「お月見と草花」 7日目
月齢 6.4
月の出 12:10
南中 17:07
月の入 21:59
こんばんは。
お月様は
今、霧のような雲の中にいるようで
ぼんやりと、丸い光が見えています。
今日は、半日、里山へ草花採集に行って来まして
夕方、仕分けして乾かす作業が
大体終わって、空を見上げると
白いお月様が、ほぼ真南に!
こうして毎日、お月様を観察するのは
実は、初めてなのですが
お月様って、
意外に毎日どんどん大きくなるし
同じ時刻では
ぐんぐん東へ移動して行くものですね。
大きくなりながら
東、東へと
そして
満月の日には
東から
堂々と登って来るのですね。
さて、
今日の草花は
秋の七草の一つ
「藤袴」(フジバカマ)です
1日目には
西洋フジバカマをご紹介しましたが
秋の七草に数えられる
古来から日本の草原でみられるのは
こちらです。
野生の藤袴も、本当に貴重になっていて
私は野原では出会ったことがありません。
お花屋さんには
よくありますし、
畑で栽培しているのも見るのですが
やはり、
こちらも草原が減少している事が
影響しているのだと思います。
昔は、牛や馬を飼う家も多かったので
冬の餌の為に草を刈り、
燃料として
焚き木も拾いに
里山へ人々が入って
草原で育つ草花も、
今よりもっと多かったことでしょう。
草原の植物の命を繋いで来た
人の営みは
だいぶ変わってしまいましたが
でも、何か社会の潮流としては
また、変化の兆しも見えるように思います。
藤袴も
乾かしてみたら
それはそれは
小さな可愛らしい姿に乾きましたので
大事に作品に入れて行きたいと思います。
今日もお疲れさまでした。
それでは、また、明日