お月見と万葉の草花 2022.9.6
月齢10.0
月の出 15:33
月の入り —
今日の草花 『稲』
「稲つけば
かかる我が手を 今夜も
か殿の若子が取りて嘆かむ」
第ニ 114 東歌
“稲をついて 荒れた私の手を取って
今夜も また お屋敷の若様が
嘆くことであろうよ”
万葉の時代には
食事の度に杵と臼を使って
籾摺り、精米をしていたとのこと。
かなりの重労働だったことでしょう。
この歌は、
労働の時に歌う労働歌とされています。
「いつか王子様が…. 万葉集版」
のようです。
水田にはたわわに稲の穂も実り
今年も収穫の季節。
美味しいお米を
毎日頂けるのは
当たり前ではないのですね。
感謝です。
今日は、台風の影響で風も強く
暑い一日でした。
今は、穏やかになりましたが
お月様は見えません。
これからは、一晩中お月様は
空に居るので、気長に待ちましょう。
それでは、また、明日。