマスの新しい飾り付けとして近年人気があります。

見た目は凝ったデザインに見えますが、シンプルで単調な作りになっているので初心者さんでも取り組みやすくおすすめです。

マクラメ編みでおしゃれな作品を作ろう!

紐だけで気軽に始めることができるマクラメ編み。

少し編んでみて編みにくいなと感じたら、マクラメ専用の道具を揃えてみても良いでしょう。初心者さんでもいくつか基本的な結び方を覚えてしまえば、無限に組み合わせていくつものバリエーションの作品が作れます。

本記事を読んで、「マクラメって難しそう・・・」と思っていた方も、「意外と自分にもできそう」と思ってもらえたら幸いです。

部屋のインテリアにマクラメを少し取り入れるだけでも雰囲気がガラッと変わるので、厳選した紐を使って自分好みのお気に入りの空間を作りましょう。

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