【知ってる?】近年人気キッチン菜園・再生栽培とは|できる野菜12選と魅力や注意点を大公開!

2023/05/11

『再生栽培』は、『リボベジ=リボーンベジタブル』とも呼ばれる、本来捨ててしまう野菜の切れ端や根っこを使う栽培方法です。

省スペースで費用や準備も少なく始められるエコな趣味として、近年人気を集めています。

本記事では、
「再生栽培、やってみたいけど簡単にできるの?」
「どんな野菜が育てやすいんだろう?」
「コツやデメリットも知りたい!」
という疑問にしっかりお答えしています。

おしゃれなインテリアにもなる再生栽培で、おいしくサスティナブルな生活を始めてみませんか?

▼こんなことがわかります

・再生栽培とは?再生栽培の種類
・作れる野菜の種類
・再生栽培のメリットや注意点

▼こんな方におすすめ

・再生栽培の正しい知識について知りたい方
・再生栽培できる野菜の種類を知りたい方
・1度挫折したけど、改めて再生栽培を学びたいと思っている方

再生栽培(リボべジ)は?

『再生栽培』とは、ニンジンのヘタやネギの根など、本来捨ててしまうことの多い野菜の1部をもう1度育てて、野菜として収穫する栽培方法です。

再生栽培と同じ意味をもつ『リボベジ=リボーンベジタブル』を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
 
育てる達成感や、収穫する楽しさ、食べるおいしさを味わえるとあって、主婦の方を中心に大変人気がある趣味の1つです。

FANTIST公式 はじめてのキッチン菜園(リボベジ)入門コース by大橋明子

再生栽培に種類はあるの?

再生栽培には、『水耕栽培(水栽培)』と『土耕栽培(土植え栽培)』があります。

初心者さんには土の準備もいらずキッチンでもできる『水耕栽培』がおすすめですよ。

本記事では手軽に始めやすい水耕栽培をメインにお伝えしていきます。

再生栽培に必要な道具

再生栽培は、道具や準備が少ないのが特徴です。
 
再生栽培(水耕栽培)に必要な道具は、
・容器
・野菜の切れ端やヘタ、芯
・水
・スポンジ(ネギなど長くて補助が必要な野菜に便利)
です。
 
容器はおしゃれな容器を揃えるのもいいですが、お試しで始める分には食品トレーやプリンカップなど家庭にある身近なものを利用するのもおすすめ!
 
豆腐の容器でも、野菜の切れ端が入ってちょこんと並んでいるととってもかわいいですよ。

再生栽培は家にあるもので試すことができるので、向いているか向いていないかをお金もかからず確認できるのは嬉しいポイントですね。

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再生栽培の魅力・メリット

再生栽培の魅力は、手軽さやおいしさ、エコなど盛りだくさん!
 
1つずつ紹介していきます。

初心者でも気軽にトライできる

再生栽培は水だけで育てられるため、水が溜められる容器があれば今日からでも始められます!

お庭やプランターが無くても、キッチンで手軽に挑戦できますよ。

グラスやマグカップ・皿やタッパーなどを使って気軽に始めてみましょう。
 
失敗しても元々捨てるはずだった部分を利用しているため、何度でも再挑戦しやすいのが魅力的。

汚れが少ない

再生栽培は、基本的に水耕栽培です。

そのため、室内で行っても床や棚が土で汚れることはありません。
 
汚れを気にせず窓辺やカウンターに置いておきましょう。

食費が削減できる

捨てるはずだった野菜の切れ端やヘタ、根を使って、成長した葉や茎が食べられるため、食費の削減にもひと役買ってくれますよ!

ゴミの削減、SDGs・エコ活動に繋がる

再生栽培は、エコな上にゴミの削減にも役立ちます。

また、野菜の1箇所が古くなり、そのまま食べるのが難しくなった野菜を、再生栽培でもう1度育てて収穫するのもおすすめです。
 
また、容器はプリンやゼリーのカップ、豆腐の容器などを使うことができるので、プラスチックの再利用にもつながります。

栄養が多い部分を食べられる / 料理に彩りを添えられる

ニンジンや大根の葉は、根(オレンジ色や白色の可食部分)よりも栄養が豊富!

再生野菜は葉を食べることが多く、栄養価が抜群なので成長期のお子さんにもぴったりですよ。

野菜を育てる楽しみがある

1日に少しずつ成長する再生野菜。

再生栽培はキッチンなど身近な場所で育てることが多いので、愛着も湧きやすく育てる楽しみはひとしおです。

おしゃれなインテリアにすることも

容器にこだわることで、おしゃれなインテリアにも。

少しずつ成長する野菜に、自然を身近に感じたり癒されたりしながら楽しみましょう。

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再生栽培しやすい野菜12選!育て方を徹底解説

再生栽培に向いている野菜、12選を紹介します。
 
難易度順に紹介するので、参考にしてみてください!

ニンジン|難易度★☆☆

ニンジンの葉は栄養たっぷり!手軽な葉物野菜として料理で大活躍。

使用部位:ヘタ部分を2-3cmの厚みで切る(少し厚めに)

育て方:水は切り口が浸かる程度

食べるところ:葉

大根|難易度★☆☆

大根の葉で栄養たっぷりな炒め物やふりかけに。

使用部位:ヘタ部分を2-3cmの厚みできる(少し厚めに切るように意識する)

育て方:水は切り口が浸かる程度

食べるところ:葉

豆苗|難易度★☆☆

再生栽培と言えば『豆苗』を連想する方も多いのでは。

豆苗は簡単なので初心者さんにもおすすめ!

使用部位:豆から5cm程度上部分でカット。

※豆の上にある脇芽は摘まないように注意!

脇芽があることで成長が早くなります。

育て方:水量は根が浸かる程度。豆まで浸かると腐りやすいので注意!特に夏場は傷みやすいため、できれば水の交換は1日に2回。10日前後で収穫可能で、上手に育てることができれば2回再生できる。

食べるところ:芽

キャベツ|難易度★★☆

再生栽培で花芽が出て花が咲き出したら、プランターに移し換えても。

立派な大きいキャベツを育てることが可能。

使用部位:芯

育て方:葉を残した方を上に、水量は芯の1/4程度。容器の水は毎日替えて、芯にぬめりがついたらよく洗う。

食べるところ:葉

レタス|難易度★★☆

レタスは伸びるペースが早く、ぐんぐん伸びる葉の収穫を楽しめる野菜。

使用部位:結球レタスは茎。リーフレタスは株元から10cm程度上でカットした部分。

育て方:水量は、結球レタスの場合5mm〜1cm程度。リーフレタスは根元2cm程度。

食べるところ:葉

ブロッコリー|難易度★★☆

栄養価の高いブロッコリー。

水耕栽培で茎から根が出てから土耕栽培に切り替えると、小さなブロッコリーがたくさん収穫できる。

使用部位:茎(房は切り落として)

育て方:水量は切り口が浸かる程度。脇芽が出たら小さくても花蕾を収穫。水耕栽培では大きく育たないので、放置しても枯れてしまうため注意。

食べるところ:花蕾

ちんげん菜|難易度★★☆

使用部位:根元3cm程

育て方:根元を水に挿す。高さのある容器がおすすめ。2週間程で葉の部分は食べれるほどに成長。花芽に養分を取られるため、花芽が出る前に食べるのがポイント。

食べるところ:ちんげん菜の葉

小松菜|難易度★★☆

炒め物やお浸しなど、料理に使いやすく栄養満点な小松菜!

水耕栽培である程度大きくなってからプランターに植え替えると、さらに大きく立派な小松菜に。

使用部位:根元3cm程

育て方:根元を水に挿す。高さのある容器がおすすめ。約2週間で収穫できるほど成長する。葉がなくなるまで何度でも収穫可能!

食べるところ:葉

三つ葉|難易度★★☆

味噌汁に少しあると風味がグンと引き立つ三つ葉。

購入した三つ葉についているスポンジをそのまま利用しましょう。

使用部位:購入した時に付いているスポンジの上4cm程度のところで、新芽をよけて切る

育て方:スポンジの半分程度が浸かるほどの水に入れる

食べるところ:茎・葉

ネギ|難易度★★☆

メインの野菜に、薬味にと少しあると助かるネギ。

根っこを捨てるのはもったいない!

使用部位:根元5cm程

育て方:根元を水に浸ける。縦長に成長するので、細長い容器を使用したり、水を含ませたスポンジで固定したりすると、倒れにくく育てやすい。伸びた部分を食べたり、土に植え替えて立派に大きく育てることも可能。

食べるところ:葉(伸びた部分)

玉ねぎ|難易度★★★

玉ねぎの芽は、青々としていて料理の彩りにぴったり。

クセも少なく食べやすい!

使用部位:芯(芯の部分を四角形に切り取るイメージ) or 丸ごと

育て方:根の部分を水に浸ける。球部分も水に浸かると腐敗しやすいため注意!

食べるところ:芽(5〜10cm育ったら食べ頃)

ニンニク|難易度★★★

料理のアクセントに少しあると便利なニンニクは食べれる部分が多いのも魅力的。

ニンニクの1片を利用して再生栽培できる。

使用部位:ニンニクの実

育て方:皮を剥き、尖っている方を上にしてお尻が少し浸かる程度水に挿す

食べるところ:芽(5〜10cm育ったら食べ頃)、根、残った実

おしゃれに再生栽培するには?

再生栽培のグリーンは、インテリアとしても癒しとしても楽しめます。

おしゃれに再生栽培をするポイントをお伝えします。

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再生栽培に使う容器を工夫する

容器をお気に入りのものに変えるだけで、おしゃれ度が一気にアップ!

再生栽培におすすめの容器は以下をご覧ください。

・陶器
・ガラス
・ココット容器
・マグカップ
・ワイングラス
・ホーロー
・ブリキ
などキッチンに馴染みやすい容器が◎。
 
容器の色で迷った時には、何にでも合いやすい爽やかな白がおすすめです!

容器やインテリアの統一感を意識する

何個も再生栽培をする場合は、容器を同じものにしたり同じ系統のものにすると統一感がでます。

さらにインテリアと容器の雰囲気を揃えると馴染みやすいでしょう。

容器以外の小物でおしゃれ感をプラスする

再生栽培をおしゃれにするポイントは、容器だけではありません。

容器を置いたり入れたりする小物も意識してみましょう。

木製のトレーや園芸用のスタンド、ワイヤーバスケットなどを利用すると、一気に雰囲気がよくなりますよ。

失敗を減らせる!再生栽培のコツ

再生栽培のコツやポイントは、簡単です。

しかし、それらを押さえないと収穫難易度が一気に高くなってしまいます!

せっかく手をかけて育てても、実を結ばないと悲しいですよね。

反対にコツとポイントを始めにしっかり押さえてしまえば成功する確率がぐっと上がりますよ。
 
成功への近道、『再生栽培のコツ』を紹介するので、始める前にしっかりチェックしておきましょう。

置き場所に注意!

再生栽培は植物なので光が必要ですが、直射日光は避けてください。

特に夏は暑くなりすぎないところに置くようにしましょう。

再生栽培は、1〜2回が限界!

野菜の種類によりますが、一定回数収穫するとそれ以上は再生栽培できません。

切れ端や芽が持っている成長点や栄養分がなくなったら成長することは難しく、何度も再生を繰り返すと生育が鈍くなります。

成長が遅くなったように感じたら限界値に達していると考えていいでしょう。

水の交換・量に注意!

再生栽培(特に水耕栽培)において、水やり方法や交換頻度・水量は最重要項目。

カビや雑菌が繁殖しやすいため、1日に1回は水を交換しましょう。

真夏は1日2回交換すると安心です。
 
水交換の際に、容器や野菜のぬめりを一緒に掃除しましょう。

異臭がしたら処分する勇気も大切です。
 
野菜の切れ端が水に浸かりすぎると、腐敗する可能性も。

野菜が枯渇しない程度に、水は少なめを意識しましょう。
 
ニンジンなどの根菜類は切り口が浸かる程度、ネギなどの葉物類は根っこが水に浸かっていればOKです。

切れ端は少し厚めに!

使用する野菜の切れ端が薄すぎると、栄養分が少ない・成長点がないなどの理由でうまく育ちにくく、失敗の原因になります。

再生栽培に使用する野菜の切れ端は少し厚めに切りましょう。

失敗しても、何度でも再チャレンジができるのが再生栽培のいいところ!

失敗も成功の糧にしてどんどんトライいきましょう。

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再生栽培|おすすめの学び方

再生栽培は簡単に始めることができますが、挑戦してみてわかる奥深さがあります。
 
最近は書籍も多く出版され、本で学ぶこともできます。

しかし、生き物を育てる再生栽培は、育てているうちに疑問や質問が出てくる方も多いでしょう。
 
プロの講師の先生に相談して不安を解消しながら進めたい方には、いつでもメッセージで質問や添削ができるオンラインでの学習がおすすめです!
 
FANTIST はじめてのキッチン菜園(リボベジ)入門コース
 
FANTISTのはじめての再生栽培(リボベジ)入門コースでは、基本的な水耕栽培(水栽培)から土耕栽培(土植え栽培)まで学べて、準備が必要な土耕栽培に必要な『道具・材料』がセットになっています。

自宅にいながら始める準備まで整うので、とても始めやすいコースですよ。

おしゃれに美味しく、再生栽培を楽しもう!

お部屋にグリーンの彩りを添えてくれる「インテリア」として、お子様がいる方は「食育」として、年配の方が手軽に楽しめる「ガーデニング」として、楽しめる用途が盛りだくさんの再生栽培。
 
自然の生命力を身近に感じさせてくれる再生栽培は、慌ただしい日々の生活に癒しと潤いを与えてくれますよ。
 
魅力たっぷりの再生栽培を楽しんでくださいね。